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Je pense, donc je suis.

Je pense, donc je suis.(我思う、故に我あり。)  というか、ただの日記です。

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バレエの神様&王子様

さて、本日より上京いたしております。2月末に大野個展で上京して以来だから、2ヶ月半ぶりの東京。今回は、アラシゴトではなくて、バレエです。パリ・オペラ座の「ル・パルク」を見に行ってきました。

「ル・パルク」はモーツァルトの音楽を使ってアンジュラン・プレルジョカージュが振付けた男女の恋愛の機微を描いたとてもコケティッシュでステキなバレエ作品。まさにパリオペ!といった世界の作品で、私は大好き。しかも、それをマニュエル・ルグリとニコラ・ル・リッシュが踊ってくれるのだ。今日は、マチネでニコラ・ル・リッシュ、ソワレでマニュエル・ルグリという贅沢な鑑賞をしてきた。パリに行っても、ニコラとルグリ、両方の出演日にうまく当たる可能性はなかなかないので、東京で1日で見れちゃうなんて、幸せすぎる。チケット代、1公演S席25000円が2公演分。飛行機代も今回はマイレージ使わずなので自腹。宿泊費は友人宅なので少し節約できてますが、それでも交通費とチケット代だけで7万円を超える出費だったのだけれど、そんなことを全く後悔させないだけの素晴らしい舞台で、ほんとうに、この舞台を生で見れたという幸せをかみ締め、改めて、オペラ座のバレエが大好きな自分を確認してしまった。

このブログでも過去にさんざん語っているが、私が全世界中、いや古今東西というべきか、最も好きなバレエダンサーはマニュル・ルグリ。舞台で踊る、いや、踊らなくても、舞台に立ったその佇まい、所作、すべてが、私にとっては「バレエの神様」。とにかく、まず、ただ、ひたすら美しい。顔形ではなく、全身の仕草や角度、ひとつひとつが、もうそれ以上はありえないぐらいのバランスで美しいのだ。今回見た「ル・パルク」も、ルグリの回にいたっては、舞台にルグリが登場した瞬間、あまりの美しさと神々しさに、もう電撃に打たれたみたいに涙腺が決壊してしまって、涙が止まらず。その美しさの波動みたいなものが、2階席や、3階席にいても、全身を包み込んでくる。その凄まじいオーラを目の当たりにすると、同じ時代に生きて、このルグリの踊りを生で見れる、その幸せがありがたくて嬉しくて、ルグリが動くたびに涙が止まらなくなってしまった。終演後、同じ公演を見ていた、お友達やそのまたお友達の方々に、そんな話をしたら、なんと、他にもルグリが出てきた瞬間に涙が止まらなくなったという方が数名。あの会場全体に広まったオーラや表現力に心が震えたのがやはり私だけじゃないということに、あらためてルグリの凄さを実感した。これ、まだ名古屋公演が来週あります。本気で、薦めます。日帰りでも名古屋まで行く価値があります。ルグリがオペラ座の団員を率いて踊るのは、日本ではこれが最後。もし、迷っておられる方がいるのなら、絶対後悔しないから、迷わずチケットを買ってバレエの神様を拝むべき。このパリオペの名古屋公演って、嵐の名古屋公演の前日なんだよね。前乗りして、バレエ見ることにすればよかった・・・・。

ルグリも素晴らしかったのだけれど、もう一人忘れてはならないのがマチネのニコラ・ル・リッシュ。以前から、ニコラは、もともと好きなダンサーではあったのですが、12月に実際に会って、少しだけお話をしてもらってからというもの、もう、私には王子様。ダンサーとしての踊りの好みでいうなら、私はルグリの踊りのほうが好きなんだけれど、ニコラの踊りにも抗えない魅力がある。なぜなら、ニコラの踊りは、相葉君にソックリだと感じるから。(笑) ニコラの踊りは、私にとっては相葉君そのもの。ニコラの踊りから伝わってくる感情表現というのは、痛々しいぐらいに真直ぐで、素直で、パワフルで、そして、ものすごく優しい。そして、少し危なっかしい。(笑)人柄的にも相葉君にかぶる。ニコラは相葉君ほど天真爛漫でもバカでもないし、もっと引き出しが多い人だけれど、愛情を一杯うけて育ったような穏やかな空気だとか、人に優しい独特の空気だとか、母性本能を妙にくすぐる雰囲気だとか、競争社会に身をおいているにもかかわらず、妙にガツガツしてない空気だとか、あれだけパワフルなのに案外シャイなところとか。ずっと「ニコラは相葉君っぽい」と一人で思い続けていたのだけれど、今回「ル・パルク」を見て、さらに確信し、今回、渋谷のオーチャードホールに大集結していたバレエ友達でもあり嵐友達でもある方々に、終演後に大ブーイング覚悟で、「ニコラって相葉君みたいで、愛おしくてたまらなくなっちゃった。」と、そう思う理由も含めて口に出してみたところ、みんなが「ああ、わかる!」と言ってくれた。(嬉) そんなニコラのパフォーマンスがツボにハマらないわけはないので、もちろんニコラの踊りにも感動し、その後に、前述のさらに大感動したルグリの踊りを見ていたら、ルグリの踊りは大野君と重なって見えてきた。(笑)とくに「アマツカゼ」大千秋楽時の大野君と重なった。ルグリ=大野説は、やたらとNちゃんが主張してくるので、じわじわと意識してはいたのだけれど、今回の「ル・パルク」のルグリの踊りのキレの良さや、さりげないテクニックを目の当たりにして、私自身も改めて納得。あれほど完成度の高い美しい踊りでありながら、テクニックや才能を全くひけらかさず、自己主張をしない。軸のブレない上半身の美しさや、暖かさとクールさの両方同時に持ち合わせるルグリの踊りは、舞台で本気で踊っているときの大野君と重なる。これも、相葉=ル・リッシュ説同様にオーチャードホールに大集結していたバレエ友達でもあり嵐友達でもある方々と「そうだ!そうだ!1幕のパ・ド・ドゥのルグリの腕は、大ちゃんの今回のソロの腕に通じる!」などと盛り上がり、なんだか、バレエと嵐を一緒の目線で熱く語って盛り上がって帰ってきた。バレエと嵐なんていう別ジャンルの物を一緒の目線で熱く語って盛り上がれるお友達って関西には皆無だったのに、東京に来たらこんなにたくさんいたんですね。さすが大都会東京。(笑) 初対面の方もいらっしゃったのに、なんだか、めちゃくちゃ楽しかったです。東京でお会いした皆様、楽しい時間をありがとう。そして、ちょっと近々「ダンサーにたとえると」編を5人分、完成させてやろうとたくらんでおります。(笑)

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