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Je pense, donc je suis.

Je pense, donc je suis.(我思う、故に我あり。)  というか、ただの日記です。

2008年05月 | ARCHIVE-SELECT | 2008年07月

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バレエ(振付家の振付作品)に例えると

建築家に例えると」「指揮者に例えると」に続きまして、「バレエ(振付家の振付作品)に例えると」をやってみようかと。

これまた大野ヲタのNちゃんとのトークで繰り広げられたネタで、バレエ友達のYちゃんもちょっとだけ監修。(笑) 実はこれ、考えれば考えるほど、いろんな答えが出てくるのでファイナルアンサーに辿り着けず、記事にするのを迷っていたのですが、書けば他にナイスアイディアをくれる方もいるかもしれないし、ということで、とりあえず私の第一印象重視で選んでみました。尚、このトークの際、大野ヲタのNちゃんと相葉ヲタの私でジョン・ノイマイヤーの奪い合いとなりまして、二人揃って自分のイチオシ君を「ノイマイヤー!」理由は、私もNちゃんも二人揃って「大好きだから!美しいから!」という完全なる盲目ヲタ目線で説得力皆無な理由でしか語れず、話し合ったところで平行線状態なので、あえてノイマイヤーは除いております。(笑)

まずは、Nちゃんと私と両方の意見がバッチリと合った櫻井君から。これはNちゃんも私も同意見で、櫻井君は、マリウス・プティパ。プティパといえば、クラッシックバレエの原点。みんな誰でも知っている基本の基本。ベーシックで、オーソドックスで、良くも悪くも無難ではありますが、踊る人によっては、これ以上の振り付けはない究極の振り付けともいえるし、逆にごまかしがきかないぶん下手な人が踊ると退屈極まりなくもなる。私の場合、プティパの振り付け作品は、ホっとするというか安心する存在。そのあたりも含め櫻井的だと思うわけです。と、ここまで書いておきながら、櫻井さんってロシアバレエってというよりも英国バレエだななんて考えていたら、ふとフレデリック・アシュトンもありだなーと思い始めてきた。。「マルグリッドとアルマン」みたいな正統派演目もありつつの、「リーズの結婚(ラ・フィーユ・マル・ガルデ)」とか「シンデレラ」、「真夏の夜の夢」あたりのユーモアに富んだアシュトンのコミカルバレエの路線は2007年夏以降の櫻井さん的にも思える。(笑)アシュトンもありだな。迷うところ。

ちなみに、代表的なプティパ作品はこちら。

TCHAIKOVSKY: SWAN LAKETCHAIKOVSKY: SWAN LAKE
マリインスキー劇場バレエ団 ゲルギエフ(ワレリー) チャイコフスキー


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ジゼル 全2幕ジゼル 全2幕
キーロフ・バレエ


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アシュトンの代表作。

マルグリットとアルマン(椿姫)マルグリットとアルマン(椿姫)
シルヴィ・ギエム ニコラ・ル・リッシュ アンソニー・ダウエル


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フレデリック・アシュトンのラ・フィーユ・マル・ガルデフレデリック・アシュトンのラ・フィーユ・マル・ガルデ
ランチベリー(ジョン) ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団


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松本さんは、これまたNちゃんと意見がバチっと合ったんですが、モーリス・ベジャール。ベジャールといえば、バレエの常識を打ち破った強烈な個性とエロティシズム。その一つ一つの作品のもつ強烈なインパクトと、世間一般への知名度、そして、ベジャール作品には必ず深い「愛」があふれているところが、ライブの挨拶で常に「愛」を口にする松本さん的。あとベジャール作品の持つ「性」のアピールの仕方、いやらしくないけれど強烈なエロティシズムみたいなものも松本さんの独特の色気と重なる。松潤はベジャール以外、ありえない!(断言)

ベジャールの代表作映像。

ベスト・オブ・モーリス・ベジャール -愛、それはダンス-ベスト・オブ・モーリス・ベジャール -愛、それはダンス-
モーリス・ベジャール


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ペジャール「くるみ割り人形」ペジャール「くるみ割り人形」
ロマン(ジル) 小林十市 ペジャール・バレエ団


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相葉君は、私としてはジョン・ノイマイヤーと言いたかったのだけれど、それはあまりにも盲目あいばかの戯言っぽいので自粛するとして、冷静に客観的な目で見るとローラン・プティかなと。 プティ作品のちょっとオシャレで個性的でキュートでコケティッシュな空気、それでいて描くテーマは人間の影や悲劇。明るさの中に潜む影、暗いテーマの中に輝く明るさや華。作品自体のわかりやすさも含め相葉君っぽい。考えれば考えるほど、ノイマイヤーよりもプティっぽいな。(苦笑) Nちゃんはジョン・クランコ説を提示してくださっておりましたが、私がプティ説を主張したところ、すんなり相葉プティ説には同意してくれました。ちなみに、私は、プティ作品が大好き。クランコも好きですが、やはりプティのほうが相葉君のイメージにシックリくる。冷静&客観的に考えれば考えるほど、プティじゃない?プティ作品は、ニコラ・ル・リッシュ(←私の中で相葉的ダンサー)が踊っている映像が多いし、そのへんもリンクして相葉ちっく。

プティの代表作いろいろ。どれもこれも超大好き!

パリ・オペラ座バレエ「ノートルダム・ド・パリ」(全2幕)パリ・オペラ座バレエ「ノートルダム・ド・パリ」(全2幕)
イザベル・ゲラン ニコラ・ル・リッシュ ローラン・イレール


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パリ・オペラ座バレエ団 「クラヴィーゴ」全幕パリ・オペラ座バレエ団 「クラヴィーゴ」全幕
ニコラ・ル・リッシュ クレールマリ・オスタ パリ・オペラ座バレエ団


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パリ・オペラ座バレエ 「カルメン」/「若者と死」パリ・オペラ座バレエ 「カルメン」/「若者と死」
ニコラ・ル・リッシュ クレールマリ・オスタ マリ=アニエス・ジロ


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「こうもり」(全幕)「こうもり」(全幕)
J.シュトラウス


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Nちゃんと意見が分かれたのは、大野君。大野君は、私にとってはジョージ・バランシン。大野至上主義&バランシンにあまり魅力を感じないNちゃん的には大きく異議ありのようですが、(ちなみに、Nちゃんは断固として大野=ジョン・ノイマイヤーだそうです。(笑)) 私がバランシンを大野君に選ぶ理由は、やはりシンプルさと透明感。無駄のなさ、飾りのなさ、“考えるな!感じろ!”的な、理屈じゃなくてリズムを聞け!みたいなところが、カウントで踊るのではなく音とリズムで踊る大野君的だと思うのだ。結局のところ、私が抱く大野君のイメージは「透明」&「クール(冷静)」なんだよね。だから「指揮者に例えると」でカラヤン、「建築家に例えると」でコルビジェなわけで、それらに共通の研ぎ澄まされた透明感と感情を抑えた冷たさや冷静さみたいなものは、バレエで言うならバランシンかなと・・・。「物語はいらない。男がいて、女がいる。そこには自然に物語が発生する」というバランシンの感情を必要としない踊りの主義と、大野君のクールさが重なる。ちなみに、私は、バランシン作品は苦手なわけではないのだけれど、眠くなる率が高いです。ものすごく美しいから、感動するのは感動するんですけど、感情を乗せてこない踊りなので頭や心を使わずに目だけで感じて鑑賞するせいか、長時間になると眠くなるという・・・。(苦笑)その眠たい空気も別の意味で大野ちっくとも言えなくもない気が・・・。(苦笑)

バランシンの代表作いろいろ

パリ・オペラ座バレエ ジュエルズ(ジョージ・バランシン振付)パリ・オペラ座バレエ ジュエルズ(ジョージ・バランシン振付)
クレールマリ・オスタ ジャン=ギョーム・バール アニエス・ルテステュ


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BalanchineBalanchine


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Nちゃんが、断固として譲らないノイマイヤー作品はこちら。

パリ・オペラ座バレエ「シルヴィア」(全2幕)パリ・オペラ座バレエ「シルヴィア」(全2幕)
ドリーブ


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二宮君は、難しい。Nちゃんは、ひとくせもふたくせもあり、でも素晴らしい!という理由からイリ・キリアンを御指名。確かにキリアンの「ひとくせもふたくせもあり」な部分は二宮君っぽくて納得なんだけれど、どうもコンテンポラリーダンスというジャンルが、二宮君のイメージじゃないので(←失礼すぎ?)、クラッシック系なイメージで探したい。となると、演じ手としての二宮君のイメージから、雄弁なバレエという点で、ケネス・マクミランかなぁ・・・と思ったり。でもマクミランだと感情表現が捻くれてないのよね。まあ俳優:二宮限定のイメージだと思ってください。俳優ニノミヤは、ものすごく素直ですから。あの繊細さや見る側を自然とその世界へ引きずり込む雄弁で細やかな感情表現って、マクミランっぽくない?ちなみに、私はマクミランも大好きです。

マクミランの代表作いろいろ

ケネス・マクミランのロミオとジュリエットケネス・マクミランのロミオとジュリエット
英国ロイヤル・バレエ


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ミラノ・スカラ座バレエ団「ロミオとジュリエット」(マクミラン版)全幕ミラノ・スカラ座バレエ団「ロミオとジュリエット」(マクミラン版)全幕
コレーラ(アンヘル) フェリ(アレッサンドラ) プロコフィエフ


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マノンマノン
英国ロイヤル・バレエ ローレンス(アシュリー) ケネス・マクミラン


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今回もまた、わかる人にしかわからぬマニアックなエントリーですが、バレエに全く興味のなかった嵐ヲタの方が、これを機にバレエや振付家に興味を持ってくれたら嬉しいんだけれど・・・。ちなみに私が大野的と言ったジョージ・バランシン振付の「ジュエルズ」(パリ・オペラ座バレエによる)は、6月22日(日) 08:00 ~ 09:40 NHKハイビジョンでテレビ放映されます。(内容&キャスト等の詳細はバレエブログに記載しています) バランシンを見たことがない方、無料で見れるチャンスです。 私がバランシンを大野的という理由を感じてみて!

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