Je pense, donc je suis.

Je pense, donc je suis.(我思う、故に我あり。)  というか、ただの日記です。

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韓国ドラマ「シカゴタイプライター」

最近、私と母の間でユ・アインブームが起こっています。(笑)やはり演技の上手い人、とりわけ作品によってキャラクターをガラリと変えてくる人の出演作品は見ていて飽きないのだ。というわけで、ユ・アインの最新出演ドラマ「シカゴタイプライター」を見ました。




これ、ユ・アインウォッチャーとしては演技面でもストーリー面でもビジュアル面でも超楽しめた大満足の作品でした。(笑)

タイトルの「シカゴタイプライター」ってのは、物語のキーになっている文字通りのシカゴから届いたタイプライターという意味のほかに、アメリカ合衆国で開発された短機関銃「トンプソン・サブマシンガン(Thompson submachine gun)」の通称でもあるのだそう。このトムソン銃は銃声がタイプライターのタイプ音に似ていることから「シカゴタイプライター」と呼ばれているのだとか。この機関銃も物語のキーになってきます。

物語は、前世と現世が交錯するファンタジーのような時代劇のようなミステリーのようなラブストーリー?前世の舞台が大日本帝国占領下の朝鮮なので、なんとなく暗くて重い悲劇なのかとおもいきや、コメディ要素もあり、ファンタジー要素もあり、ラブストーリー要素も強くあり、それでいてミステリー要素もあり、全部の要素が私の好みの配合で融合していた感じで、超好みのテイストで、ツボにハマりました。とても面白かった。

見終わった後は余韻もあって後味も悪くはなく、それでいてせつなくもあり、前半少しテンポがかったるいかな?と思う部分もあったけれど、前半はコメディ要素が面白く、中盤からは勢いがついて、物語の展開の面白さが加速していった感じ。

メインキャストの方々は、みなさん前世と現世と一人二役を演じています。その中でも一番キャラの変貌の幅が広いのがユ・アイン。見た目から全然ちがう。(笑)現世でのハン・セジュは売れっ子スター作家でビジュアルは故・横山やすしレベルのファンキーな角刈り頭だし、前世は薬屋の息子で医大出身ながら医師にならずに小説を書いている革命家。ビジュアルはゆるやかなウェーブの長めの前髪のヘアースタイルで角刈りからのギャップもあって、とてもセクシーなイケメンに見えます。(笑)いやー、髪形って大事ねー(しみじみ)。


ファンキーな角刈りの現世のビジュアルと前髪長めな前世のビジュアル

とりわけ前世のキャラクターはクールで心にしっかりと壁を作っていて、私情を見せないクールな革命のリーダー。その壁で守られて人に見せない心の内がとてもせつない。しかも演技が上手いからよけいにせつない。革命家のときのカリスマオーラーや私情を隠すあたりは、「六龍が飛ぶ」の後半のイ・バンウォンを連想させました。イ・バンウォンもある意味革命家だったしね。あ、ハン・セジュのお父さんは、「六龍が飛ぶ」のときと同じお父さんだった!(笑)イ・ソンゲを演じていたチョン・ホジンがこのドラマでもお父さんでした。こちらでもお父さんは偉大な大御所設定でした。現世の角刈り頭のハン・セジュのクルクル変わる表情も面白かったです。おしゃれの最先端すぎるのか、チンピラみたいなファッションも妙にシックリ着こなしていたり、かとおもったら急にさわやかアイビー風になっていたり、ファッションチェックも面白い。まあ、このあたりはユ・アインを好きじゃなかったら全く楽しめないのかもしれないけれど(苦笑)、ユ・アインウォッチャーとしては大満足です。(笑)

ヒロインのチョン・ソル役のイム・スジョンは、愛読家で、獣医であり、元オリンピック代表にまでのぼりつめた射撃の経験者という設定。キャラクターのせいなのか、本人の素質なのか、見ているうちにどんどん可愛く思えて、二人のラブストーリーを微笑ましく見守れました。韓国ドラマにありがちな男装は、どうみても女性でしたが。(苦笑) ゴーストライター、ユ・ジンオ役のコ・ギョンピョも良かったです。実年齢はおそらくユ・アインよりかなり年下だとおもうのだけれど仲良しに違和感がなくて、ミステリアスなんだけれど、どこか飄々としている感じが役にピッタリ。この三人トリオが微笑ましくて可愛くて、ずっと見ていたい気分になりました。あと、ハン・セジュとお互いに信頼しあっているカン秘書もステキ。ライバル作家のペク・テミンは、二つの顔の豹変っぷりが不気味でした。何が心配って飼われてる猫ちゃんです。あれ以上虐待されていないことを祈る・・・。(苦笑)

そして、この作品を最後に兵役に入る予定だったユ・アインでしたが、持病のせいで兵役免除になり本国では大パッシングを受けていて、持病を完治させるまで表舞台に出てこれない気配のようだったけれど、もっともっと演技を眺めていたいし、あの才能を埋もれさせるのは惜しいので、早く病気が治って世論も落ちついて復帰できるといいな…と願っていたら、早速次の演技仕事(映画)が決まり、撮影に入っているみたい。村上春樹の短編小説「納屋を焼く」が原作の映画なんだとか。とりあえずこちらも楽しみだな。

| ドラマ | 23:15 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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