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Je pense, donc je suis.

Je pense, donc je suis.(我思う、故に我あり。)  というか、ただの日記です。

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ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」

10月にパソコンの音楽データーがすべてぶっ飛んでPCを初期化するハメになり(※参照日記こちら)、その際、もともとi-tuneにインストールしていたCDを再インストールするのが面倒で、結局必要最低限の曲だけインストールして(結局、嵐ぐらいしか入ってないという・・・)そればかり聞いていたのだけれど、さすがに飽きてきて、クラッシック、とりわけ交響曲を大音量で聴きたくなり、重い腰を上げてCDを再インストールすることに。さて何を入れようかと交響曲を並べているCDラックをザっと見渡すと、ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」とバチっと目があった。素人向け、初心者向け、超ミーハー向けと揶揄されようとも、私は「新世界」が大好きなのだ。だって、これほどテンションの上がる曲もないでしょう?というわけでドヴォルザークの9番をウキウキとi-podへインストール。

ドヴォルザークの9番と言えば、ベートーベンの交響曲5番「運命」、シューベルトの交響曲8番「未完成」と並んで、3大交響曲と呼ばれるほどに有名でポピュラーな曲。第4楽章のサビの部分は、コマーシャルだけでなく、「めちゃイケ」などのバラエティ番組でもBGMとして頻繁に使われているし、第2楽章は日本語の歌詞がつけられて唱歌「家路」として親しまれ、学校やデパートなどの終業時刻を知らせるメロディーとしても多く利用されているので、誰しも一度は耳にしたことがあるであろう超有名&ポピュラーな曲。交響曲だから室内のBGMにするには迫力がありすぎるけれど、気分転換にテンションを上げたいときにヘッドホンで聞くには最高で、聞き終わったらアドレナリン大放出。ストレスも一緒にぶっ飛んで、とてもポジティブな気分になれます。気持ちのベクトルが下降気味の方には、ぜひオススメしたいアゲアゲな曲。この曲は、チェコ人のドヴォルザークが、アメリカ大陸(新世界)に渡って仕事を始めるという人生の転機に作られたもの。ドヴォルザークが見て感じた「新世界」(=アメリカ)から祖国ボヘミアへ思いを馳せつつ、新世界で頑張るぞ!という意気込みを伝えるような曲。「新世界で頑張るぞ!」ってなぐらいだから、ラストがとてもポジティブに終わるので、前向きになりたいときにはピッタリなのだ。

有名で人気のある曲なだけに名盤も多い曲。我が家にはカラヤン指揮×ベルリン・フィル、ケルテス指揮×ウィーン・フィル、クーベリック指揮×ベルリン・フィル、マゼール指揮×ウィーン・フィルと4種類ありまして、これまた、いつもどれを聞こうか迷うのですが、ここ最近の私のお気に入りはケルテス指揮のもの。

このケルテスのCDは税込み1000円という格安価格にて売られているのだけれど、一度聞けば、これが1000円で聞けることが、どれほど幸運なのかを実感することでしょう。クラッシックのCDを買ってみたいけれど、どのCDを買っていいのかわからない人、まあ騙されたと思ってこれを買ってみなさいって!絶対どこかで耳にしたことのあるフレーズが山盛りの耳なじみの良い超初心者向けの交響曲で、しかもポジティブな気分になれるという、そんな曲の名演奏がたったの1000円なのだから。ケルテスは40代の若さで水難事故でこの世を去った指揮者なのですが、そんな彼の31歳のときの演奏がこれ。このケルテスの「新世界」は、とにかく躍動感が凄い。音にキレがあって、若々しくて瑞々しいエネルギッシュな迫力満点の演奏です。新世界へのワクワクするような胸の高鳴りがそのまま音になったような感じ。「新世界」は迫力満点で演奏してほしい私のツボにドンピシャ!高音の美しさもさることながら、重低音の迫力が素晴しくてクセになります。

ドヴォルザーク:交響曲第9番ドヴォルザーク:交響曲第9番
ケルテス(イシュトヴァーン) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ロンドン交響楽団


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間接的に私の耳に染み付いているのはこちらのカラヤン&ベルリン・フィルの演奏。幼少期、幼稚園や小学校から帰ってくると、夫と子供を会社と学校へ送り出し、羽を伸ばして一人の世界を満喫中のママンが大音量でこれを聞いていたものです。そして「お母さん、レコードの音うるさいよー。」と何度ボリュームを下げるようにと懇願しにいったことか・・・。(苦笑) その度に「これはね、この音量で聞かないと迫力が台無しになるの!」と我慢させられた苦い思い出。今になってやっとその時の母の気持ちがわかるようになりました。(笑) カラヤンの演奏は、クールでダンディなのですが、新世界への胸躍る雰囲気というよりは、どちらかというと、新世界への戸惑いが見え隠れするような、そして最後にやっと悟りを開いてポジティブになれた男性を思わせる演奏です。カラヤンの金管が鳴り響いています。私はあまり高らかと大音量で鳴り響く金管が好みではないのですが、この曲に関しては、鳴り響く金管も平気。

ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
カラヤン(ヘルベルト・フォン) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ドヴォルザーク


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カラヤンは「新世界」を4~5回録音しているらしく、ウィーン・フィルとのCDもあるようです。

ドヴォルザーク:交響曲第8番&第9番「新世界」ドヴォルザーク:交響曲第8番&第9番「新世界」
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 カラヤン(ヘルベルト・フォン)


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ドヴォルザークと同郷であるクーベリックのCDは、これまた名盤と名高い演奏。やはり指揮者の背景にある人生は演奏に大きく影響を与えるので、この演奏を聴くにあたり、クーベリックの人生(チェコから亡命)を投影せずに聞くことはできないからでしょうか、聞いていて勝手ににセンチメンタルな気分になって感動が増しています。こういう聞き方を指揮者本人は望んでないのかもしれないけれど、とくに第二楽章なんて、グググっと心に来るんだよね。私の場合、テンションを上げ上げにしたいときは、ケルテスなんだけれど、静かに聴きたいときはクーベリック。言葉でうまく表現できないんだけれど、ここに上げている中では、一番聞いていて疲れない。だから、リピート率が一番高いのはこのディスク。金管が案外控え目で、オケの音色は、ベルリン・フィルらしく音が渦巻く感じでとても好み。こういうダイナミックな交響曲をベルリン・フィルの音で聞くの大好きです。

ドヴォルザーク:交響曲第8番、第9番「新世界より」ドヴォルザーク:交響曲第8番、第9番「新世界より」
クーベリック(ラファエル) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ドヴォルザーク


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マゼールのCDは、ジャケットのマゼールさんのお写真がステキすぎて思わずレジに持っていってしまった、いわゆるジャケ買いCDだったんだけれど、上記の3種のCDを聞いてしまうと、やはり演奏が淡白すぎて物足りなかった残念な一枚。でもジャケットのお写真は超好み。(笑)

ドヴォルザーク:交響曲第8番ドヴォルザーク:交響曲第8番
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 マゼール(ロリン) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 マゼール(ロリン)


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我が家にあるCDは、マゼール以外は全部欧州人指揮者によるもの。なのでドヴォルザークにとっての「新世界」の人間、要するにアメリカ人指揮者の振る「新世界」というものに興味があります。マゼールさんはアメリカ人だけれど演奏の印象が薄かったので、今は、ものすごくバーンスタインの「新世界」を聞いてみたい。嵐のCD(同じシングル)を3種類買うお金があるのなら、さっさとバーンスタインのCDを買えって感じだよね。(苦笑)

ドヴォルザーク:交響曲第9番ドヴォルザーク:交響曲第9番
バーンスタイン(レナード) ドヴォルザーク ニューヨーク・フィルハーモニック


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| 音楽 | 22:38 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT

もしかしたら

記憶が定かではないけど、私が初めて買ったクラッシクのレコード(歳がバレる・・・)かもしれないわ。
私はカラヤンだったけどね。
何度聴いてもいい曲よね~

| じょにー | 2008/02/04 23:27 | URL |

>じょにーさん

最初の一枚にはピッタリの曲ですよね。
カラヤンもこの曲だけでも
数回録音して発売しているので
演奏年やオケが違うCDが数種類があるので、
それを聞き比べるのも面白そうです。

| JOLLY | 2008/02/06 22:56 | URL |















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