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Je pense, donc je suis.

Je pense, donc je suis.(我思う、故に我あり。)  というか、ただの日記です。

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「アマツカゼ」千秋楽無事に終了

大野舞台「アマツカゼ」千秋楽が本日無事に終了。ワタクシも、大阪NHKホールにて観劇してまいりました。当初、大親友のCちゃん(大野ヲタ)と二人で、Cちゃんが引き当てた大野舞台の千秋楽チケットで千秋楽参加予定だったワタクシですが、実は今月に入ってからCちゃんの身辺で予想外の出来事が勃発し、結果的にCちゃんは、自分で当てた千秋楽に行けなくなってしまったという不幸。もともとCちゃんは、諸事情により大阪公演1回のみの参加予定で、その1回を千秋楽に的を絞って予定を組んでいたのですが、その気持ちを察してか、千秋楽が無事当選、しかもすこぶる良席のチケットが届き大喜びしていたのです。それが行けなくなってしまうなんて・・・。あまりにも気の毒すぎるCちゃんのために、なんとか同等席で別日のチケットを探し、Cちゃんは千秋楽は無理ながらも別日で鑑賞予定だったのです。が、これまた直前、それこそ、緊急事態が勃発し、当日の朝に連絡を受け、急遽朝から、私がCちゃんの家(神戸)までチケットを取りにいき、そのままNHKホールへ駆け込んで、代理で見てきたという・・・。私は、千秋楽1回を見せていただけるのであれば、それだけで十分身に余る光栄状態だったのに、結局複数回見ることになり、最も見て欲しかった大野ヲタのCちゃんが1回も見れなかったなんて・・・。ああ、無情。

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プーシリーズ Episode1『アマツカゼ―天つ風―』
作・演出=きだつよし
【キャスト】 
きだつよし(風神・虱)
大野智(凪)
芦名星(りん)
松本まりか(陽炎)
佐藤アツヒロ(山城不動)
西ノ園達大
武田義晴
ほか
【東京公演】2008.3/21(金)~4/7(月) 青山劇場
【大阪公演】2008.4/24(木)~28(月) NHK大阪ホール



そんな背景があったので、1回目の鑑賞時には、幕が開いた瞬間、大野君が視界に入った瞬間から、Cちゃんを思うとせつなさいっぱいで、涙止まらず。しかも、舞台での大野君があまりにも素晴らしく、かっこよく、それを目の当たりにするたびに、なんで私がこんなにステキな大野君を見れて、Cちゃんが見れないんだと思えば思うほど、罪悪感とやるせなさで、また涙腺が・・・。というわけで、ひたすら涙を流しながらみた大野舞台。たぶん近くの席の人からは、かなり痛い熱血大野ヲタだと思われてたはず。(苦笑) とにかく、大野君がステキすぎて、その才能にすごく感動しました。それだけに、Cちゃんに見せてあげれなかったことが重ね重ね残念。どうかCちゃんのためにもDVD化されますようにと祈るばかり。Jストさん、よろしく!

ま、そんな諸事情があったものの、Cちゃんも、千秋楽前には、すっかり諦め、割り切って、ショックから立ち直って元気そうだったので、私も少しホっとしながら、なんとか千秋楽も見せていただいたのですが、複数回みても、飽きなかった。だって舞台の大野君が、本当にカッコイイんだもの。ただ、ひたすら、大野君の才能に感動し、カッコよさに惚れ惚れしっぱし。やはりこの人は、ステージの人だね。テレビなんかとは比べ物にならないぐらい、舞台上でのカッコよさはハンパない。

お芝居「アマツカゼ」の内容に関してですが、面白かったです。内容に奥深さはないけれど、スピーディーで、テンポよく、そしてわかりやすくて派手。ザッツ・エンターテイメント!といった感じのお芝居。素直に面白いと思いました。いわゆる「きだつよし節」は炸裂ではありましたが、意外にも全く嫌悪感はそれほど感じませんでした。というのも、やはり、舞台上での大野君の存在感と演技がとてつもなく魅力的&感動的だったので。ワタクシ、相葉ヲタではありますが、この先も絶対に大野君のお芝居だけは見逃したくないと思いました。だって、もう舞台俳優として、文句のつけどころがないんだもの。安心してみていられるし、それより何より、すばらしく魅力的なんだもの。

今回の演目では、大野君は、客席に背中を向けている場面が多かったのですが、その背中で、いろんな感情をちゃんと伝えられておりました。あと眼球の輝きや曇りかた、濁り方。これだけで、そのとき、そのときの感情が手に取るように伝わってくる。そしてセリフ回し。あんなに普段カミカミなのに、全く噛まないどころか流暢なセリフ回し。後半は涙をポロポロ流しながらも、ちゃんとセリフはキッチリと客席に伝えきる。とくに、きださんの演出の特徴なのかもしれないけれど(「テンセイクンプー」でも使われていたので)大野君に感情を吐露させたり、うちひしがれて落ち込ませたりするときに、必ず舞台中央で膝をつかせるのですが、あの演出は最高。あの状態の大野君は絶品。天下一品。客席へ訴えかける効果絶大。そして何より立ち姿が美しい。普段、あんなに猫背でおじいちゃんみたいに覇気のない立ち姿&歩き方なのに、ステージに立つと、別人のごとく姿勢が良くなって動きにキレがある。舞台栄えする仕草の美しさといい、本当にこの人はステージの人。いやはや、お見事。

他の共演者も全く期待してなかったので、思った以上で、とても安心してみていられました。松本まりかさんは、あのアニメの声優みたいな声に最初ちょっと抵抗を感じたものの、発声はキレイで声が通るし、熱演ぶりには、自然と感情移入されてしまえるし、凪を送り出す別れの場面の健気さや一途さなんて、会場の大野ヲタの心境をすべて代弁してくれるので、私ですら思わずホロリとさせられるほど。芦名星さんも、初舞台にしては、合格点ではないですかね。やはり立ち姿が美しいというだけでも、かなりのもの。ネタバレになるから多くはいえないけれど、多少、あざとさが見える後半の演技も、私は許容範囲でした。あと、佐藤アツヒロさんは、舞台を場数こなしているだけあって、コメディ部分の間の取り方も含め、憎たらしい悪役が非常に似合っていました。演技面で不満はないのですが、ただ、実年齢は大野君と差があれど、舞台に立つと二人とも小柄だし、大きな年齢差が見えないので、凪を上から押さえつける不動の威圧感だとか、厘を無理やり奪ったという雰囲気等、もっと年配の役者さんのほうが役柄の悪印象をもっと高めて凪の逆境をアピールできる気も・・・。きだつよし氏の役は、まさに「センゴクプー」の風助そのものですね。虱の生き方、ポリシーは、まさに風助。そして、それが、凪に継承されて、凪から風助へ(凪=風助という解釈でいいのでしょう。)という展開は、「センゴクプー」を知っていればいるだけ、楽しめるようなエンディングでした。その展開はなかなか面白いと思いました。が、裏を返せば、結局、きださんが言いたいことは、すべて「センゴクプー」の風助の哲学に凝縮されており、それを、どの舞台でも繰り返し繰り返し主張しつづけている(要するにワンパターン)ともいえなくもありません。今回は、まさに虱を演じたきださん本人が、その哲学を語る役どころゆえ、彼にとっては、まさにマスターベーション的ともいえる舞台であるともいえなくはない。それを不快に思う人も多いのかもしれませんが、私はありだと思っています。一番それを伝えることを望む人が演じることは、決してマイナスではないと思います。演技力さえあるのなら。きださんの演技力、東京公演ではどうだったのか知りませんが、私自身は全く不満はありませんし、そういうことを総合して、今回の舞台には大きな不満はありません。毎回恒例の内輪ウケなネタ(粘土、釣り、フリースタイル云々)は、なければ、もっといいのに・・・と心にひっかかるモヤモヤはなきにしもあらずでしたが、今回は素直に笑ってしまった安い嵐ヲタゆえ、堂々と文句も言えません。フリースタイル体勢で宙を飛ぶ大野君は面白カッコよかったし・・・。個人的には武田義晴さんの演じた役のボケっぷりが面白くてお気に入り。

千秋楽のカーテンコールの様子を報告しますと、まず「センゴクプー」の予告編という余興がありました。ちょうど、先日映像で予習していたので(※参照日記こちら)、ものすごくラッキー。宣教師ヌゥベンちゃんも登場してワクワク。女性陣は、松本まりかさんが、あのブサイクな忍を、芦名星さんが雪那様を演じて出てきたのだけれど、この芦名星さんが、ものすごく似合ってた、っていうか、本編「アマツカゼ」よりも上手かったという。(笑)そして、大野君の風助!でもなぜか貫禄が倍増してる風助!その状態で、「センゴクプー」でもやっていたと言う祭りの場面の「WOW」を1曲披露。このあたりは、もうジャニーズ舞台の色が満載で複雑といえば複雑でしたが、こんな距離で歌って踊る大野君を見る機会ってドームが常になってしまえば、もうないかもしれないしなーと思えば、安いヲタゆえ嬉しくなってしまうという。(苦笑)あと、共演者たちがその歌の場面も楽しそうだったので、それもホッコりして、もう一緒に楽しんじゃえみたいな気分になりました。

そんな余興で盛り上がったせいか、今回、智坊ちゃんは、一度幕が下がる瞬間にウルっときた涙も引っ込んだ感じだったので「今回は、さすがに泣かないだろうね。泣き虫智君は卒業かな?」と友人と言っていたら、2度目のカーテンコールからボロ泣き。途中からは、しゃがみこんで立ち上がれないぐらいの号泣。顔を手で覆って隠して涙しながら「ダメですね。感情ってのは止められないもんですね。」と言い訳しながら泣く智坊ちゃん。本人曰く、「個展があって忙しくて、その余韻にひたる余裕もないまま舞台稽古が始まって、東京公演が終わった後、大阪公演までに少し時間が空いて、ドームのコンサートリハーサルが始まって、それでも気持ちは舞台のことで頭がいっぱいで、ぜんぜん振り付けが覚えられなくて・・・」と要するに、精神的にいろいろイッパイイッパイで苦しかった様子。それを乗り越えての千秋楽だったので、感極まったのだそう。しゃがみこんでボロ泣きした後、目に涙をいっぱい溜めて語る坊ちゃんが、本気でめちゃくちゃカワイイ。舞台本編の泣き方と、また全然違う、ほんわかと母性本能を刺激するような泣き方のギャップ、そこにも舞台と素の大野君のギャップが見え、本気で ハートを射抜かれそうになりました。大野ヲタさんたちの気持ちが、本気でわかったこの千秋楽。みんなが入りたがるのも無理はない。私ごときが見てしまって、すみません。まあCちゃんの代理ということで、大目に見てください。

あと、松本まりかさんの挨拶がめちゃくちゃ可愛かった。泣きながら「このカンパニーの皆が本当に優しくて居心地よい雰囲気だったと大野さんがおっしゃいましたが、それは、大野さんが優しかったおかげですよ~。」といって大野君を褒め称え、大野君の顔をみながら泣き崩れたのが、もう、めちゃくちゃ可愛くて。それを見てウルウルしてる大野君が、これまた人柄を反映していて超可愛くて。もう、二人の泣きに完全もらい泣き状態でした。たぶん、会場の大野ヲタさん皆、松本まりかさんの好感度2割増しになったはず。(笑)

こんな状態だったので、すっかり、脳内、サトシック状態、「現在智に浮気しそう。ごめんね雅紀。」なんてネタにしながら、お友達と電車に乗ろうとしたら、車両のドアが開いた瞬間、「浮気しちゃ、ダメだよー!」って言いに来たの?って問いかけたくなるような絶妙なタイミングで目の前にAUの相葉ポスター。(笑)一緒にいた友人も「すごいタイミングでJOLLYちゃんの心を取り戻しにやってきたよ」と。(笑)「はいはい。おしばいは下手でも、キミが大好きだよー」と電車移動の間中ポスターを眺めては心の中で語りかけてやりました。(笑)それにしても、本当に、こういうときの相葉君のタイミングの良さには、やっぱり運命感じるわー。(←やっぱりあいばか)

鑑賞後は、智君の残り香を届けにCちゃん宅へ直行。パンフレットを渡し、本日の智君の舞台の様子や千秋楽の泣きの様子を実演つきで報告。(笑)ワインを空けて、語り合って無事帰宅。これで、私の「アマツカゼ」ミッションは完全終了。しかし、本当に大野君、素晴らしかったです。(惚)

| 観劇・狂言・落語 | 23:41 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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