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Je pense, donc je suis.

Je pense, donc je suis.(我思う、故に我あり。)  というか、ただの日記です。

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ジャン・コクトー(著)「恐るべき子供たち」

先日見に行った「ジャン・コクトー展」の影響で、ジャン・コクトーの本を読んでみたくなったので、とりあえず岩波文庫の「恐るべき子供たち」を買ってみた。とても薄い短編なので、すぐ読み見終えたのだが、さすが詩人の書いた小説。描写がとても詩的で美しい。子供たちというタイトルにある単語から、幼い子供を想像していたのだけれど、“子供=未成年”といったところで、かなり大人なイメージだった。しかし彼らの、行動や心理は、まさしく子供。あまりにも子供じみていて、イライラするぐらいに子供。そしてそんな子供じみた考え方が結果的に悲劇を引き起こす。悲劇の後味は、ギリシャ悲劇のようで、なぜか美しいとさえ感じさせるような結末。ここに美しさを感じさせるあたりが、コクトーの手腕かなという印象。きっと原文で読むと、もっと詩的なんだろうなーということが感じられる本でした。
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「恐るべき子供たち」
 ジャン・コクトー (著)
 岩波文庫  
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| 読書 | 23:34 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

コクトー

JOLLYさん、こんばんは!
「アンファンテリブル」読まれたのですねv
確かにあの作品は「ストーリーのためのストーリー」ではないので、原語で読めたら最高ですね。コクトーとランボーは原語でよまなきゃ駄目だ・・と思っててずっと悔しい私。フランス語出来るJOLLYさんはいいなあ!(羨)

「恐るべき子供たち」で思い出すのは、ヴィルジニ・テブネ監督のインスパイア作品「エリザとエリック」です。オシャレで刹那的でした。

| よもぎ | 2005/10/14 20:21 | URL | ≫ EDIT

いえいえ、とんでもない

フランス語なんて、かじってるだけで、出来るというような次元ではないですから、原語でなんて読めませんよー。
でも詩は、やはり原語でないと、その本当の美しさってわからないでしょうね。韻を踏んでいたり、語呂合わせがあったりするからこそ美しいのですものねー。シェイクスピアなんかも、おそらく原文でしか伝わらない美しさってのがあるんだろうなーと推測しています。
「エリザとエリック」というのは、このコクトーの「恐るべき子供たち」が元ネタになっているのですか?それにしてもよもぎさんが教えてくれる映画って、本当にマニアックですよねー。すごいです。

| JOLLY | 2005/10/14 22:17 | URL |















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