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Je pense, donc je suis.

Je pense, donc je suis.(我思う、故に我あり。)  というか、ただの日記です。

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パリ、グルメレポ:(その4:「ドルーアン(Drouant)」編)

せっかくパリに行くのなら、1回ぐらい有名シェフのレストランで食事をしてみたい。といっても、予算的に三ツ星レストランは厳しいので、三ツ星シェフのセカンド店狙いで行こう!そして夜は高いので、昼を狙おう!ということで、いくつかの候補店の中から、今回選んだレストランは、パリ2区、オペラ座(ガルニエ)の近くにある「ドルーアン(Drouant)」。

ここはアルザス地方ストラスブールの元三ッ星シェフ、アントワーヌ・ウェステルマン (Antoine Westermann ※アントワーヌ・ヴェスターマンとも表記される。) が、パリで手がけているレストランのうちの1つ。アントワーヌ・ウェステルマンは、ストラスブールの「ビュルイーゼル(Buerehiesel)」を三ツ星にしたシェフで、引退して店を息子に譲る際にミシュランに星を返上し、引退後パリにて、この「ドルーアン(Drouant)」と、パリ4区のサン・ルイ島にある「モン・ヴィエイユ・アミ(Mon Vieille Ami=「私の古い友達」の意)」 というレストランを手がけておられます。彼の料理はフランスの伝統的な食材やメニューに新しいセンスを加え、野菜をたっぷりと使うことで定評があるらしく、「野菜をたっぷり」と聞いて即決定。ホテルが2区だったので、4区のサン・ルイ島に行くのもメンドクサイなーということで、4区の「モン・ヴィエイユ・アミ(Mon Vieille Ami)」ではなく同じ2区の「ドルーアン(Drouant)」に決めました。場所は、オペラ座やヴァンドーム広場あたりから徒歩圏内。私たちが泊まっていたホテルと同じ2区だからと選んだけれど、なんとホテルの目と鼻の距離。徒歩1分だったという。近っ!

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「ドルーアン(Drouant)」は、ランチのコースが43ユーロで、三ツ星シェフのセカンド系レストランの中でも比較的お手ごろ。公式サイトからも簡単に予約ができ、しかも年末年始&土日のランチタイムも開いている(年中無休)というのがとてもありがたい。ちなみに、元ミシュラン一つ星。今は星なし。もともとは、1880年にドルーアン氏がこの場所でバーを始め、後にビストロとなった頃にはロダンやルノワールも常連だったほど歴史のあるレストランだそうで、2006年にオーナー・シェフがアントワーヌ・ウェステルマン代わり、内装を改装し一気に新しく生まれ変わったのだそう。

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ここは、フランス文学に興味のある人には別の意味でも有名な場所で、毎年11月に発表されるフランスで最も権威のある文学賞であるゴンクール賞(優秀な新進作家に授与される)は、1914年以来今日まで変わらずにこのレストランのサロンで審査され続けているのだとか。そんなレストランでしたが、ノエル明けのせいか、はたまた土日のお昼だからか、妙に閑散としていて活気はゼロ。(苦笑) そのかわりギャルソンは、ほぼマンツーマン対応。 私とRちゃんは、「シャンパン飲みまくりの本日コース」みたいなコースをオーダー。

以下飲んだ&食べたもの。今回はメニューを持って帰らせてくれたので、
アクサン等が文字化けしないことを祈りつつフランス語のまましっかり載せちゃう!

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Des coquilles saint Jaques crues et marinées
avec une mousseline d’artichauts à l’huile de truffe.
このお料理に合わせて出してくれたシャンパンは
Campagne Agrapart-Rosé  


いままでガッツリ系フレンチばかり食べていた胃に、生のSaint-Jacques(ホタテ貝)ってあたりが超嬉しい。生のホタテを細かく切ったタタキ状態のものをオリーブオイル(トリュフのオイル?)と何かでマリネのようにしてあって、なんともいえないアッサリと美味しい味に仕上げてあって、めちゃくちゃ美味しい。がっつりフレンチに飽きてきた胃にオアシスのようだった味。付け合せに出てきた、白いカップに入ったカリカリパンは、artichaut(アーティチョーク)のムースをつけていただきます。これまた、美味しい~。

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Du cabillaud rôti avec du chou caramélisé
このお料理に合わせて出してくれたシャンパンは
Champagne Agrapart-Cuvée Minéral 2003

お料理はCabillaudってことだったので、生タラ。rôti とのことで、こんがりと焦げ目をつけて焼いてあります。これまで肉ばかり食べていた私は、ここでメインが魚だったことが、これまた嬉しい。こんがり焼いてあるキャラメリゼされたカリフラワーがこれまた香ばしくて美味しい。(メニューには「chou caramélisé:キャラメリゼしたキャベツ」って書いてあったけれど、どうみてもカリフラワーだった。)でもボリュームがハンパない。もはやデザートが入る余地ナシ。

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Le gourmandize au chocolat et à l’orange.


満腹で限界ギリギリ状態で出てきたデザートはチョコレート系。基本的にチョコが苦手なので、もう無理してまで食べれず、上のソルベだけ食べて下げてもらったら、シェフがものすごく心配していたらしく、ギャルソンが、「味付けが口に合わなかったのだろうか?とシェフが心配していますが・・・。」と伝えに来た。「いや、味は美味しかったのですが、量が多くて、もう食べ切れなかったんです。」と答えると、「ああ、そういうことでしたか。シェフに伝えておきます。」とのこと。お料理は魚介系だったとはいえ、やはり量も味付けも繊細系というよりはガッツリ系かな。朝も抜いて臨んだのだけど、たった2皿&デザートが完食できなかった・・・。

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シャンパン付きのコースに、さらにシャンパンを頼んだので、飲んだシャンパンはアペリティフも含めて1人各4杯づつ。各お料理&デザートに合わせたシャンパンを選んで持ってきてくれました。中には黒トリュフが入ってたシャンパンベースのカクテルも。たしかにトリュフ風味だったのだけれど、途中から、酔っ払って、どれがどれだったか、記憶が・・・。覚えているのは、ひたすら美味しくて、ひたすら楽しくて、私もRちゃんも帰りは尋常じゃなくテンションが高かったってことだけ。(笑)ちなみに、食事代は、二人で153.5ユーロ。日本円にして、一人当たり約10000円弱。これだけ飲んで、この値段は、けっこうオトクだよね?

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ドルーアン(DROUANT)
16-18, Place Gaillon 75002 Paris
TEL:01 42 65 15 16
FAX:01 42 65 15 16
メトロ最寄駅:キャトル・セプトンブル(Quatre-Septembre)
地図は、こちら
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| フランス | 21:10 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT

羨ましい~

私の場合、海外旅行での一番の楽しみは、
食事なのですが、本格的なフレンチは食べたことがなく、
記事を読んで羨ましいの一言でございます。

以前、ドイツに住んでいる従兄弟にドイツから1泊2日という強行軍で
パリに連れていってもらったのですが、パリでのディナーが日本食屋で天ぷらそば…。
(従兄弟の家族は、こういったときではないと、日本食は高くて控えているとのこと。)

パリらしい食べ物といえば、翌日のホテルの朝食で、クロワッサンだったという
悲しい過去があります。

今度もしフランスに行けたら、こんなフレンチ食べてみたいです。

| 絵の具 | 2009/01/18 11:18 | URL | ≫ EDIT

>絵の具さん

昔は食より観光重視で、
ゆっくり食事する時間も惜しいし、お金も節約したいしで
サンドウィッチやパンを移動の電車でカジったりしてましたが、
年齢を重ねるにつれ、旅に食を求めることが多くなりました。
フランスのフレンチは、日本のフレンチに比べると
ボリュームが多いのとガッツリと重めのものが多いけれど、
それはそれで、やはり美味しいので、
ぜひ、いつか試してみてください。

| JOLLY | 2009/01/22 21:53 | URL |















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