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Je pense, donc je suis.

Je pense, donc je suis.(我思う、故に我あり。)  というか、ただの日記です。

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チャイコフスキー三昧に酔いしれる

昨日は、チャイコフスキー三昧の演奏会を聞きに兵庫県立芸術文化センターへ行ってきました。

img121_2009_5_9.jpg公演名 : ザ・チャイコフスキー
(芸術文化センター管弦第15回名曲コンサート)
会場名 : 兵庫県立芸術文化センター大ホール
公演日時 : 2009年05月09日 (土) 15:00 開演

◆出演者
   指揮 : 岩村 力
   ピアノ : 関本 昌平
   管弦楽 :兵庫芸術文化センター管弦楽団

◆プログラム
  チャイコフスキー
  歌劇「エフゲニー・オネーギン」op. 24 より
   “ポロネーズ”

  チャイコフスキー
  ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 op.23

  チャイコフスキー
  交響曲第5番 ホ短調 op. 64



この演奏会を聞きに行くキッカケになったのが、最近、親密交際中(笑)のグルメな御姉様Kさん。Kさんはバイオリン経験者で、そんなKさんがこよなく愛する曲がチャイコフスキーの交響曲第5番(通称:チャイ5)なのです。まだ、こんなに親しくなる以前に、「JOLLYちゃん、クラッシックに興味があるの?だったら、ぜひチャイ5を聞いてみて、私、チャイ5が大好きなの。」と話しかけられたことがあって、それ以後も会うたびにチャイ5の素晴らしさについて語るKさんを見るにつけチャイ5=Kさんのイメージが出来上がっていたりするのですが、そんな折、先月か先々月に放映されたN響アワーで、私の敬愛する指揮者デュトワさんがN響でチャイ5を振っていたのを見たKさんから速攻メールをもらって、お互いにテレビでチャイ5を聞きながら、「やっぱりチャイ5大好き」by Kさん「やっぱりデュトワ大好き」by JOLLYみたいな会話をしておりまして、「今度、一緒にチャイ5を聞きにいきたいねー」という流れになり、これまた、いつもKさんのチャイ5トークを一緒に聞いている音楽好きなJちゃんが、「ちょうど兵芸の5月のプログラムにKさんの大好きなチャイ5があるよ。まだチケットも残ってるみたいだけど、みんなで行ってみない?」と声をかけてくれたので張り切って行ってきたのである。とはいえ、実はチケットを取った後、チャイ5好きのKさんが、その日に抜けられない用事があることが判明し、肝心のKさんが参加できなくなってしまった演奏会だったのですが(苦笑)、その代わりにフランス語の元クラスメートのKさんが参加してくれたので、一緒に聞きに行ってきました。フランス語の元クラスメートのKさんと演奏会に行くのも久しぶりだったので、それはそれで嬉しかったり。(笑)

と、そんな演奏会。もちろん大本命のチャイ5も楽しみではあったのですが、実は、私はそれ以上にピアノコンツェルトのほうが楽しみだったのです。というのも、今回のピアニストが関本昌平さんだったから。この関本さん。音楽通の友人に教えてもらって存在を知ったピアニストさんなのですが、関本さんの演奏するショパンを聞いた友人が「凄いピアニストをみつけた!まだ若い御勉強中のピアニストさんだから、これからが楽しみ!」と大絶賛しており、実は、かねてからものすごく気になっている人だったのです。しかも、Jちゃん情報によると、兵庫芸術文化センター管弦楽団のクラリネットには稲本渡さん(ピアニストの稲本響さんの弟さん)もいらっしゃる。しかもチャイ5の第一楽章の始まりの「運命の動機」のメロディはクラリネットの見せ場。ということで、もうワクワクしながら鑑賞してきました。

座席はA席 3,000円の席で、4階の正面下手寄り。意識したわけではなかったけれど、ピアノの鍵盤がしっかりとよく見える位置だったので、これまたテンションアップ。とはいえ、プログラムやソリストには注目していたものの実は兵庫芸術文化センター管弦楽団 の演奏には苦い思い出があって(※こちらの過去記事参照のこと)それ以後、一度もこのオケの演奏を聞いていなかった(=聞きに行こうと思わなかった)ので、今回もあまりオケには期待していなかったのですが、なんのなんの。やはりあれから3年も経てばオケもかなり成長したんだなーと妙に感動しました。(←ってエラそうですね、スミマセン。) また聞きに来たいと思ったぐらいに良かったです。演奏は、ピアノ協奏曲よりも、チャイ5のほうがオケ全体のまとまりも良かった印象。

岩本さんの指揮はパワフルでエネルギッシュ。オケの演奏もパワフルでエネルギッシュな若々しい演奏に感じました。とくにチャイ5は、すごく良かった!迫力もあって、ソロパート(とくに第二楽章冒頭のホルンのソロ!)も美しかったし、重ね重ねKさんに聞かせてあげられなかったのが残念だと思ったぐらい。

関本さんのピアノは、とてもとても優しく美しい音色。とくに高音が優しい。優しいけれど演奏自体の迫力は十分あって、ひたすらピアノを弾く指先に見惚れてしまいました。でも演奏としてはロシアの泥臭さだとかワイルドさというものはなく、かなり優美な雰囲気の演奏に感じたので、チャイコフスキーよりは、どちらかというとショパンやモーツァルトが似合いそうだなーという印象の演奏でした。とくに私が幼い頃から慣れ親しんでいるチャイコフスキーのピアノコンツェルトの演奏がリヒテルの演奏(←野生的な演奏)やアルゲリッチの演奏(←女性だということをうっかり忘れそうなほどオトコマエな演奏)だから、よけいにそう感じたのかも。

関本さんの優しい演奏に比べて、オケはロシアの泥臭さみたいなものを連想させるようなパワフルでワイルドな部分があったので、なんとなく組み合わせとしてしっくりこなかった部分も。このパワフルなオケには、パワフルで野生的なピアニストのほうが似合いそう。というか、ピアノの優しい残響をパワフルなオケがかき消していくのが、なんとなくもったいなく思いました。関本さんのピアノは、デュトワの指揮と合いそう!だなんて勝手に思いました。今度は関本さんのショパンを聞いてみたい!!!関本さんは7月からニューヨークに留学なさるそうなので、日本での演奏会は激減するようですが、まだ若いから、アメリカで修行して戻ってこられる日を楽しみにしたいと思います。

それにしても、やはり生でオーケストラを聞くって至福の時間だ。肌に音を感じるのがたまらない。今回は、ちゃんと肌にも音の震えが伝わる感じの演奏だったので、すごく楽しかったです。満足。以下、CD紹介。


関本昌平さんは、やはりショパンがお得意な方。

ショパン・ピアノリサイタルショパン・ピアノリサイタル
フレデリク・フランチシェク・ショパン

曲名リスト
1. ノクターン第13番 ハ短調 Op.48-1
2. エチュード第5番 ホ短調 Op.25-5
3. エチュード第10番 ロ短調 Op.25-10
4. エチュード第11番 イ短調 Op.25-11《木枯らし》
5. マズルカ イ短調 Op.59-1
6. マズルカ 変イ長調 Op.59-2
7. マズルカ 嬰ヘ短調 Op.59-3
8. バラード第1番 ト短調 Op.23
9. ワルツ第5番 変イ長調 Op.42
10. ポロネーズ第6番 変イ長調《英雄》 Op.53
11. 子守歌 変ニ長調 Op.57
12. ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35《葬送》

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関本昌平I関本昌平I
関本昌平 ショパン

曲名リスト
1. ノクターン第13番ハ短調op.48-1
2. エチュードホ短調op.25-5
3. エチュード嬰ト短調op.25-6
4. エチュードイ短調「木枯らし」op.25-11
5. 子守歌変ニ長調op.57
6. ワルツ第5番変イ長調「大円舞曲」op.42
7. バラード第1番ト短調op.23
8. スケルツォ第2番変ロ短調op.31
9. マズルカ イ短調op.59-1
10. マズルカ変イ長調op.59-2
11. マズルカ嬰ヘ短調op.59-3
12. ポロネーズ第6番変イ長調「英雄」op.53

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関本昌平II関本昌平II
関本昌平 ショパン

曲名リスト
1. ピアノ協奏曲第1番ホ短調op.11
2. ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調op.35「葬送」

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今、一番キニナルCDはこれ。5月20日発売のゲルギエフのチャイ5。

チャイコフスキー:交響曲第5番チャイコフスキー:交響曲第5番
チャイコフスキー ゲルギエフ(ワレリー) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団


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チャイコフスキーの3大交響曲の名盤といったら誰に聞いてもこのCD。

チャイコフスキー:交響曲第4番、第5番、第6番「悲愴」チャイコフスキー:交響曲第4番、第5番、第6番「悲愴」
ムラヴィンスキー(エフゲニ) チャイコフスキー レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団


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私の定番。リヒテル×カラヤンのチャイコフスキー ピアノ協奏曲1番。

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調/ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調/ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調
リヒテル(スヴャトスラフ) ラフマニノフ チャイコフスキー


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アルゲリッチ×デュトワのチャイコン。なんと884円。デュトワの指揮が若いです。デュトワにしてはワイルド。アルゲリッチは言わずもがなにオトコマエな演奏。

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
アルゲリッチ(マルタ) チャイコフスキー シューマン


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