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Je pense, donc je suis.

Je pense, donc je suis.(我思う、故に我あり。)  というか、ただの日記です。

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ユンディ・リのオール・ショパン ピアノ・リサイタル

というわけで聞きに行ってきました、ユンディ・リのショパン。さすが、ピアノ界のキムタクと呼ばれるだけあって、ちょっとしたアイドルのヲタク並の濃いオーラを放った女性ファンが多い会場に若干ビビりましたが、ヲタクってのは、どこの世界でも似たようなオーラを放ってるもんなんですね。(苦笑)同じ1982年生まれの青年(←ダーリンのこと)を愛する身としては、気持ちはわからなくはない。(笑) 終演後のサイン会に並ぶファンの行列は楽屋口からシンフォニーホールをグルリと囲むように500人ぐらいのファン(ほとんどが女性)が並んでおりました。すごいなー。っていうか、ピアノを弾いた後に、これだけの人数にサインするユンディの手もたいへんだろうなー。おつかれさまです。チケットもファンの間でも入手困難な公演だったようで、会場内では、このチケットをとるのにどれだけ苦労したかという話を語り合う方々の会話(大阪のチケットが取れなかった友人が来週東京まで行くとか、2枚とりたかったのに1枚しかとれなかったとかいう話だとか、一般発売で5時間電話をかけつづけてやっとつながったとか)が耳に入り、あらためて鑑賞させていただけたことに感謝。

moblog_9a29538f.jpgユンディ・リ オール・ショパン ピアノ・リサイタル

《公演日時》
2010年4月17日(土)5:00pm~

《公演会場》
大阪・シンフォニーホール

《オール・ショパン・プログラム》
夜想曲 第1番
夜想曲 第2番
夜想曲 第5番
夜想曲 第8番
夜想曲 第13番
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ
4つのマズルカ op.33
ピアノ・ソナタ 第2番 「葬送」
ポロネーズ 第6番「英雄」

【アンコール】
・中国民謡「サンフラワー」(編曲:林矢耀)
・ショパン:夜想曲 第13番



私は、今までユンディ・リの演奏は2001年に発売されたCD「ショパン・リサイタル ユンディ・リ/デビューでしか聞いたことがありません。かなり初期のCDで、クリスタル系の透明感の高い高音が美しい、とても瑞々しいショパン演奏のCDです。(※下記Amazonリンク先にて視聴可能)

ちょうど昨夜、大阪でのコンサート前夜にNHKのBS1の「きょうの世界」で先日のユンディの東京サントリーホールでのコンサートの映像と、ショパンに関するインタビューが紹介されていて、その後に今日の演奏を聞くと、とてもピアニストの心情みたいなものにスーっと入り込めたので、いつも以上に楽しめました。この絶妙なタイミングで放映してくれたNHKに感謝です。

今回の私の席は鍵盤がしっかりと見える位置だったので、目では鍵盤の上を転がりすべるように動く手や指先を楽しみ、耳では素敵な旋律と音色を楽しみ、とにかくとても楽しい時間を過ごせました。感動とかそういうのよりも、とにかく楽しかった。弾いているユンディ本人が楽しそうだったからかな。終わった瞬間「あー!楽しかった!」というのが一番の感想。音色は、やはり高音がとってもクリアで綺麗でした。あと和音の響きが心地よかったです。印象に残ったのは「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 」。ピアニシモはとても優しく、フォルテやフォルテシモはピアノは打楽器でもあるんだ!と思わせる迫力で、とても素敵でした。あと「英雄」が、とても速いテンポで荒々しい雰囲気の演奏だったのが、ちょっと意外でした。演奏全体の印象としては、情熱的なショパンではなく、美しく素直なショパンという印象。これはCD演奏を聞いたときに感じたのと同じで、生演奏でも同じ印象を受けました。もちろんユンディのショパンにも情熱はしっかりとあるのですが、それを前面に押し出してくる演奏ではないという感じがしました。ド素人の直感的な印象ですけど。(苦笑)

ショパンは、今の季節に似合いますね。はかなく甘くせつなく美しい旋律が、桜が散る春の風景に重なります。演奏会の帰りの夜道で、まだ花が残っている桜の木に風が吹いて花びらが舞う様子が街灯に照らし出されている様子を目にしたときに、なんだか今日きいてきた演奏(=ショパンの夜想曲)にピッタリだなーと思いました。ショパンは、誰しもが1度は聞いたことがあるような有名な曲が多いし(それこそ「葬送」なんてドリフの葬式コントでも使われていたし。)、ピアノ曲は、お部屋で聞くのにいいですよ。BGMで聞き流しするにはもったいないけれど、春の夜のお部屋のBGMにショパンの「ノクターン(夜想曲)集」はピッタリです。私が愛聴しているショパンのノクターン集はユンディのものではないけれど(苦笑)、ユンディのショパン・ノクターン集をショパンのCDの最初の1枚にするのも悪くないと思います。(※下記Amazonリンク先にて視聴可能)人によって演奏の好みの差はあれど(※私の母の好みではないらしい。)、ユンディ・リが素晴しいショパン弾き(=ショパンの達人)であることは間違いないですから。

あと余談ですが、ユンディのビジュアルは、やはりCDジャケットやポスターやチラシとは全くもって別人にしか見えませんでした。(苦笑) あのポスターは、一体、どう撮ったらあんなに綺麗になるんだ?っていうぐらい綺麗すぎる。(苦笑) 実際のユンディは、なんだかちょっと恰幅がよくなった?妙に貫禄が出ておりました。その貫禄はピアニストとしての経験からくるものなのか、それともたんなる体重増加なのかは、私にはわかりません。(苦笑)でも、ピアノを弾く姿はとても素敵でした。もうあの魔法にかかったように動く指先にひたすら見とれてしまいました。やっぱり生演奏って楽しいね。そしてピアノをひける男の人って素敵。(←単純)

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