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Je pense, donc je suis.

Je pense, donc je suis.(我思う、故に我あり。)  というか、ただの日記です。

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「草間彌生 永遠の永遠の永遠 ―Eternity of Eternal Eternity」

現代日本を代表する美術家・草間彌生(オフィシャルサイトはこちら)。そんな草間彌生の展覧会「草間彌生 永遠の永遠の永遠 ―Eternity of Eternal Eternity」が大阪は中之島の国立国際美術館で年明けから開催されているとのことで、この週末に鑑賞してきました。

 

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草間彌生 永遠の永遠の永遠 ―Eternity of Eternal Eternity

【会期】2012年1月7日(土)~4月8日(日)

【会場】
◆国立国際美術館◆
大阪市北区中之島4-2-55 
TEL:06-6447-4680(代)

【巡回予定】
◆埼玉県立近代美術館◆
2012年4月14日(土)~5月20日(日)
◆松本市美術館◆
2012年7月14日(土)~11月4日(日)
◆新潟市美術館◆
2012年11月10日(土)~12月24日(月・祝)


私が「草間彌生」という人を知ったのはいつだったか、アメリカに美術留学していた知人が傾倒しているアーティストの一人として名前をあげていて、そこではじめて名前と作風を教えてもらったような・・・。(遠い目)私自身は、格別思い入れがあるわけでもないのだけれど、ここまで大規模な展覧会となると、やはり見てはおきたいし、やはりアートというものは触れてこそ感じるものもあるだろうということで鑑賞してきました。開催期間のちょうど真ん中あたりの週末でしたが、とても賑わっていて大盛況といった感じでした。館内では数箇所(大型オブジェとイントロダクションの部分)だけ写真撮影が許可されている(※ただしフラッシュ撮影は禁止)場所があります。人が写らないように撮るのはたいへんだけれど、私も嬉しがっていろいろ撮影させていただきました。

草間彌生といえば「水玉(ドット)」。草間さんは少女時代より統合失調症を病んでおられ、繰り返し襲う幻覚や幻聴から逃れるために、それら幻覚や幻聴を描きとめる絵を描き始めたそうで、とりわけ草間さんにとっての「水玉(ドット)」というのは、耳なし芳一が幽霊から身を守るために全身に経で埋め尽くした様に、作品全体を水玉(ドット)で埋め尽くすのは、草間さんが恐怖する幻覚や幻聴から身を守るための儀式でもあるそうです。会場で上演されていたドキュメンタリーでも「自殺するかもしれない恐怖」に常に襲われていると御自身のことを語っておられ、自殺しないために描きつづけている、描くことで自殺せずに生きていられるとおっしゃっていたのが印象的でした。80歳を超えて、まだまだ精力的に描きつづけておられる理由は「自殺するかもしれない恐怖から逃れるため」とおっしゃっておられたのも印象的。


とはいえ、その絵は、やはりちょっと凡人では理解しづらい。このブログに載せてあるのは比較的マイルドな作風のものばかりですが、展覧会自体は精神を病んでるような雰囲気をありありと感じるような作風の絵画で埋め尽くされています。目玉で埋め尽くされたキャンパスだったり、いきなりマグカップが出てきたり、唇がズラーっと並んでいたり。タイトルと作品の意味が全く理解できないものも多数、というか、ほとんど。(苦笑)好きか嫌いかでいうなら、とりたてて好きなわけではないのだけれど、ただ、これだけの枚数を一気に見ると俯瞰でみたときの風景は圧巻で(近くで見ると意味不明で不気味でもあるのだけれど)、ついついこの個性に引きつけられます。結局なんやかんやで楽しんできました。100枚の連作は正方形でカラフルな色使いなので、エルメスあたりとコラボしてスカーフにしたらいいのにと思ったりしました。

今回展示されていた作品の中で私が一番気に入ったのは「神を見つめていたわたし」という自画像(※写真の最下段の中央の絵)。2011年の作品で、畳2枚分ぐらい(?)のサイズの大きな絵なのですが、シルバーの背景にブルーと黒のドットが印象的な絵で、このブログで使っている写真はポストカードをカメラで写したものなのでイマイチキラキラ感が伝わらないけれど、実物は本当に銀の絵の具がキラキラと輝いていてとてもキレイでした。

オフィシャルグッズはこちらで詳しく写真入りで紹介されていますが、“水玉の女王”との異名をとる草間さんにちなんだドット物がいろいろありました。私の心をつかんだのは、ブルー、レッド、イエロー、グリーン、ピンクの5色展開の10cm角ぐらいのメモブロック(1000円)。(※写真下段の両端の写真参照) 

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というわけで、グリーンのメモブロック(1000円)と草間柄6種類×3枚づつ入った折り紙セット(500円)を購入。あとは展覧会にいくと絶対に買う図録(2000円)とポストカードを数枚お買い上げ。


国立国際美術館のすぐ傍にあるロイヤルホテルのロビーにも草間彌生さんの作品「明日咲く花」(2011年)が展示されています。

歩いてすぐの距離なので、こちらも見てきました。この作品は、なんだか岡本太郎さんっぽいなーとも思ったり。ホテルのロビーなので人はそれなりにいるにもかかわらず、あまり草間彌生に興味がない人が多いのか、美術館とは大違いで誰にも邪魔されずに写真がとれます。写真撮影にはオススメの穴場スポット。入場料無料だしね。(笑)

ちなみに、こちらの展覧会、大阪の後、埼玉県立近代美術館(4/13~5/20)、松本市美術館(7/14~11/4)、新潟市美術館(11/10~12/24)へ巡回する予定とのことです。


以下、草間彌生 著書いろいろ


| 美術 | 22:15 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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