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Je pense, donc je suis.

Je pense, donc je suis.(我思う、故に我あり。)  というか、ただの日記です。

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素晴らしき哉、熊川バジル

今日はオリックス劇場でKバレエのドン・キホーテを見て来ました。もちろん。お目当ては熊川哲也のバジル。バジルを踊る熊川哲也を生で見るのは2005年1月以来なので7年ぶり。

熊川哲也の「ドン・キホーテ」というと、もはや伝説。ローザンヌで賞をとったのもバジルのバリエーション。言ってみれば、熊川氏の原点。熊川氏の十八番なわけで、これ以上に熊川氏の魅力を伝える演目はないのではないかとすら思うほど、熊川氏の踊りを堪能するには申し分のない演目です。

そんな熊川氏のドン・キホーテ。熊川氏も40代に突入しているし、もう次に彼が全幕でこの役を踊るのを目にする機会があるとも限らない。これは絶対に見ておかねば!と久しぶりに見てきたわけだけれど、7年経っても熊川バジルはまだまだ健在でした。今回は彼の跳躍の高さをリアルに感じたかったのでS席でも1階席にこだわってチケットを取ったのだけれど(これがけっこうたいへんなのよ!熊川のドンキとなると皆1階で見たいに決まってるから)、やはり同じ目線の高さだと迫力も倍増でした。本当に熊川哲也というダンサーの凄さを実感。

さすがに跳躍力は若い頃に比べると落ちたのは否めないけれど、一般的にはまだまだ十分すぎるぐらいに高い跳躍だし、軸が全くブレない高速回転は全く衰えることなく相変わらず圧巻。どんなに高速で回転しても音をとらえてピタっと合わせて、どんなに早く踊るときでも振りの一つ一つはきちんと踊りこなしてある。雑なところが全くないキッチリと決めるキレのあるスピーディな踊りは、圧倒的に会場を虜にする素晴らしさでした。本当に熊川哲也はバジルを踊るために生まれてきた男だと思う。

だから熊川哲也が嫌いだと彼の踊りを見もせずに言う人には、ドン・キホーテ見てから言え!って思う。俺様発言も、言うだけの努力はしている人だし、言うだけの実力も持ってる人だし、これだけレベルの高い踊りを見せてくれる彼だからこそ似合ってしまうし許せてしまう。実際、役柄によっては似合わないものもあるし、私も個人的には彼の踊るノーブルは好みではないものも多いのだけれど、それでも彼が踊るドン・キホーテのバジルは大好きだし、彼が踊るバジルを嫌いな人なんていないんじゃないかなと思うぐらい、私の中では5本の指、いや3本の指に入るといっても過言ではないぐらいに圧巻のバジル。(揺るがないバジル1位はABT現役時代のバリシニコフ!)

今回のキトリは荒井祐子さんだったのですが、私は荒井さんのキトリも大好きなので、たのしさ倍増。今回もすごくチャーミングなキトリで、フェッテも綺麗で丁寧で、熊川バジルとの相性もとてもいい。本当に楽しいバレエ鑑賞でした。やはり古典全幕が好き~。

ちなみに本日のバジル(熊川哲也)とキトリ(荒井祐子)の同じキャストでDVDも発売されています。詳しいキャストや私のレビューはこちら

by カエレバ

| バレエ | 22:59 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT

JOLLYさん、こんにちは~。
私も観てきました!!
いろいろ思うところもあるけれど・・・結局大満足の舞台、バジルでした!!
まだ頭の中は熊川@バジル~、ドンキの曲です(笑)


| まりお | 2012/10/16 20:12 | URL |

>まりおさん

絶対、まりおさんも見に来られてるんじゃないかなーって思ってたんです!
たしかに昔に比べると、いろいろ思うところもあったけれど、
それでも私も大満足のバジルでした。
やはり桁外れにすごいですよね、熊川氏のバジル。
伝説に立ち会えて幸せです。

| JOLLY → まりおさん | 2012/10/22 19:30 | URL |















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