Je pense, donc je suis.

Je pense, donc je suis.(我思う、故に我あり。)  というか、ただの日記です。

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東京バレエ団創立50周年 祝祭ガラ

久しぶりにバレエ鑑賞。チラシのフォントの大きさや写真の扱いを見ると、なんだかギエムのボレロがメインのようですが、私のメインはルグリのオネーギンです。

あ、そうだ!先にどうしても言っておきたいこと。私は「バレエヲタ」ではありませんので。バレエを見るのが好きなだけ。 「ヲタ」と名乗るほど劇場へ足も運んでいなけりゃ情報収集もしておりません。しかもある特定の時代の特定のダンサーやバレエ団が好きなだけで、バレエ全般にアンテナを張り巡らせているわけではありませんので、勝手に「バレエヲタ」とひとくくりにされても本当の「バレエヲタ」さんに対して心苦しいですし、本当の「バレエヲタ」さんに御迷惑をかけたくもないので、『私は「バレエヲタ」ではありません』と、この際、あえて宣言しておきたいと思います。 

fc2blog_201409020736281e1.jpg東京バレエ団創立50周年 祝祭ガラ
2014年9月2日(火)大阪フェスティバルホール 18:30開演

◆「ペトルーシュカ」 
振付:ミハイル・フォーキン 
音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
出演:ウラジーミル・マラーホフ、川島麻美子、森川茉央、東京バレエ団

◆「ラ・バヤデール」 より"影の王国"
振付・演出:ナタリア・マカロワ(マリウス・プティパの原振付による)
音楽:レオン・ミンクス  
編曲:ジョン・ランチベリー(マリオ・ボワ出版) 
出演:上野水香、柄本弾、東京バレエ団

◆「スプリング・アンド・フォール」 
振付:ジョン・ノイマイヤー 
音楽:アントニン・ドヴォルザーク「セレナーデ ホ長調 Op.22」
美術・照明・衣裳:ジョン・ノイマイヤー 
出演:沖香菜子、梅澤紘貴、東京バレエ団

◆「オネーギン」より第3幕のパ・ド・ドゥ
振付:ジョン・クランコ 
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
出演:マニュエル・ルグリ、吉岡美佳

◆「ボレロ」 
振付:モーリス・ベジャール 
音楽:モーリス・ラヴェル 
出演:シルヴィ・ギエム、東京バレエ団



で、見てきたバレエ。やっぱりルグリの一挙一動にウットリ。いや、ウットリという次元じゃなくて、もう感動の涙で前が曇るって感じ。前からずっと世界一のダンサーだと思ってるけど、宇宙一かもしれない。それぐらい次元がちがう。あんなにも一緒に踊る女性ダンサーを美しくエレガントにサポートしながら、自分自身も優雅に踊れるなんて本当に神業。真っ暗なステージの背後のカーテンを横切っただけなのに、まるでそこにスポットライトが当たっているかのように全身から放たれるオーラがキラキラ輝いている。それと同時にオネーギンの苦しみも痛いぐらいに伝わってきて、グググッグっと感情を鷲掴みにされて物語の世界に引き込まれてしまう。ルグリが踊るのを見るたびに、この人と同じ時代に生きて実際の踊りを生で見ることができたことを本当にありがたく思う。それと同時に、もう古典全幕を踊ってくれることはないんだろうなと思うと寂しくて寂しくてたまらなくなるのだけれど・・・。

ギエムのボレロも今回こそ最後の最後。以前も見たことがあるけれど、年を重ねてさらに深みを増し、神々しさに輪をかけて、まさに女神のボレロだった。基本的には男性が踊るボレロのほうが好きだけれど、空間を支配する圧倒的なカリスマと、そこから放たれる神々しいオーラと空気、そして細くてしなやかに弧を描く手と腕の運びに、ギエムのボレロはギエムのボレロで、やっぱり魅力があるんだよなーと実感する。

東京バレエ団のバヤデールも良かった。影の王国のコールドもピタっと揃っていて、上野さんのニキヤのテクニックも素晴らしく、ああ全幕でみたい!って思ったぐらい。

マラーホフのペトルーシュカについては、私の求めていたものと、ちょっと違った。(苦笑)あと、「スプリング・アンド・フォール」は、ドタバタ感が強かったので、もっともっと踊り込んでほしい。

というわけで、前半は複雑な気分でしたが、後半からもう前半の記憶が飛ぶほどに感動したので結果満足。そしてやっぱりルグリの踊りが大好きって実感してきました。ああ、眼福~。

| バレエ | 23:50 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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