Je pense, donc je suis.

Je pense, donc je suis.(我思う、故に我あり。)  というか、ただの日記です。

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夏川草介(著)「神様のカルテ0」

買った報告をしたまま読了報告をしていなかったわ。(苦笑) 買った翌日には読了しておりました。 短編集なので、すぐ読めました。


今回は、『神様のカルテ』にまつわる人々の前日譚。 研修医となった栗原一止が本庄病院で働くことになった経緯だったり、進藤辰也と進藤千夏が結婚するまでのなれそめだったり、本庄病院の内科部長・板垣(大狸)先生と敵対する事務長・金山弁二の不思議な交流だったり、一止の妻であり山岳写真家の榛名が百戦錬磨の山の達人であるという凛々しいエピソードなど、愛すべき登場人物たちのあれこれが個々の短編で描かれていました。ただ、一止と榛名の馴れ初めに関しては全く描かれていませんでした。そこが知りたかったんだけど・・・。(笑) この短編集の中でも、もう一止と榛名は既に完成形の最高のカップル状態だったので、どこでどう知り合ったのかとか、そのへんは全く触れられていませんでした。 ただ、ハルさんが、あそこまで「できた嫁」である理由が、百戦錬磨の山の達人であるということから、少しわかったような気がします。登山というものは、ひとつ判断を誤れば命を落としかねない。そしてとてつもない忍耐力と洞察力を必要とする。どんなときでも、それが緊急時であればあるほど、瞬時の状況判断と最善策の決定と実行が必要となる。そういうことがらに慣れている女性なら、夫婦生活において、些細な変化に気づいたり、どんな状況も大きく受け止めれられたりするのだろうなと。 とりあえず、シリーズ愛好家としては、この本も楽しく読み終えましたが、本庄病院を取り巻く世界にドップリと浸るには、やはり短編集では物足りない。(苦笑)もともと短編小説より長編小説が好みなので、やはり長編が読みたいと強く思いました。「神様のカルテ3」の次が読みたいです。

| 読書 | 17:48 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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