Je pense, donc je suis.

Je pense, donc je suis.(我思う、故に我あり。)  というか、ただの日記です。

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韓国ドラマ「製パン王キム・タック」

最近ド・ハマりしているチュウォン(←「ヨンパリ」を私に薦めてくれた方には感謝の言葉しかありません)の原点を知るべく、チュウォンのドラマデビュー作の「製パン王キム・タック」を見ました。

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これ、実は本国では韓国史上トップ5に入るほどの高視聴率ドラマなんだそう。なんだかタイトルとパッケージから、勝手に町の小さなパン屋が舞台のお気楽なラブコメだと思い込んで敬遠していたのですが、実際見始めてビックリ、パッケージやタイトルからは全く想像がつかなかったレベルでかなりドロドロ系。(笑)町の小さなパン屋が舞台の部分もありますが、パンを作っている食品メーカー(=大企業)相手の陰謀あり、出生の秘密あり、不倫あり、略奪愛あり、暗殺あり。(笑)それでいて爽やか青春要素もあるという不思議さもあって、いろいろと予想とぜんぜん違っていてストーリーの続きが気になって気になって、結局一気に見れちゃいました。

時代設定は、一昔前の韓国。日本でいうと昭和のはじめ(?)みたいな感じ?まだ男尊女卑社会で、女性が社会で活躍することに嫌悪感を示すような人がたくさんいた時代。家や家業を継ぐのは男子のみというのが当たり前だった時代。学生運動なんかがあった時代のようです。舞台もソウルと田舎地方都市?とにかく幼少期のキム・タックと母ミスンの訛りが凄まじい。韓国語をさほど知らない私ですら「すごい訛り」ってわかるぐらい訛ってました。調べたら慶尚道(釜山、蔚山の辺り)の方言だそうですが、妙に耳に残る訛りでした。

物語の最初の6話ぐらいまでは出生の秘密から少年時代の描写に時間が割かれているので子役が中心になるため、なかなかユン・シユンとチュウォンが出てきません。(苦笑)6話ぐらいまで耐えたら、やっと、ユン・シユンとチュウォン登場で目の保養タイム。(笑)チュウォンは、主人公のキム・タック(ユン・シユン)のライバルの青年ク・マジュン役とのことで、悪役だと聞いていたので、どんな「悪」なのか見てやろう的な好奇心で見始めたのだけれど、韓国ドラマって基本的に主人公は絶対的にカッコイイと相場が決まっているため、主人公のキム・タック(ユン・シユン)にときめいたらどうしよう?なんて心配もしつつ見はじめたのですが、そんな心配は全く無用でした。(笑)というのもキム・タック、めっちゃいい奴なんですけど、キャラが熱血すぎて暑苦しいんだよね・・・。(苦笑)私、基本的に冷めた人間なので熱血キャラは苦手なのです。(苦笑)なので、とくに前半の熱血度満点のキム・タックがウザくて、ク・マジュンに同調してしまったこともあり、ユン・シユンの顔や声も好みではなかったこともあり、私がキム・タックにトキメクことは全くなく、ひたすらヒネクレ者のク・マジュンを愛でるドラマでした。(笑)ク・マジュン、可愛いよ、ク・マジュン・・・・。あ、ソ・テジョも可愛い。(笑)

ク・マジュン、どうしようもない悪キャラではあるのだけれど、同情の余地のある悪キャラなんだよねー。とにかく可哀相な子なんです。物語の中では貧乏で苦労続きのタックが可哀相な子の代表のように描かれているけれど、お金持ちの子でも幼い頃に自分の出生の秘密を知ってしまい、それをひたかくしにしつつ、プライドだけやたらと高い母にウザいぐらいに溺愛されて、なのに祖母や父からの愛は十分には与えられず、必死で父の愛をもとめているマジュンも可哀相な子。父に認められたくて一生懸命なのに父は異母兄のタックばかりを溺愛する。そりゃ、性格もヒネクレちゃうよー。うちの猫でも片方に愛情が偏るともう片方がストレスで粗相をしたり意地悪したりするんだから、いわんや人間をやだわ。あれは父も祖母も悪いわー。それにしてもマジュンの母の意地悪さは凄まじい。あの母の性格が遺伝してるからマジュンが必要以上に父や祖母から冷遇されちゃったのね・・・。可哀相すぎる・・・。あとハン室長の憎たらしいこと!もうこの二人がギャフンと言わされるのが待ち遠しくて待ち遠しくて最終回が楽しみでしかたがなかったわー。

タックは、当初暑苦しくてウザいなーと思っていたのですが、パンがまともに作れるようになってからとコソン食品に入ってからは少し落ち着いたこともあり、性格が良いというか、とにかくポジティブだから、周りから愛されるのも納得できたこともあり、マジュン派ではありましたが、マジュンもタックも幸せになって欲しいなーと思いながら見てました。とはいえユン・シユンにトキメクことは全くなかったけれど。(苦笑)

私はとにかくマジュン派です。父の愛を求めるのに誤解されたり、自分の行動が裏目に出る姿は、まるで「王の顔」の光海君(←演じていたのはソ・イングク)を思い出しました。“父親に冷遇されて涙する息子”にめっぽう弱い私。ユギョンのことが好きで好きでしょうがないところも可愛くて可愛くて。方法は完全に間違ってるし、ヒネクレすぎてるけれど、もうその屈折した性格すらも可愛かったわー。(←もはや盲目)ユギョンは逞しいよね。計算高くてしたたかだけれど、正直で、ある意味、気持ちもわかるし同情もできたからユギョンの選択も私はわりとすんなり納得。がんばれユギョンって気分でもありました。何はともあれ、とことん愛されているということは、幸せなことです。羨ましいぐらいだわよ。


そしてチュウォンのマジュンは、これまた今まで見た「ヨンパリ」や「グッド・ドクター」や他の映画作品と全然違うイメージで、「グッド・ドクター」のパク・シオンからしたらマジュンなんて真逆キャラなのに、どっちも違和感がないっていう素晴らしさ。もう見るたびにイメージを変えてくれるから楽しすぎる俳優チュウォン観察。これからもチュウォン観察を継続したいと思います。(はぁと)

「製パン王キム・タック」
【製作】2010年 韓国
【演出】イ・ジョンソプ
【脚本】カン・ウンギョン
【出演】ユン・シユン、チュウォン、ユジン、イ・ヨンア、チョン・グァンリョル、チョン・インファ
by カエレバ

| ドラマ | 23:49 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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