Je pense, donc je suis.

Je pense, donc je suis.(我思う、故に我あり。)  というか、ただの日記です。

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「カンチョリ オカンがくれた明日」

韓国映画「カンチョリ オカンがくれた明日」を見ました。認知症を患う母(キム・ヘスク)のために懸命に生きる青年(ユ・アイン)の過酷な運命と母子の絆を温かに描いたヒューマン・ドラマです。これまた最近母と二人でハマっている俳優ユ・アイン目当てで見ました。この映画は釜山が舞台ゆえ、釜山訛りのユ・アインです。


 


「カンチョリ オカンがくれた明日」
【製作】2013年 韓国 上映時間 108分
【監督】アン・クォンテ
【出演】ユ・アイン(カン・チョル)
キム・ヘスク(スニさん)
キム・ジョンテ(サンゴン)
キム・ソンオ(フィゴン)
チョン・ユミ(スジ)
イ・シオン(ジョンス)



この作品をみながら大好きな映画「ギルバード・グレイプ」を思い出しました。あちこちでクスっと笑えるのだけれど、全体的には切ないという空気感だったり、手のかかる家族を抱えながら逃げ出せない現実を受け入れるしかない青年の姿だったりが重なりました。

とりわけ煙突に上るスニさんを迎えに行くカン・チョルという冒頭の煙突のシーンは、まさに映画「ギルバード・グレイプ」で煙突に上った弟アニー(レオナルド・ディカプリオ)を迎えに行ったギルバート(ジョニー・デップ)と同じ。 物語の中に登場する自由の象徴のような女性と、家族愛や諸々のしがらみで釜山から出たくても出ていけないカン・チョルという対照的な二人の恋も「ギルバード・グレイプ」っぽい。釜山から出ていきたくても出ていけないというカン・チョルの葛藤、母親スニさんへの優しさに、もともとのユ・アイン好きが加わってキュンキュンさせられる作品でした。

認知症ゆえ予測不能なスニさんの行動につきあってあげる息子のカン・チョル君、本当に優しい息子なんだよ。泣けるぐらいに優しい。そしてスニさんが遠足のお弁当を作る場面で、今朝は母が正気に戻ってる!と思って喜んだ後の絶望が本当に可愛いのだけれど切ない。そして足を引っ張る旧友の登場で引っ掻き回される人生。日本のヤクザが出てくるあたりは、ちょっとギャグっぽくもあって、そのありえない展開もまた面白かった。それにしても、(以下、ネタバレなので白文字にします。カーソルを当てて反転させてどうぞ)韓国映画なのに日本のヤクザが勝ってしまっていいのでしょうか?(苦笑)

| 映画 | 17:32 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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