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Je pense, donc je suis.

Je pense, donc je suis.(我思う、故に我あり。)  というか、ただの日記です。

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「ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~」

公開から遅れること約1カ月。やっと「ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~」を劇場にて鑑賞。人気料理番組「料理の鉄人」を手がけた演出家・田中経一のデビュー小説を、二宮和也主演、「おくりびと」の滝田洋二郎監督のメガホンで映画化した作品。脚本は「永遠の0」を手掛けた林民夫とのこと。原作は未読。インタビュー等で現代パートと過去パートがあるということと、二宮さんが現代パート、西島さんが過去パートのメインキャラであるということぐらいしか予備知識のない状態で鑑賞しました。





「ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~」
【製作】 2017年 日本
【監督】滝田洋二郎
【原作】田中経一(著)『ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~』(幻冬舎文庫刊)
【出演】二宮和也(佐々木充)
    西島秀俊(山形直太朗)
    綾野剛(柳沢健)
    宮崎あおい(山形千鶴)
    西畑大吾(鎌田正太郎)
    兼松若人
    竹嶋康成
    広澤草
    グレッグ・デール
    ボブ・ワーリー
    大地康雄
    竹野内豊(三宅太蔵)
    伊川東吾
    笈田ヨシ(楊晴明)
【宣伝コピー】
『その味が、失われた時をつなぐ。』
『1930年代、天皇の料理番が考案した幻のフルコース・メニュー。その再現に挑むのは、愛を知らない天才料理人。』


ストーリーをざっくりと言うと、孤独で心を閉ざしている天才料理人が、日中戦争前の満州国で作られた幻の「大日本帝国食菜全席」のレシピ集を探すハメになり、思いがけない真実に出会うという展開。レシピを探す現代の天才料理人を二宮和也、満州国でレシピを作った昔の天才料理人を西島秀俊が演じています。

中国では、一度食べればどんな味でも再現できる絶対味覚を「麒麟の舌」というのだそうで、その「麒麟の舌」を持つ天才料理人二人がメインになって謎めいた物語が進んでいきます。そしてジワジワと謎がとけていく感じがとても穏やかで、途中結末が読めた部分もなきにしもあらずでしたが、好きなテイストの作品で、個人的にはとても面白かったです。派手な作品でもなく、展開にも大きな起伏もなく、比較的淡々と物語が進むのですが、面白いストーリーです。とくに大きくは感動もしなかったし泣きもしませんでしたが、あざといお涙ちょうだい系の演出もなく好感度の高い作品。

この映画はキャスティングが絶妙ですね。西島さん、特に好きでも嫌いでもなかったのだけれど、この映画ではとても存在感がありました。二宮さんは、安定の二宮だったんだけれど、後半、二人の横顔だったり表情だったりが似てるなーと思うことがチョコチョコとあって、エンディングに向かうにつれて妙に納得してしまいました。そういう点でもキャスティングが絶妙な気がしました。宮崎あおいちゃんが、「神様のカルテ」並みによくできた妻を演じていて、しかもカメラなんか持ってるもんだから「神様のカルテ」のハルさんは、ちづさんの娘なんじゃないか?と思ったぐらいです。(笑)

料理を作る手際や手元も見ていて楽しかったし、お料理も美味しそうだったし(大日本帝国時代の料理のいくつかは美味しくなさそうなものもありましたが。)、空腹のときに見ちゃダメな作品ですね。ビフカツサンドとか、黄金チャーハンとか、あとエンドロールに出てくるの佐々木充シェフのお料理たち、めっちゃ食べたくなりました。そして二宮和也はやはり演技上手いなー。最後のビフカツサンドを食べるときの表情とか絶妙。やっぱり好きだわ、俳優二宮。

| 映画 | 22:38 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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