Je pense, donc je suis.

Je pense, donc je suis.(我思う、故に我あり。)  というか、ただの日記です。

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「マンハント」

2月9日(金)、本日公開の中国映画(日中合作?)『マンハント』を試写にて観賞。西村寿行原作、高倉健主演の日本映画「君よ憤怒の河を渉れ」をリメイクしたサスペンス・アクション大作で、監督は大好きなジョン・ウー。主演は中国人俳優のチャン・ハンユー。大阪で国際弁護士をしている中国人の主人公(チャン・ハンユー)が殺人事件にまきこまれ無実の罪で追われて大阪の街を逃げ回り、それを執念で追いかける大阪府警の刑事を演じているのが福山雅治。簡単に言えば、大阪を舞台にしたチャン・ハンユーと福山雅治の鬼ごっこ。ちなみに主演の二人(チャン・ハンユーと福山雅治)には全く興味ナシ状態で鑑賞しました。


『マンハント』
【原題】「追捕/MANHUNT」
【製作】2017年 中国
【監督】ジョン・ウー
【出演】チャン・ハンユー(ドゥ・チウ)、福山雅治(矢村聡)、チー・ウェイ(遠波真由美)、ハ・ジウォン(レイン)、國村隼(酒井義廣)※友情出演、竹中直人(伊藤) ※特別出演、倉田保昭(坂口秀夫)※特別出演、斎藤工(犯人A)※特別出演、アンジェスル・ウー(ドーン)、桜庭ななみ(百田里香)、池内博之(酒井宏)、TAO(田中希子)、トクナガクニハル(浅野雄二)、矢島健一(堂塔)、田中圭(北川正樹)、ジョーナカムラ(青木)、吉沢悠(犯人B)
【原作】西村寿行『君よ憤怒の河を渉れ』(徳間書店刊)



この映画、日中(韓?)合作映画とのことで、物語の舞台が大阪。よって撮影もオール日本ロケ(大阪・奈良・岡山あたりで撮影された様子)。大阪が舞台ということで、当然ながら大阪の各地でも撮影されており(※大阪各地でロケ地マップを配布中とのこと)、実は私もこの作品には仕事で少し関わっており、撮影にも立ち会いました。撮影は2016年の初夏~だったので、かれこれ2年ほど前ですが、映画って公開まで時間がかかるものなんだなーとシミジミ。日中韓の俳優女優が出演していることもあり、劇中での会話は、日本語・中国語・英語とチャンポン状態です。福山雅治氏は英語のシーン多め。 

で、そんな映画の感想ですが、 やはりねー、日本が舞台なだけに、外国人が描くトンチンカンJAPANが炸裂していて、ツッコミどころは満載なのです。とりわけ大阪が舞台なので、よけいにツッコミたくなることが多々あったりします。(苦笑) でもねー、私は、このジョン・ウーのツッコミどころ満載の世界観、本人たちは至って真面目なのに失笑系オモローなテイストに仕上がってしまっている残念な感じ(=アホアホ系)って結構好きなんだよねー。(笑)なので個人的には面白かったです。ただ失笑系の面白かったで、決して名作ではないし、他人に勧めるかというと悩ましいところ。(苦笑)

ジョン・ウー監督のファンとしては、ジョン・ウー独特のアホアホなテイスト(=失笑系のオモロー)もジョン・ウーのお約束(2丁拳銃、白い鳩、スローモーション、男の友情)も満載で、期待は全く裏切られてはいません。 アクションの迫力はさすがジョン・ウー。大阪のいたるところで大暴れです。関西人なら、おお!と思うような身近な場所もたくさん出てきてるのではないでしょうか? ジョン・ウー作品名物の白い鳩も、そこでそう使うか!?と予想をはるかに超える使い方で、思わず失笑しながら拍手しそうになった。(笑) ただ物語は荒唐無稽というか、あまりにも陳腐な勧善懲悪というか、無料だから見たけれど、お金を払って観て満足と言えるかと言われると主演キャストに全く思い入れもないだけに、かなり微妙ー。(苦笑)  

俳優陣の印象は、チャン・ハンユーは泥臭いのも似合っていたし、全体的に渋い男って感じ。日本ではほぼ無名な方だけれど、ちょっと渡辺謙っぽい雰囲気で、寡黙で渋いキャラが似合っていました。福山雅治は、まんま福山雅治でした。福山雅治って一般的にも映画の画面で見ても実際に見てもイケメンなんだと思うのですが、アクションも泥臭い役も似合わないよねぇ・・・。(苦笑) プロファイラー役とかなら似合うと思うのだけれど、血まみれ泥まみれで体を張って現場で戦う刑事っていうのがどうも違和感。アクションも微妙・・・。頑張った感が出てしまっていて不自然さが否めず・・・。(苦笑) 女の殺し屋役で登場する韓国人女優ハ・ジウォン(←韓国でもアクション得意な人)のアクションが、あまりにも自然でキレキレでカッコイイので、それとのギャップが目立ってしまって残念だった印象。(苦笑)

あと、福山雅治演じる刑事の部下役で出てくる桜庭ななみの演技が超絶大根すぎて、大阪府警のシーンはもう目をそむけたくなるような仕上がりで、全体的に大阪府警残念!って感じ。(苦笑) 桜庭ななみちゃんって中国語と韓国語ができるらしいのだけれど、その語学力が映画内では全く活かされていないし(苦笑)、それより何より、女優を名乗るのなら、まずは日本語での演技を磨こう!(苦笑) 個人的に面白かったのは斎藤工。よくぞ引き受けたよねーって役どころ。(笑) あと國村隼がいかにも國村隼な役で面白かったです。

とりあえずアクションの迫力はあるので、アホアホなジョン・ウーの世界が好きな方は劇場で観る価値もあるかと・・・。ジョン・ウー作品で言うなら「ブロークン・アロー」的な位置づけかなぁ。  「ミッション・インポッシブル2」や「フェイスオフ」クラスではないし、「レッドクリフ」でもないし、「男たちの挽歌」でもない。(苦笑) 残念さと失笑まじりの面白さが、ちょうど「ブロークン・アロー」。(笑) クリスチャン・スレーターに感じた残念さ=福山雅治に感じる残念さって感じで。(笑) レディースデーやレイトショーなら見るかなぁ。あ、この内容でも、舞台をアメリカにして主演をジョン・トラボルタとニコラス・ケイジなら定価を払って見たいです。あー、ジョン・トラボルタとニコラス・ケイジって名前を書いただけで「フェイスオフ」(←私の中でジョン・ウー作品の中の最高のお気に入り)見直したくなってきました。(笑)




撮影後、大好きなウーたんにサインもらいました。

御本人はすごいオーラがあって超ステキでした。
周りにスタッフが200人もいたのだけれど、その中でもオーラがダントツ。


| 映画 | 22:58 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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