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Je pense, donc je suis.

Je pense, donc je suis.(我思う、故に我あり。)  というか、ただの日記です。

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安藤忠雄展 —挑戦—

日付けが少し遡るのですが、国立新美術館で安藤忠雄展を観てきました。混み具合は、私が行ったときは時間帯が良かったのか比較的落ち着いていたほうかな。すんなり入れたし。でも賑わっていました。グッズ売り場や展示品によっては行列も多少ありましたが、某行列に慣らされている身では、全然余裕なレベル。(笑)そして、この賑わいを見ていると、安藤忠雄って日本人にとって超メジャーな建築家なんだなーとしみじみ感じます。老若男女を問わず、国籍も問わず、たくさんの人が見に来ていました。関西出身の方だから、梅田の某カフェでも良くお見かけしたりしたので、関西人には割と身近に感じるのだけれど、メディアへの露出も多いし、日本人全般的に親しみやすい建築家なんでしょうね。




展覧会はとても大規模な展覧会で、光の教会は実物大で再現してあったり、各プロジェクトの巨大模型だったり、スペースをふんだんに使って展示してありました。

安藤建築って、スタイリッシュでオシャレな印象のものが多いけれど、実はユーザー目線でみるとビミョーなものが多いんだよねー。ガラス張りの空間、しかも壁がなく天井まで吹き抜けとか、よく見られる特徴だけど、あんなの夏は暑いわ、冬は寒いわ、光熱費がべらぼうにかかりそうだし、代表的なコンクリートの打ちっぱなしもメンテナンスがたいへんそう。全面ガラス張りのドミニク・ペロー設計のパリ国立図書館も、見た目は超素敵だけれど、中で働く人は暑くて最悪って言ってるらしいから、見て素敵なものと使って素敵なものほ違うんだろうね。コストパフォーマンスと両立させようとすると芸術性が失われてしまうんだろうなー。ジレンマですね。

実際、関西にある安藤建築のビルたちのテナントは、どんどん撤退して幽霊ビル化しているのを何度も見かけたことがあります。光熱費とテナント料で採算取れないんじゃないかと勝手に推測。コンペの作品なんかもたくさん展示されていたけれど、お金に糸目をつけずに作れたら、これもアリだろうけど、現実的にはナシだわー。とくに公共工事で税金使うなら絶対反対って感じるものがチラリホラリ。(苦笑) それでも夢を描くって素敵だなとは思いました。壮大な夢、溢れ出す想像力。すごいパワーを感じました。

ちなみに私は初期の安藤建築のほうが好きです。ここ近年はプロジェクトが巨大化していることもありますが、あんまりときめかない…。(苦笑) とはいえ、近年の作品群も見ているぶんにはとても面白かったです。安藤建築は関西が本場。とりわけ初期の作品は関西にたくさんあります。が、あえて安藤建築めぐりとかしたことはありません。せっかくだから、建築好きを誘って、安藤建築めぐりとかしてみようかしら。(ニヤリ)

安藤忠雄展 ―挑戦―
場所/国立新美術館(企画展示室1E、野外展示場)
東京都港区六本木7丁目22-2
日時/2017年9月27日~12月18日
時間/10:00~18:00(金・土は~20:00)
※入場は閉館の30分前まで
定休日/火曜日
http://www.tadao-ando.com/exhibition2017/

| 美術 | 17:47 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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