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Je pense, donc je suis.

Je pense, donc je suis.(我思う、故に我あり。)  というか、ただの日記です。

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ダニエル・バレンボイムのベートーベン・ピアノソナタ全集

「母の日に何か欲しいものある?」と母上に聞いてみたら「バレンボイムのベートーベンピアノソナタ全集の新しいほうのぶん」という返事が返ってきた。我が家にはベートーベンのピアノソナタ全集は既に2つある。ケンプのものバックハウスのもの。どちらもベートーベンの達人による名盤中の名盤。それ以外にも全集ではなくベートーベンのメジャーなピアノソナタ(四大ピアノソナタ等)のCDなら、さらにいろいろなピアニストのものを母上は所持しているのだけれど、バレンボイムの弾くベートーヴェンのソナタのCDは全く持っていないらしく、バレンボイムがベートーベンのソナタを演奏するのをラジオやテレビで聞くにつけ、ずっとCDが欲しくてたまらなかったのだそう。

調べてみたら、バレンボイムは60年代と80年代の2度ベートーベンのピアノソナタ全集を録音しているらしい。新しいほうってことだから80年代の録音のほうだなってことで、さらに調べてみたところ60年代のものはEMIから、80年代のものはドイツグラモフォンから発売されているとのこと。Amazonで探してみたら、ドイツグラモフォンから発売されているベートーベンのピアノソナタ全集の日本版は既に廃盤で手に入らないけれど、USインポート版なら9枚組のCDが4,972円で在庫あり。9枚組のCDが4,972円ってことは、CD1枚あたりにすると550円弱。絶対に全集で買うほうがお徳だなーなんて思いながらポチってプレゼントすることに。

Piano SonatasPiano Sonatas
Ludwig van Beethoven

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届いたCDを「母の日のプレゼントね。」と渡すと、満面の笑みでヘッドフォンとCDプレーヤーを握り締めて寝室へ引きこもる母上。そして、数分後。「JOLLYちゃん!!!!!!!!ちょっと!!!!!凄いから!バレンボイムの『ワルトシュタイン』!鳥肌が立つほど凄いから、聴いて!!!!!!!!」と私の部屋にCDを持って駆け込んできた。(笑)母上はベートーヴェンのピアノソナタの中でも21番の『ワルトシュタイン』が大好きなので、真っ先に『ワルトシュタイン』を聴いたらしい。そしたら、今まで聴いた中で最高にツボにハマったらしく、母にとって、この演奏が『ワルトシュタイン』のCDのベストになったのだそう。(※ただし『月光』はケンプがベストなのは揺るがなかったらしいけど。) 早速聞かせてもらったバレンボイムの『ワルトシュタイン』は、素人でもわかるぐらいに素晴らしく、キラキラした色彩豊かな音色で視界がパーっと明るくなるような感動を与えてくれる。第一楽章は、なんとなく満開の大きな桜の木が風に吹かれて花吹雪を巻き起こしているような風景が目に浮かぶような演奏。ちょっと他の曲もじっくりきかせてもらおうと、結局CD9枚全部i podにインポートさせてもらい、母の日用といいながら、実質、自分の楽しみにもなった一石二鳥なプレゼントとなりました。エヘッ。

ちなみに全く同じものの日本版は廃盤でプレミア価格になっています。

ベートーヴェン:Pソナタ全集ベートーヴェン:Pソナタ全集
バレンボイム(ダニエル)

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| 音楽 | 22:19 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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東日本大震災 チャリティー コンサート  ズービン・メータとN響の〈第9〉

本日、東京文化会館で16時から演奏された、ズービン・メータとN響の第九、 http://www.tokyo-harusai.com/ で有料(※チャリティ)生中継されていたので、チャリティに参加してネットをつないで聞いておりました。冒頭のあいさつでメータ氏はペットにまで言葉をかけてくださって、思わずとなりにいたキャッツに「ほら、あなたたちも聞いて!」と声をかけてしまいました。(笑)そしてはじまった演奏。最初に「G線上のアリア」が演奏され、そのまま「第九」へ。「第九」は、メータのシリアスで熱い指揮、演者たちの思い、すべてがひとつになった感動の演奏で、ベートーベンの楽曲の素晴らしさも相まって途中から泣けて、泣けて。 本当に素晴らしい感動的な演奏だったので、見逃した方、今度の日曜(4月17日)午後9時のN響アワーで抜粋が、24日朝6時からBSプレミアム「特選オーケストラ・ライブ」で全曲が放送されるので、ぜひ。

東日本大震災 チャリティー コンサート ズービン・メータの〈第9〉
N響アワー:2011年4月17日 
NHK教育テレビ 午後9時00分 ~ 9時57分放送

交響曲 第9番 ニ短調 作品125 「合唱つき」 から   ( ベートーベン作曲 )
ソプラノ : 並河 寿美
メゾ・ソプラノ : 藤村 実穂子
テノール : 福井  敬
バス : アッティラ・ユン
合唱 : 東京オペラシンガーズ
管弦楽 : NHK交響楽団
指 揮 : ズービン・メータ

[ 収録: 2011年4月10日, 東京文化会館 ]


今日の第九も気迫の演奏で感動しましたが、先週のN響アワーで放映された演奏(震災翌日に渡米したN響による3月20日ニューヨーク州立大学パーチェス校で行われたN響北米公演のコンサート、指揮はアンドレ・プレヴィン)も凄くて、まさに祈りの響きといわんばかりの演奏で、録画してなかった自分を大後悔。本当に歴史に残る名演奏といっても過言ではないぐらい素晴らしい演奏でした。先日放映されたのはエルガーのチェロ協奏曲だけだったと思うのですが、BSではプロコフィエフの5番も演奏していたらしく、そちらを聴いた友人も大絶賛しておりました。こちらのN響のアメリカ公演は5月29日にBSプレミアムで全曲放映があるみたいなので、こちらも見逃した方、是非!私も今度は絶対に録画します。

2011年3月20日 アメリカ パーチェス大でのN響公演。
武満 徹:グリーン
エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調 作品85 (チェロ)ダニエル・ミュラー・ショット
プロコフィエフ:交響曲 第5番 変ロ長調 作品100

| 音楽 | 18:06 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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アルバム「僕の見ている風景」の感想

私の大好きな某気象系5人組が、前回のオリジナルアルバム「Dream”A”live」から2年4ヶ月ぶりにオリジナルアルバム「僕の見ている風景」をリリースしてから5日が経過いたしました。

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このアルバムの初回限定版、イレギュラーなサイズのケースとブックレットが鬱陶しい! CDラックからはみ出るっつーの! 通常版とは、ブックレットが違うだけらしいけれど、イレギュラーサイズのブックレットが逆に邪魔。でも初回版のブックレットの最後から2枚目の5人の写真の口元が相葉さんから時計回りに「あ」「り」「が」「と」「う」になってるなんて言われたら、それはそれで初回版ゲットの甲斐もあったかなぁとも思ったり。しかし、この「あ」「り」「が」「と」「う」に気付いた人すごいね。「と」と「う」担当の人の口が妙に不自然っちゃー不自然だけれど「あ」の人なんて違和感なさすぎて気がつきもしなかったわ。(笑)

それにしても、やっぱりオリジナルアルバムって楽しい~。最近の嵐を取り巻く環境って、決められた枠組みや求められている役割に収まることを強要しすぎて、嵐もそれに答えようとする余り、小さくおとなしくおさまりすぎているような気がしていたのだけれど、このオリジナルアルバムには本当に嵐がやりたいこと、今の等身大の嵐が詰まっている感じがして、ものすごく聞いていて嬉しくなる。自分たちがやりたいことってコレ!って主張してる感じ、この嵐バブルの渦中で彼らが個々に今現在見ているところ、目指しているところ、思うところを並べてあるからこその「僕の見ている風景」なのかなと思いながら聞き込むと、ただひたすらに目頭が熱くなる曲もありました。腹筋がよじれるほど笑える曲もありましたが。(笑)そして、彼らの見ている風景は、決して単純に明るく楽しいだけのものではないんだな、彼らは、とても冷静にこの嵐バブルを受け止めて緊張しているんだなーとしみじみ感じさせられる部分がありました。そして、その地に足のついた彼らの姿勢にホっとさせられるというか、そういう彼らだから大好きなんだと改めて感じさせられたアルバムでもあり、私は妙に気に入っております。

 詳しくは下記に。(※長いです。)



【DISC1】

◆ movin'on
今回のアルバム曲の中で一番好きです。サクラップもあるし、大野さんのフェイクもあるし、文句なしに嵐の曲!って感じがする。とくに今の嵐の曲!って感じ。聞いていると、何かが始まる予感がするザワザワとした高揚感、これからの自分たちが進む道に対する強い意思表明、この二つがグっと胸に迫り、本当にウッカリすると涙腺が決壊しそうになります。彼らが自分たちに言い聞かせているかのような「眩しくて 抱きしめて 噛み締めて ここにいるか~ら♪駆け抜けて 近づいて 追い越して まだ行けるか~らぁ♪」のあたり。「がんばれ!」って言いたくなる。この曲の独特の「何かが始まる予感がするザワザワとした高揚感」は、ツアーのオープニング曲にもピッタリな予感。今回のツアーのオープニング1曲目はこれじゃない? ちなみに、この曲はJALの企業CMに選ばれているようですが、おそらく、その理由もこの曲の持つメッセージ(「新しいスタートに対するザワザワとした高揚感」と「これからの自分たちの道に対する強い意思表明」)にJALという企業が共感してのことなのでしょう。トップの座に胡坐をかいて傲慢な経営を省みずに自滅したJALという企業が、コツコツと謙虚に実績を積み上げて今の立場にある嵐の今の勢いに便乗したCMを流すことに対してはモヤモヤと思うところはあれど、曲の持つメッセージに共感して、謙虚にコツコツと積み上げてきた結果上昇気流に乗っている嵐を見習って、気持ちを入れ替えて「謙虚にコツコツと実績を積み上げてがんばる!」という意思表明としての選曲してくれたのだと思えば、「がんばれ!」と言うしかないけどさー。(苦笑) そして、大野さんのフェイク「オー!ムービノ~~ン!ヘイ!」が妙にツボ。(笑) 


◆マダ上ヲ
インドっぽいよね?そしてサビの部分から南米へいきなりトリップする感じ?(笑)ライブで魅せてくれそうな予感~。櫻井さんの攻め気味のラップと怪しい読経みたいな「暴れはじめた~無限の衝動さ~♪」が妙にツボ。


◆リフレイン
なんだかKinki Kidsの曲みたい。これはダーリンの声が大好き。とくに最後の最後、リフレイン部分の「素直になれなくてぇ~♪」の「てぇ~」の母音「え」の残響が大好き。この「え」に限らず、相葉さんの母音の残響って猛烈に色っぽくて可愛くない?(←あいばか) あと櫻井さんのソロパートが妙に弱弱しくて、ラップのときとのギャップに萌えます。(笑)

◆Troublemaker
5×10の名古屋ドームのオーラスで実感したけれど、この曲はライブだと本当に楽しい。できましたら櫻井さんのソロの直後とかに入れてもらって、前半は櫻井さんお着替え中につき4人で踊ってもらって、櫻井さんはモニター映像で登場、後半から着替え終わった櫻井さんがドーンとセンターに登場しちゃうという、Mステ再び!?みたいな演出だったら面白いのになー。

◆ T.A.B.O.O (櫻井ソロ)
待ってました!攻めてるエロ櫻井翔!こういう櫻井さんを待ってました!最近、なんだかかつて尖っていたところが丸くなっちゃって、イジられすぎて面白キャラで押されすぎているのを見るにつけ、そういう櫻井さんもいいけれど、もっと尖っていて、もっと羞恥で、もっと攻め気味で、もっとナルシズム満点な櫻井さんも好きだったんだけどな、羞恥な櫻井さんがちょっと恋しいなぁ・・・なんて思っていたので、ライブで羞恥なお姿を拝める?と期待値が上がります。そして櫻井さんの声の魅力がすごく生かされている気がする。そして英語が誰かさんたちみたいに、ひらがなやカタカナではなく、英語にちゃんと聞こえることに感動してみたり。(笑)


◆サーカス
これもダーリンのソロ部分の最後の「てぇ~」の母音「え」の残響が大好き。「Oh Baby 退屈な夜を壊し~てぇ~♪」の最後の「てぇ~」のことです。


◆ギフト
これを歌いながら、大好きな「母ちゃん」を思い出して、思わず泣いちゃうマザコン男子が約2名ほどいそうな曲ですね。(笑)大野さんのソロの歌声がとても綺麗ですが、ぶっちゃけ、ここまで男性目線の歌詞だと、この母へのバラードを聞いて心から感動したり心から喜べる人は、あの5人を生んだ5人の母親だけじゃないのか?と、妙に蚊帳の外な気分になってしまう曲。(苦笑)


◆Everything
こんなシングルもあったねぇ・・・。(遠い目)


◆ Come back to me (松本ソロ)
かわいいーーーーーーー!!テクノな松本さん。早口言葉みたい。松本さんはparfumeになりたかったんだね。(笑)ダーリンの英語は「ひらがな」になりがちですが、「アー・ユー・レイディ?」な松本さんの英語も負けず劣らずのレベルで「カタカナ」になりがち。(苦笑)テルミハウユフィール(=tell me how you feel)♪オルアワナドゥ♪(=All I wanna do)♪ まあ、可愛いから許す。

◆ マイガール
イントロが流れただけで涙腺が決壊します。それぐらい思い出と思い入れがハンパない。そしてヘッドフォンで聞くと冒頭の「どんな♪言葉を使えば♪」とか「大切な~♪ことは全部♪自分ひとりで抱えていた♪」あたりのダーリンのブレスが本当に良く聞こえるのがたまりません。


◆Magical Song (相葉ソロ)
アルバム内随一の大爆笑もしくは失笑ソングではなかろうか。(笑) だって、「いっつ あ まじかるそん そん そん そん そん そん そん ひぇぃ~!」だよ。(笑) ワタクシ、この曲を初めて聞いたのが真夜中すぎだったのだけれど、まさにこの曲こそが「真夜中すぎのセンセーション!」以外の何物でもなかったという・・・。(苦笑)「ユーロビートです。」「歌い終わったあと、楽しい以外、何も残らない曲。(笑)」と本人から予告されていたのだけど、本当に、そのまんまでした。 ベースになっているテーマみたいなものは「おもちかえりソング」(←「Secret Eyes」のことを私とCちゃんは、こう呼んでいる)と同じですね、「ちゃらいばまさき」的な、今宵は女の子とハメをハズしちゃうぞ!的な、刹那主義が見え隠れするような感じ。今の君が見ている風景はコレなのか?コレでいいのか?と問い詰めたくなる衝動にかられつつ、適度な間隔で登場する「いっつ あ まじかるそん そん そん そん そん そん そん ひぇい~!」で大爆笑止まらず、その後もエンドレスでツッコミどころ満載すぎて、もう、これはこれでアリかもと思わせるあたり、まさしく「MagicalSong(=魔法のような歌)」。(笑) それにしても、常々英語が全部ひらがなに聞こえる相葉クオリティも最大限に生かされており、こんなにも外来語満点の歌詞なのに、途中から中華風に聞こえてくるあたりといい、なんだか「THE アイバ」な曲で気がつけばエンドレスリピート。(←結局あいばか)  「でぃすこてぃ♪でぃすこてぃ♪」「いーじかむ♪いーじごー♪」「べいべー♪」「せんせいしょん♪」「しん♪しん♪しん♪」「れっみーふらい♪れっみごー♪」「ゆえんみー♪」「いっつ あ まじかるそん そん そん そん そん そん そん ひぇぃ~!」ちなみに、この『ひぇ~ぃ!』 (←本人は「イェーイ!」と言ってるようですが『ひぇ~ぃ!』にしか聞こえない)を聞いたCちゃんが「相葉ちゃん、フェイク下手すぎ。『イェーイ!』って言えてないし。(笑) あの、できそこないフェイクはありなの?」と笑うので、あいばか代表として「違うよー、あれはフェイクにファルセットを混ぜ合わせた相葉ブレンドなんだよ!あの絶妙なブレンド具合の『ひぇぃ~!』の魅力がわからない?」と強く主張しておいた。(←本気のあいばか)

◆ let me down
この曲もすごく好き。ちょっと気だるいイントロとか、アルバム「Here we go」っぽくない?「Here we go」のテイストが大好きなので、この曲も大好きです。ファルセットが色っぽい。あと櫻井さんの気だるいラップも素敵。櫻井さんのラップ、ヘッドフォンで聞くと耳元で囁かれる感じがいいです。そして言わずもがなの「自由気まま♪わがまま♪成すがまま♪」が大好き。


【DISC2】
◆ Monster
大好きです。そしてやっぱり「Oh!No!」が「大野!」に聞こえます。(笑)


◆Don't stop
最初聞いたときは、そんなにピンと来なかったのですが、歌詞カードを見ながら聞くと、まさに「今の嵐」のことだなぁと感じ、そう思って聞くと目頭が熱くなりました。

◆静かな夜に (大野ソロ)
大野智という人は、揺るぎなくて、確固とした世界を持っている。それを改めて実感させられる曲でした。大野さんは本当に好きなんだね、このテイストが。もうそれがよーく伝わる曲でした。歌声の美しさで静かにゆったりとしたテンポで聞かせてくれるので、CDで聞く分にはウットリとさせられるのだけれど、ライブで大野さんに期待するものが、美しい歌声以上にキレキレの本気ダンスな私としては、この曲を聞いたときに正直なところテンションが下がりました。去年が歌のお兄さんでお茶を濁されただけに、今年こそキレキレのダンシング智を見たい!と切望していただけに・・・。Cちゃんは「智、揺るぎないキミが大好きだけれど、たまには冒険してみないかい?」と言っておりました。でもきっと、これはこれにぴったりの美しい踊りを見せてくれることでしょう。とりあえずライブのソロが「ユカイツーカイ怪物くん」ではありませんように・・・。(祈)

◆ むかえに行くよ
この曲も大好きです。だって、ダーリンのソロから始まるんだもの。悲しいことがあったときに寝転がって空を眺めているダーリンの姿が目に浮かんでしまって、ギュッてしてあげたくなります。(←あいばか)アルバムの曲の中で、一番ジーンとします。今の嵐が自分たちに言い聞かせているような歌詞でもあり、歌詞に自分自身を重ね合わせても、いずれにせよジーンとします。今回のアルバム内で1、2を争うぐらい好きかも。


◆1992*4##111 (二宮ソロ)
もうね、こういう遠まわしなタイトルをつけちゃうところが二宮クオリティだよね。この暗号、私は一発で見抜けたよ。これね、私の携帯電話(au)の文字入力画面で「1992*4##111」と押すと「ありがとう」という文字になるんだけれど、そういうことでしょう? 最初に聞いたときは「爽やかだな」ぐらいの印象しかなかったのだけれど、何度か聞いているうちに歌詞にこめられている二宮さんの「ありがとう」の気持ちが伝わってきてジーンとしてしまいます。そして、歌ってる二宮さんの声が本当に楽しそうで幸せそうで、ホッコリします。

◆ 空高く
あ、イギータ・ソング。(笑)あの羞恥でツッコミどころ満載だったドラマが思い出されますな。(笑)フルコーラスだとサクラップがあったんですね。

◆ kagerô
Kinki Kidsの曲みたい。「歌謡曲」って感じ。

◆Summer Splash!
嵐の夏がやってきたー!って感じ。とても爽やかで楽しそうな曲で嵐っぽい!(笑)「日差し差し込むとこまで全力疾走」のダーリンが「こことかでなくはるかむこう」のダーリンっぽくて好き。(笑)


今回のアルバム、全体的に大野さんのフェイク(←大好物)満載、櫻井さんのラップ(←しかも攻め気味のラップ!)がたくさんあるあたりもニマニマしてしまう。あと個々の歌唱力が上がったのか、編集機器の性能が上がったのか、はたまた編集能力が上がったのか、どれが大きな理由なのかは不明ながらも、ユニゾン部分で耐え難いほど聞きづらいものがあまりないあたりもいいよね。ただ生歌になっても、このレベルで歌いきれるのかは不明だけれど。(苦笑)

| 音楽 | 21:28 | comments:3 | trackbacks(-) | TOP↑

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チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲

先日のブログ記事の最後にチラっと書いたけれど、私が妙に春になると聞きたくなるのがチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。なんとなく冒頭の雰囲気が草木が芽吹くような気配を感じるというか、第二楽章あたりは、春の憂鬱にリンクするというか、第三楽章あたりは、これから開放的な季節(夏)にむかっていく高揚感と重なるというか、とにかく私にとって「春」になると聞きたくなる曲だったりします。最近だと「のだめカンタービレ in ヨーロッパ」」で使われてたんだっけ?そのあたりについては、私は未見なので確かではないのですが、千秋君の課題曲だったの?CMか何かで第一楽章のサビ(って表現していいの?)の部分が流れていた記憶があるようなないような・・・。まあ、どっちでもいいけれど、とりあえず有名な曲なので聞いたことがある人も多いかと思います。有名な曲だから、それこそCDもいろいろあります。我が家のママンコレクションの中にも何種類かのチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲のCD(※メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲とカップリングされていることが多い)があり、いい機会なので、いろいろじっくりと聞き比べてみました。

私が初めて耳にしたチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は、ダヴィド・オイストラフのヴァイオリン演奏。

チャイコフスキー&シベリウス : ヴァイオリン協奏曲チャイコフスキー&シベリウス : ヴァイオリン協奏曲
オイストラフ(ダヴィド)

・チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35
 ダヴィッド・オイストラフ(Vn)
 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
 録音:1968年9月27日(ライヴ) モスクワ音楽院大ホール

・シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47
 ダヴィッド・オイストラフ(Vn)
 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)、ソビエト国立放送交響楽団
 録音:1965年 モスクワ音楽院大ホール

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完全に母に誘導されるがままに「チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲」として最初に聞いたのがこの音色、この演奏だから、もうこれが私にとっての軸みたいなものなので、理屈なしに好きだし、理屈なしに落ち着く。古い録音だから、音質は最近の録音ものにくらべたら悪いけれど、それでもやはり、この優しいふくよかなヴァイオリンの音色と演奏から感じる余裕が心地いい。オイストラフのチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲のCDは、ライブ物やスタジオ収録のものやら、指揮者やオケ違いで何種類もあるのですが、私がリピートしてる(&最初に聞いた)CDは、このロジェストベンスキー指揮のライブ演奏のこれ。オケの音も古いけれど、初めて聞いたのがこれだから、もうこれがベースになっちゃっていて、他の演奏を聞いても、やはりもどってくるのはオイストラフのこの演奏。こんなジャガイモみたいな顔をしたおじさんから、こんなに美しくて素敵な音色が出てくるなんて!と、他の演奏を聞けば聞くほど、オイストラフの演奏の魅力を痛感させられる演奏です。ちなみに上に紹介したCDは、現在発売されていないようですが、こちらのオイストラフ/ヴァイオリン協奏曲コレクション(10CD) 輸入盤 【CD】(10枚組CDで6,500 円)にも同じ演奏が収録されています。曲目リストはHMVのサイトをご参照のこと。amazonだと¥ 5,950

ダヴィッド・オイストラフ ヴァイオリン協奏曲名演奏集(10枚組)/Davio Oistrakh: Violin Comcertosダヴィッド・オイストラフ ヴァイオリン協奏曲名演奏集(10枚組)/Davio Oistrakh: Violin Comcertos
VARIOUS

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同じくオイストラフのヴァイオリンで別の演奏、指揮がフランツ・コンヴィチュニー、オケはシュターツカペレ・ドレスデンのCDも我が家にあります。


【輸入版】チャイコフスキー:ヴァイリン協奏曲、ブラームス:ヴァイオリン協奏曲、他 オイストラフ
【収録曲】
バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1、2番
2つのヴァイオリンのための協奏曲
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
ベートーヴェン:2つのロマンス



これは、オイストラフのバッハ、ブラームス、チャイコフスキー、ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を集めた2枚組のCDなのですが、盤面が昔のLPレコードみたいなデザインでディスク自体のビジュアルがとても可愛いの。持ってるだけで嬉しくなる形状のCDです。チャイコフスキーの協奏曲の演奏はモノラル音源なので、かなり音は古い感じがします。今回挙げているCDの中で一番録音状態は悪いです。でも演奏はオイストラフのヴァイオリンで、演奏の魅力は十分に感じられます。でもやっぱり音が古いから、オイストラフのチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を聴きたくなったら上記のゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団演奏のCDのほうをリピートしてしまうので、こちらのチャイコフスキーは、あまりリピートしておりません。


次に聞いたのは、これまた母のアドバイスにより、20世紀を代表するヴァイオリニスト、ヤッシャ・ハイフェッツの演奏。オイストラフのヴァイオリンの音色をこよなく愛する我が母ですが、一時期ハイフェッツにハマった時期があったらしく、我が家にはハイフェッツのCDもそれなりにコレクションされておりまして、その中にあったのがこのCD。「ヴァイオリニストの王」と称されるハイフェッツとライナー&シカゴ響の演奏で名盤と名高いCDです。


メンデルスゾーン&チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲メンデルスゾーン&チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
ハイフェッツ(ヤッシャ)

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1.チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35
2.メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64
3.チャイコフスキー:ゆううつなセレナード Op.26
4.チャイコフスキー:ワルツ~弦楽セレナードハ長調 Op.48 より

ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
フリッツ・ライナー指揮シカゴ交響楽団(1)
シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団 (2)
室内管弦楽団(3、4)
録音:
1957年4月19日、シカゴ、オーケストラ・ホール(1)
1959年2月23&25日、ボストン、シンフォニー・ホール(2)
1970年7月8&10日、ハリウッド、RCAスタジオA(3&4)
ステレオ録音


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とりあえずチャイコフスキーのほうだけの感想ですが、ド素人の私でも凄い!ってことだけは本当にビシバシと良くわかる凄いヴァイオリン演奏です。まずスピードがハンパなく速い。あれだけの音符をあのスピードで弾きこなすって、相当のテクニックがないと無理なはず。そして切れ味が鋭くてシャープ。その切れ味ってのも細いカミソリ系じゃなくて、斧でスパっと切ったような強烈なインパクトの切れ味。ただ、私の場合、ハイフェッツのヴァイオリンは聞いているとピーンと張り詰めた緊張を感じるというか、どうも落ち着かない。切れ味の鋭さや演奏の早さが、時としてヒステリックに感じるというか、聞いていてリラックスできないというか、聞き終わったらドっと疲れる。というわけで、音楽に癒しを求めたい私には、あまり好みの演奏ではなかったのだけれど凄さだけは否が応でも伝わっってくる演奏で、たまに聞きたくなる系でした。私のクラッシック師匠であるママンに、このままの感想を伝えたら、『あなたはきっとそう言うと思った!だってずっとオイストラフしか聞かせてないもの。オイストラフの音に慣れ親しんでいたら、このハイフェッツの演奏は最初は苦手だと感じると思う。でも曲によっては、もうハイフェッツでしか聞きたくない!ってぐらいピッタリとハマるものもたくさんあるから、他の曲も聴いて見なさい。とくにハイフェッツのの『カルメン幻想曲』は凄まじく素晴しいから。』と言われました。そういうものみたいです。ちなみにこの演奏の指揮はフリッツ・ライナー。母はライナーの指揮も大好きだったそうです。長い長い独特の指揮棒を使って指揮をする方だったんですって。そんなライナーの指揮するオケも、ハイフェッツのバイオリンに負けず劣らず、なんだか鬼気迫るものを感じる迫力でした。 


次に聞いたのがコレ。

メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
アッカルド(サルヴァトーレ)

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1 メンデルスゾーン: ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
2 チャイコフスキー: ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35

演奏:
サルヴァトーレ・アッカルド(Vn)、
シャルル・デュトワ(指揮)/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(1)
サー・コリン・デイヴィス(指揮)/BBC交響楽団(2)

録音: 1976年4月(1)、1975年12年(2) ロンドン

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こちらは、パガニーニ弾きとして有名なイタリアの名ヴァイオリニスト、アッカルドによる、メンデルスゾーンとチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲集です。チャイコフスキーのほうは指揮はコリン・ デイヴィス、オケはBBC交響楽団 。メンデルスゾーンのほうのオケはロンドン・フィルハーモニー管弦楽団で指揮はデュトワでした(※今の今まで気づかなかった!今度ゆっくり聞こうっと。)私はアッカルドのヴァイオリンの音が好き。音色が根本的に明るいのです。なので聞いていて一番気分が晴れるチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。アッカルドのヴァイオリンの音の明るさは、ヨーヨー・マのチェロの音色を聞いたときに感じた「明るさ」に似ている気がします。あと高音がパールの艶を感じさせるような温かみのあるふくよかな音色で、聞いていてとても心地よい。基本的に研ぎ澄まされたクリスタルのような響きの高音よりも、まろやかなパールの艶のような音色が好きな私には、非常に聞いていて落ち着く音色。低音の伸びやかさも好き。チャイコフスキーに関してだと、テンポはゆっくりめですがテクニックの見せ場はスピーディ。その急緩のつけかたも好みで落ち着く演奏。母に言わせれば「無難でノーマル」な演奏らしいけど(苦笑)私は好きでした。オケは主張もしっかりめな印象。ヴァイオリンに音量を合わせると、ときとしてオケが煩く感じることもなきにしもあらず。(苦笑)


こちらはデュトワの指揮目当てで買った韓国人ヴァイオリニストのチョン・キョンファの演奏。

チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
チョン・キョンファ

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�チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
�メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
演奏:
チョン・キョンファ(ヴァイオリン)
モントリオール交響楽団
指揮:シャルル・デュトワ
録音:1981年7月 モントリオール〈デジタル録音〉

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指揮はデュトワ、オケはモントリオール響。世間的に非常に評価が高くレコード芸術で特選にも選ばれている世間一般的には非常に評価が高いCDです。デッカのCDなだけあって、録音状態が非常に良く、オケもヴァイオリンも透明度が際立って高く、どこまでも透き通るような、本当に文字通りクリアな美しい音です。演奏は、オケもヴァイオリンもとにかく美しくて女性的で、オケ、ヴァイオリン双方とも「透明感」という点では、かなり突出している気がします。でも実は、このCD、ほとんどリピートしていないという・・。なぜだかこのCDは避けてしまいがち。(苦笑)理由は、ヴァイオリンの演奏及び音色が、他に所有しているCD演奏にくらべて比べて好みじゃないから。(苦笑)明確に、何が好みじゃないのかが自分でもよく判らないのだけれど、澄み渡るクリアな音色が美しすぎて疲れるんです。素晴しいとは思うんですが、ここまでクリアな音色を求めていないというか、絹糸を引っ張ったような透明感満点の研ぎ澄まされた高音が(たぶんこれがこの演奏の醍醐味だと思うのだけれど)がヒステリックに感じて疲れてしまうというか・・・。私は金管の高音もなんだけれど、バイオリンに関しても透明感の高すぎる研ぎ澄まされた高音は苦手なのです。(苦笑)デュトワの指揮もひたすら華麗で美しく、ロシアの泥臭い空気なんて皆無です。ひたすら美しい洗練された都会的なチャイコフスキー。デュトワの美しすぎるぐらいのチャイコフスキーは、大好きなんだけれど、ヴァイオリン協奏曲に関しては、私はここまでの美しさを求めていないんだな。(苦笑)ちなみに、こちらのCDですが、Amazonには在庫なしだけれど、楽天ブックスにはあるみたいです。近いうちに廉価版でも出す予定なのかしら?


こちらは、日本人ヴァイオリニストの諏訪内晶子さんの演奏。指揮はアシュケナージ、オケはチェコフィル。

メンデルスゾーン&チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲メンデルスゾーン&チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
諏訪内晶子

チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヴィラディミール・アシュケナージ
録音:2000年9月7-8日 プラハ、ドヴォルザーク・ホール


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諏訪内さんはチャイコフスキー・コンクールの優勝経験者。優勝したのは18歳のときで、このコンクール始まって以来初の日本人優勝者であり、史上最年少優勝だったそうですが、それから10年後に録音したのがこの演奏だそうです。これまたチャイコフスキーだけの感想なのですが、私は、このCDの諏訪内さんのヴァイオリンの音色と演奏が大好きで、ここ最近だと一番リピート率が高い演奏だったりします。正統派でオーソドックスなチャイコフスキー、それでいて、しっかりと諏訪内さんの個性はあって、ちょっとした遊び(?専門用語がわからないので、「遊び」と表現しますが・・・)も楽しくて、第二楽章日本人ならではの侘び寂びといいたくなるような独特のセンチメンタルなニュアンスも気に入っていて、妙に繰り返し聞きたくなる演奏なのです。一番最初に聞いたときに、とにかくヴァイオリン自体の音がとても素敵だなーと思ったら、ヴァイオリンは、ハイフェッツが愛用していた世界三大ストラディヴァリウスの一つである1714年製作のストラディヴァリウス「ドルフィン(Dolphin)」を使って録音しているんですって。道理で素敵な音色なわけだ!と妙に納得。低音は本当に伸びやかだし、それより何より高音のまろやかさがたまらなく心地よくて、本当に魅力的な音色です。これがドルフィンの音色なのかー。ヴァイオリンとオケとのバランスも好きです。オケが主張しすぎず、ほどよいバランスでヴァイオリンをサポートしてくれていて、スラブ魂っていうのか、ロシア情緒みたいなものはしっかりと伝わる演奏で、ちょっと洗練されすぎていない(≒土くさい)雰囲気があって、私がチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲に求めるものが揃っていました。なのでここ最近、一番リピートしている演奏です。


聞き比べって本当に楽しい。結局、ここまでザーっと聞き比べてみて、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲における自分の好みがわかってきた感じ。そういえば、今度、5月29日に兵庫県立芸術文化センターでヒラリー・ハーンがチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲をやるんだよね。でももうA席(18000円の席)しか残ってないんだよねー。聞いてみたいけれど、5月は物入りすぎて(ダーリンの舞台で上京しないといけないし、夏の東京でのル・リッシュの「ボレロ」のチケットも買っちゃったし、HDDレコーダーのカードの引き落としもあるし)迷うところ。(苦笑)

| 音楽 | 07:17 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

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ユンディ・リのオール・ショパン ピアノ・リサイタル

というわけで聞きに行ってきました、ユンディ・リのショパン。さすが、ピアノ界のキムタクと呼ばれるだけあって、ちょっとしたアイドルのヲタク並の濃いオーラを放った女性ファンが多い会場に若干ビビりましたが、ヲタクってのは、どこの世界でも似たようなオーラを放ってるもんなんですね。(苦笑)同じ1982年生まれの青年(←ダーリンのこと)を愛する身としては、気持ちはわからなくはない。(笑) 終演後のサイン会に並ぶファンの行列は楽屋口からシンフォニーホールをグルリと囲むように500人ぐらいのファン(ほとんどが女性)が並んでおりました。すごいなー。っていうか、ピアノを弾いた後に、これだけの人数にサインするユンディの手もたいへんだろうなー。おつかれさまです。チケットもファンの間でも入手困難な公演だったようで、会場内では、このチケットをとるのにどれだけ苦労したかという話を語り合う方々の会話(大阪のチケットが取れなかった友人が来週東京まで行くとか、2枚とりたかったのに1枚しかとれなかったとかいう話だとか、一般発売で5時間電話をかけつづけてやっとつながったとか)が耳に入り、あらためて鑑賞させていただけたことに感謝。

moblog_9a29538f.jpgユンディ・リ オール・ショパン ピアノ・リサイタル

《公演日時》
2010年4月17日(土)5:00pm~

《公演会場》
大阪・シンフォニーホール

《オール・ショパン・プログラム》
夜想曲 第1番
夜想曲 第2番
夜想曲 第5番
夜想曲 第8番
夜想曲 第13番
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ
4つのマズルカ op.33
ピアノ・ソナタ 第2番 「葬送」
ポロネーズ 第6番「英雄」

【アンコール】
・中国民謡「サンフラワー」(編曲:林矢耀)
・ショパン:夜想曲 第13番



私は、今までユンディ・リの演奏は2001年に発売されたCD「ショパン・リサイタル ユンディ・リ/デビューでしか聞いたことがありません。かなり初期のCDで、クリスタル系の透明感の高い高音が美しい、とても瑞々しいショパン演奏のCDです。(※下記Amazonリンク先にて視聴可能)

ちょうど昨夜、大阪でのコンサート前夜にNHKのBS1の「きょうの世界」で先日のユンディの東京サントリーホールでのコンサートの映像と、ショパンに関するインタビューが紹介されていて、その後に今日の演奏を聞くと、とてもピアニストの心情みたいなものにスーっと入り込めたので、いつも以上に楽しめました。この絶妙なタイミングで放映してくれたNHKに感謝です。

今回の私の席は鍵盤がしっかりと見える位置だったので、目では鍵盤の上を転がりすべるように動く手や指先を楽しみ、耳では素敵な旋律と音色を楽しみ、とにかくとても楽しい時間を過ごせました。感動とかそういうのよりも、とにかく楽しかった。弾いているユンディ本人が楽しそうだったからかな。終わった瞬間「あー!楽しかった!」というのが一番の感想。音色は、やはり高音がとってもクリアで綺麗でした。あと和音の響きが心地よかったです。印象に残ったのは「アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 」。ピアニシモはとても優しく、フォルテやフォルテシモはピアノは打楽器でもあるんだ!と思わせる迫力で、とても素敵でした。あと「英雄」が、とても速いテンポで荒々しい雰囲気の演奏だったのが、ちょっと意外でした。演奏全体の印象としては、情熱的なショパンではなく、美しく素直なショパンという印象。これはCD演奏を聞いたときに感じたのと同じで、生演奏でも同じ印象を受けました。もちろんユンディのショパンにも情熱はしっかりとあるのですが、それを前面に押し出してくる演奏ではないという感じがしました。ド素人の直感的な印象ですけど。(苦笑)

ショパンは、今の季節に似合いますね。はかなく甘くせつなく美しい旋律が、桜が散る春の風景に重なります。演奏会の帰りの夜道で、まだ花が残っている桜の木に風が吹いて花びらが舞う様子が街灯に照らし出されている様子を目にしたときに、なんだか今日きいてきた演奏(=ショパンの夜想曲)にピッタリだなーと思いました。ショパンは、誰しもが1度は聞いたことがあるような有名な曲が多いし(それこそ「葬送」なんてドリフの葬式コントでも使われていたし。)、ピアノ曲は、お部屋で聞くのにいいですよ。BGMで聞き流しするにはもったいないけれど、春の夜のお部屋のBGMにショパンの「ノクターン(夜想曲)集」はピッタリです。私が愛聴しているショパンのノクターン集はユンディのものではないけれど(苦笑)、ユンディのショパン・ノクターン集をショパンのCDの最初の1枚にするのも悪くないと思います。(※下記Amazonリンク先にて視聴可能)人によって演奏の好みの差はあれど(※私の母の好みではないらしい。)、ユンディ・リが素晴しいショパン弾き(=ショパンの達人)であることは間違いないですから。

あと余談ですが、ユンディのビジュアルは、やはりCDジャケットやポスターやチラシとは全くもって別人にしか見えませんでした。(苦笑) あのポスターは、一体、どう撮ったらあんなに綺麗になるんだ?っていうぐらい綺麗すぎる。(苦笑) 実際のユンディは、なんだかちょっと恰幅がよくなった?妙に貫禄が出ておりました。その貫禄はピアニストとしての経験からくるものなのか、それともたんなる体重増加なのかは、私にはわかりません。(苦笑)でも、ピアノを弾く姿はとても素敵でした。もうあの魔法にかかったように動く指先にひたすら見とれてしまいました。やっぱり生演奏って楽しいね。そしてピアノをひける男の人って素敵。(←単純)

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ショパン生誕200周年

2010年は、ショパン生誕200周年ということで、ショパンを得意とする有名なピアニストたちが来日公演を予定しておられるのですが、それらの中で、バレエを見に行ったときに配られたチラシで気になったのが下記の二つの公演。

ユンディ・リ ≪オール・ショパン・プログラム≫
◆2010年4月6日 (火) 周南 周南市文化会館 お問い合わせ:同左 0834-22-8787
◆2010年4月8日 (木) 仙台 イズミティ21 お問い合わせ:河北チケットセンター 022-211-1189
◆2010年4月10日 (土) 佐世保 アルカスSASEBO お問い合わせ:同左 0956-42-1111
◆2010年4月12日(月) 札幌 札幌コンサートホールKitara お問い合わせ:STV事業 011-272-8271
◆2010年4月14日 (水) 東京 サントリーホール お問い合わせ:ジャパン・アーツぴあ 03-5237-7711
◆2010年4月17日(土) 大阪 ザ・シンフォニーホール お問い合わせ:ABCチケットセンター 06-6453-6000
◆2010年4月18日(日) 名古屋 愛知芸術劇場コンサートホール お問い合わせ:中京テレビ事業 052-957-3333
◆2010年4月20日(火) 東京 サントリーホール お問い合わせ:ジャパン・アーツぴあ 03-5237-7711
◆2010年4月22日(木) 福岡シンフォニーホール お問い合わせ:アクロス福岡チケットセンター 092-725-9112
◆2010年4月24日(土) 壬生 壬生町中央公民館 お問い合わせ:同左 0282-82-0108
◆2010年4月25日(日) 横浜 横浜みなとみらいホール お問い合わせ:神奈川芸術協会 045-453-5080


クリスチャン・ツィメルマン ≪オール・ショパン・プログラム≫
◆ 5月13日(木)19:00 武蔵野市民文化会館 武蔵野文化事業団 0422-54-2011
◆ 5月15日(土)17:00 よこすか芸術劇場 同左 046-823-9999
◆ 5月16日(日)17:00 びわ湖ホール びわ湖ホールチケットセンター 077-523-7136
◆ 5月21日(金)19:00 ホクト文化会館 オフィス・マユ 0262-26-1001
◆ 5月22日(土)17:00 盛岡市民文化ホール 同左 019-621-5100
◆ 5月28日(金)18:45 愛知県芸術劇場 CBCイベント事業部 052-241-8118
◆ 5月29日(土)19:00 倉敷市民会館 くらしきコンサート 086-422-2140
◆ 5月30日(日)17:00 兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール 芸術文化センターチケットオフィス 0798-68-0255
◆ 6月3日(木)19:00 サントリーホール ジャパン・アーツぴあ 03-5237-7711
◆6月5日(土)18:00 サントリーホール ジャパン・アーツぴあ 03-5237-7711
◆6月6日(日)17:00 新潟市民芸術文化会館(りゅーとぴあ) りゅーとぴあチケット専用ダイヤル 025-224-5521
◆6月10日(木)19:00 サントリーホール ジャパン・アーツぴあ 03-5237-7711
◆6月11日(金)19:00 横浜みなとみらいホール 神奈川芸術協会 045-453-5080
◆6月12日(土)17:00 所沢ミューズ ミューズチケットカウンター 04-2998-7777



ユンディ・リもクリスチャン・ツィメルマンもショパン国際ピアノ・コンクールの優勝経験者。ツィメルマンは第9回 (1975年) 、ユンディは第14回 (2000年) に優勝しておられます。そんな彼らのショパン演奏を生で聞いてみたいなーと思っていたのですが、ぼんやりしてたらチケットは完売しておりまして、あーあ、せっかくの機会を逃してしまった・・・と嘆いていたら、お友達が誘ってくれた♪(嬉)というわけで、週末にユンディの生ショパンを聞いてきます! 

というわけで、以下、ユンディ・リ宣伝。ちなみにユンディ・リは、ダーリンと同い年、1982年生まれ。日本のクラッシック業界では「ピアノ界のキムタク」なんて呼ばれていたりしてます。私個人としては、その称号はあまり適切ではないと思っておりますが・・・。(苦笑)

2010年3月10日に発売されたユンディ・リ(ピアノ) のショパン・ベストCD。ドイツグラモフォン音源(録音:2001年9月、2002年4月、2004年6月 ベルリン )から選りすぐりのショパン・ベストCDを日本独自編成したものだそう。

ユンディ・リ ショパン・ベストユンディ・リ ショパン・ベスト
ユンディ・リ

曲名リスト
1. 夜想曲 第2番 変ホ長調 作品9の2
2. 即興曲 第4番 嬰ハ短調 作品66 ≪幻想即興曲≫
3. ワルツ 第5番 変イ長調 作品42
4. 練習曲 第23番 イ短調 作品25の11 ≪木枯らし≫
5. ポロネーズ 第3番 イ長調 作品40の1 ≪軍隊≫
6. 前奏曲 第4番 ホ短調 作品28の4
7. マズルカ 第22番 嬰ト短調 作品33の1
8. マズルカ 第23番 ニ長調 作品33の2
9. スケルツォ 第2番 変ロ短調 作品31
10. 夜想曲 第20番 嬰ハ短調 遺作
11. ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品58 第1楽章:Allegro maestoso
12. ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品58 第2楽章:Scherzo.Molto vivace
13. ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品58 第3楽章:Largo
14. ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 作品58 第4楽章:Finale.Presto ma non tanto

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こちらは3月17日に発売されたノクターン全集。ジャケットの写真が大化けしすぎてて驚いた。このジャケットだと「ピアノ界のキムタク」って呼びたくなるのもわからなくもないけれど、実物はここまでカッコ良くはないと思うんだけど・・・。(苦笑)

ショパン:ノクターン全集(通常盤)ショパン:ノクターン全集(通常盤)
ユンディ・リ

曲名リスト
1. ノクターン 第1番 変ロ短調 作品9-1
2. ノクターン 第2番 変ホ長調 作品9-2
3. ノクターン 第3番 ロ長調 作品9-3
4. ノクターン 第4番 ヘ長調 作品15-1
5. ノクターン 第5番 嬰ヘ長調 作品15-2
6. ノクターン 第6番 ト短調 作品15-3
7. ノクターン 第7番 嬰ハ短調 作品 27-1
8. ノクターン 第8番 変ニ長調 作品27-2
9. ノクターン 第9番 ロ長調 作品32-1
10. ノクターン 第10番 変イ長調 作品32-2
11. ノクターン 第11番 ト短調 作品37-1
12. ノクターン 第12番 ト長調 作品37-2
13. ノクターン第13番 ハ短調 作品48-1
14. ノクターン第14番 嬰へ短調 作品48-2
15. ノクターン第15番 ヘ短調 作品55-1
16. ノクターン第16番 変ホ長調 作品55-2
17. ノクターン第17番 ロ長調 作品62-1
18. ノクターン第18番 ホ長調 作品62-2
19. ノクターン第19番 ホ短調 作品72-1
20. ノクターン第20番 嬰ハ短調 遺作
21. ノクターン第21番 ハ短調

1. ノクターン 第13番 ハ短調 作品48-1
2. ノクターン 第14番 嬰ヘ短調 作品48-2
3. ノクターン 第15番 ヘ短調 作品55-1
4. ノクターン 第16番 変ホ長調 作品55-2
5. ノクターン 第17番 ロ長調 作品62-1
6. ノクターン 第18番 ホ長調 作品62-2
7. ノクターン 第19番 ホ短調 作品72-1
8. ノクターン 第20番 嬰ハ短調 遺作
9. ノクターン 第21番 ハ短調 遺作

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ユンディ・リが「ピアノ界のキムタク」なら、ラン・ランは「ピアノ界の西川きよし」?(笑)

| 音楽 | 22:03 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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デュトワのラフマニノフ交響曲全集

moblog_0aedb04b.jpg東京では今月の27日と28日にサントリーホールで、シャルル・デュトワ指揮フィラデルフィア管弦楽団 のコンサートが予定されています。(※参照サイトこちらこちら)27日はストラヴィンスキー:バレエ『火の鳥』全曲 、ストラヴィンスキー:バレエ『春の祭典』 28日は、 ピアニストのマルタ・アルゲリッチも加わってベルリオーズ:『ローマの謝肉祭』 op.9 、ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調 、ラフマニノフ:交響的舞曲 op.45、 ラヴェル:ラ・ヴァルス と、いかにもデュトワらしい音が楽しめそうなラインナップ。(※チケットはS席、A席はまだ残っているみたい。) 私はさすがに遠征してまで参加はしないのだけれど、NHKあたりのカメラが入っていてくれたらいいのになーと遠い浪花の地から祈ってみたり・・・。そんな私のデュトワ好きを良く知っている友人が、そのコンサートの宣伝用に作られたデュトワが写真入りで紹介されているチラシをもらってきてくれた。それを興味深く眺めていたら、下のほうににCD紹介が載っていて「あれ?いつのまにやら、こんなCDが出てたの!?」と妙に気になったので、取り寄せて買ってみたのが写真のCD。2009年06月03日に発売された4枚組のタワーレコード・オリジナル企画盤CDでUNIVERSAL MUSIC x TOWER RECORDS VINTAGE COLLECTION(タワーレコード30周年記念 "ヴィンテージ・コレクション" 第8弾)だそう。こんなものが発売されていたことを全く知らなかったのだけれど、CD4枚で3000円って安くてお得だなーと思ったのと、ラフマニノフの交響曲って改めて聴いたことがないなーと思って、気になったので買ってみました。(※タワーレコード【オンライン限定】全品送料無料キャンペーン開催中! 期間:2010年4月7日(水)00:00~4月21日(水)23:59)

「ラフマニノフ:-交響曲第1番-第3番,-交響的舞曲-Op-45,-他」(規格品番:PROC-1006 )。 
収録内容
【収録曲】
ラフマニノフ:
1. 交響曲第1番 ニ短調 作品13
2. 交響詩《死の島》作品29
3. 交響曲第2番 ホ短調 作品27
4. 幻想曲《岩》作品7
5. 交響曲第3番 イ短調 作品44
6. 交響的舞曲 作品45
7. 合唱交響曲《鐘》作品35
8. カンタータ《春》作品20
9. 3つのロシアの歌 作品41

【演奏】
シャルル・デュトワ(指揮)
フィラデルフィア管弦楽団
フィラデルフィア芸術協会合唱団(7-9)
アレクサンドリナ・ペンダチャンスカ(ソプラノ)(7)
カルディ・カルドフ(テノール)(7)
セルゲイ・レイフェルクス(バリトン)(7,8)

【録音】
1990年10月(5,6)
1991年11月(1,3)
1992年1月(7-9)
1992年9月(2)
1993年2月(4)
フィラデルフィア デジタル録音



デュトワさんがフィラデルフィア管弦楽団の首席指揮者に就任したのが2008年。そのニュースを聞いたときに、これからどんどん録音してどんどんCDを出してくれたらいいのにーと思っていたのだけれど、そこから先、そちら方面に全くアンテナを働かせていなかったら、いつのまにやらこんなCDが発売されていたことに今さらに気づいたという。ただ、こちらのラフマニノフ交響曲全集は、新録音ではなくて、かつて首席客演時代(90年代)にデッカへ録音したラフマニノフ作品をまとめたアルバムだそう。

なんせ4枚組なので、全部をじっくり聞いたわけじゃないし、同曲の他の指揮者やオケの演奏も聞いたことがないぐらいの無知な状態なので細かい感想なんて全くもって書けないのだけれど(とくにディスク4は声楽&合唱嫌いな私には1回聞いてリタイア・・・苦笑)、ひとつだけ言えるのは、私は、やっぱりデュトワの指揮が好きです。ラフマニノフってメランコリックで情緒的な印象の曲が多いけれど、デュトワのラフマニノフは、感情ダダ漏れ的ではなくメランコリックなんだけれど、どこかクールで冷静な印象、そして、洗練されていてエレガント。やはりどこかフランス的でお上品なラフマニノフ。泥臭さはないです。ってことは、裏を返せばロシア叙情に溢れたメランコリックの極みのようなロシア的ラフマニノフを求める人には全く向かないかもしれません。(苦笑) 私はロシア的なラフマニノフも、エレガントでクールなラフマニノフも好きですけど。


オケについてですが、これまた私には「フィラデルフィアサウンド」がどんな音なのかすら説明できないぐらい無知なので、語る資格なしなんだけれど、オケの特徴なのかデュトワの指揮の特徴なのか、金管がマイルドでした。ちなみにいわゆる音楽用語となっている「フィラデルフィアサウンド」とは元の音楽監督:ユージン オーマンディ氏とのコンビでつくりあげられた類まれなオーケストラの音のことでビロードのような音をしながらタップリと鳴る弦楽器、分厚くもその弦楽器の音を壊さない金管楽器群とメロウな木管楽器群の音を特徴としているそうです。


ちなみにラフマニノフの交響曲全集で一般的に評価が高いのはアシュケナージ指揮、アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団のこのCD。

ラフマニノフ:交響曲全集ラフマニノフ:交響曲全集
ラフマニノフ アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 アシュケナージ(ヴラディーミル)

曲名リスト
1. 交響曲第1番ニ短調op.13
2. 同第2番ホ短調op.27
3. 同第3番イ短調op.44

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ピアニストでもあるアシュケナージさんは、自らをラフマニノフ弾きと語るぐらい、ラフマニノフに強い思いいれをお持ちの方。私はこのCDは聞いたことがないけれど、彼がピアニストとして演奏したラフマニノフの演奏の数々は、どれもズーンと心に響くメランコリックな演奏で本当に素晴しかったから、この交響曲全集もそんな感じなのかな?と推測しています。ちなみにamazonでは2枚組で¥ 2,662 通常配送無料とのことでした。

と、ここまで書いておいて言うのもなんですが、ラフマニノフって春に聞きたくなる作曲家ではないなと4枚組のCDを毎日通勤時にききながら思いはじめてきたので、ちょっと秋冬あたりまで寝かせておこうかなと思ったりしました。ちなみに、私が春に聞きたくなるのはチャイコフスキーのバイオリン協奏曲です。冒頭部分が草木が芽吹くような雰囲気じゃない?ちょっと明日の通勤用にチャイコフスキーのバイオリン協奏曲のCDをi-podに入れておこうっと。

| 音楽 | 21:19 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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エンドレス「HANABI」な日々

本日、嵐の新曲「troublemaker」が発売され、昨日フラゲしてi-tuneにもインストールしておりますが、昨日も今日も、というかここ数日、私のi-podから流れているのは、実はずーーーーっとエンドレスでMr.Childrenの「HANABI」なのです。ええ、あの抱いてセニョリータな彼が主演していたフジテレビ系ドラマ「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」の主題歌だった「もう1回~♪もう1回~♪」って曲です。Mr.Childrenは嫌いではないので、もともとi-podの中に数曲入れてあったのですが、最近改めて、今の私の気分にビックリするぐらいシンクロしていることに気付いてしまって(※歌詞を知りたい方はこちらをどうぞ)、これほど舞台当落を控えたナーバスなヲタクの心境にピッタリの歌詞があっていいのか!?と今さらながらに感動を覚え、それ以来、いちいち涙目になって頷きながらひたすら自分励ましソングとしてリピート中。(←アフォ) 嵐の櫻井さんの書くリリックはヲタクの涙腺をよく刺激してくれますが、ミスチルの桜井さんの書く詞もリアルな恋心のみならず、一方通行なヲタク心もをくすぐってくれるのですよ。「会いたくなったときのぶんまで♪寂しくなったときのぶんまで♪もう1回♪もう1回♪君を強く焼き付けたい」だなんて歌詞は、まさしくヲタクの心境そのものでしょ?(笑) しかし、もともとモチベーションは低いと自負していたわりに、新曲PVメイキング映像でも、うたばん映像でも全く気が紛れないとは、予想外。運命の宣告の日までカウントダウンもスタート。あと2日・・・。この曲に励ましてもらいます。歌の力~♪(←紅白のおもひで)

SUPERMARKET FANTASY [通常盤]SUPERMARKET FANTASY [通常盤]
Mr.Children

曲名リスト
1. 終末のコンフィデンスソング
2. HANABI
3. エソラ
4. 声
5. 少年
6. 旅立ちの唄
7. 口がすべって
8. 水上バス
9. 東京
10. ロックンロール
11. 羊、吠える
12. 風と星とメビウスの輪
13. GIFT
14. 花の匂い

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舘野泉「フィンランド・ピアノ名曲集」

最近、好んで聞いているのがこの「フィンランド・ピアノ名曲集」というCD。ピアニスト館野泉さんのCDです。

フィンランド・ピアノ名曲集フィンランド・ピアノ名曲集
舘野泉

曲名リスト
1. 練習曲op.76-2(シベリウス)
2. 樅の木op.75-5(シベリウス)
3. 即興曲op.5-5(シベリウス)
4. ロンドレットop.40-7(シベリウス)
5. 牧歌op.73-1(メリカント)
6. ゆるやかなワルツ(メリカント)
7. スケルツォop.6-4(メリカント)
8. 舟歌op.59-1(メラルティン)
9. 蝶のワルツop.22-17(メラルティン)
10. 高みにてop.98-3(メラルティン)
11. とんぼop.27-3(パルムグレン)
12. プレリュード=カプリスop.84-3(パルムグレン)
13. 5月の夜op.27-4(パルムグレン)
14. ヴェネツィアのゴンドラ漕ぎop.64-1(パルムグレン)
15. 海op.17-12(パルムグレン)
16. 羊飼いのポルカ(クーラ)
17. 結婚行進曲op.3-2(クーラ)
18. 前奏曲op.7-1(カスキ)
19. トロルのタップダンスop.15-1(カスキ)
20. ワルツop.34-4(マデトヤ)
21. 古い記憶op.31-4(マデトヤ)
22. 伝説op.34-3(マデトヤ)
23. 夕べに(ハンニカイネン)
24. ワルツop.17-1(ハンニカイネン)
25. アリアop.1-4(リンコ)
26. 田園風メヌエットop.6-9(リンコ)

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私が舘野さんの存在を知ったのは友人Sちゃん経由。大学でピアノを専攻していたSちゃんが「私の好きなピアニストさんなの。」と紹介してくれてお名前を知り、お名前がとてもキレイだから印象に残って、家に帰ってから私のクラッシック師匠であるママンに「Sちゃんは、舘野泉さんっていう人のピアノ演奏が好きなんだって。」と伝えたら「舘野さんは、今は左手だけで演奏活動をなさってるのよ。脳溢血で倒れられて、その後遺症として右半身に麻痺が残ってしまってね。舘野さんのCDなら、私も持ってるわよ。舘野さんは北欧に住んでおられて、北欧の曲、シベリウスなんかを得意としておられてね、舘野さんの演奏している北欧のピアノ曲集のCDがあるから聞いてみる?」といって貸してくれたのがこのCD。それ以来、i-podにずっと入れているアルバムなのですが、最近、新聞の広告欄でお名前を見つけて、思い出したようにまた聞き始めたところ、秋~冬の夜に妙に落ち着くのです、このCD。
ピアノの音色の違いなどは良くわからないし、北欧の音楽にも疎いのですが、耳障りのいい曲ばかりで、お部屋のBGMに妙に落ち着きます。1曲目のシベリウスの練習曲から妙に落ち着く。シベリウスって、妙に寒い季節(冬)に聞きたくなるのは私だけ?Amazonなら¥ 960で送料無料です。

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オリ・ムストネンという人

クラッシック界にて、派手なパフォーマンスが面白すぎて芸人顔負けの笑える人物をまた見つけてしまった。「また」という言葉を使っているのは、ワレリー・ゲルギエフ、ラン・ランに次ぐ殿堂入りという意味。
その人の名は、オリ・ムストネン。フィンランド出身のピアニストで、指揮もなさります。先日、NHKのクラッシック番組を見ていたママンが「NHKを見て!ムストネンが凄いから!」と私の部屋まで呼びにきて、何だ?何だ?と思って見たら、もうスゴイの何のって。ママンと二人でもうお腹を抱えて笑い転げて鑑賞してしまったよ。その番組ではムストネンさんはベートーベンのバイオリン協奏曲のバイオリンパートをピアノに変えて、ピアノ協奏曲として演奏しながら弾き振りをしていたのですが(たぶん、このCDに収録されているヴァージョンかと思われます)、バイオリンパートをピアノに変えているものだから、ピアノも片手が空くみたいで、その空いた片手の振りっぷりの激しさが凄まじく、それは、笑わそうと狙っているのか?と疑いたくなるぐらいの面白&ド派手パフォーマンスで、面白すぎて目が釘付け。あんなに飛び跳ねたり伸びたりしながらピアノを弾いて、体の重心が動きまくって音に影響しないんだろうか?(笑)もう演奏を聞くというよりも、ただただ、その動きと表情に夢中になってしまっていたので、演奏がどうだったのかなんて全く覚えていないんだけれど、失笑に近い笑いが止まらず。ラン・ランの百面相並みに面白かった。フィンランドの方ということで、やはり最後はシベリウス(のフィンランディアだったかな?)も指揮していたのですが、シベリウスのときは、パフォーマンスはそれほどでもなく普通でしたが、あのベートーベンのときの指揮は、凄まじく面白かった。というわけで、これからも、テレビにムストネンさんが登場されるときは、ラン・ラン並みに注目してみようと思います。

ベートーヴェン : ディアベリ変奏曲Op.120ベートーヴェン : ディアベリ変奏曲Op.120
ムストネン(オリ) ベートーヴェン

曲名リスト
1. ディアベリの主題による変奏曲op.120
2. 弦楽四重奏曲ハ長調Hess41「断片」(ベートーヴェンの最後の楽想)
3. アレグレット ハ短調WoO.53
4. バガテル ハ短調WoO.52
5. アレグレット ハ長調Hess69
6. ピアノのための小品「楽しく,悲しく」WoO.54

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グリーグ&ショパン:ピアノ協奏曲グリーグ&ショパン:ピアノ協奏曲
ムストネン(オリ) グリーグ ショパン

曲名リスト
1. ピアノ協奏曲イ短調op.16●ショパン:
2. ピアノ協奏曲第1番ホ短調op.11

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| 音楽 | 19:11 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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またしてもチャイコフスキー♪

先月、兵庫県立芸術文化センターでチャイコフスキー三昧をしてきたばかりですが(※参照記事こちら)、昨日もチャイコフスキー三昧しておりました。というのは、フランス語の元クラスメートのKさんが「ご招待チケットをいただいたから、一緒にどう?」と誘ってくれたコンサートが、チャイコフスキー三昧のプログラムだったのである。(嬉) このコンサート、実は前々から気にはなっていたのだ。というのも土曜日のプログラムのほうにチャイ5があったので。最近、チャイ5好きのKさんの影響でプログラムにチャイ5があると妙に反応してしまうようになってきたんだよね。(笑)でも、昨日の演奏会のプログラムは5番ではなく4番。(チャイ5は土曜日のプログラムだったみたい。)そして、もう1曲は「白鳥の湖」。バレエファンとしても馴染み深い曲なだけに、演目を聞いて二つ返事で参加を表明。

20090606.jpg  モスクワ放送交響楽団 フェドセーエフの世界II

  [指揮]
   ウラディーミル・フェドセーエフ

  [管弦楽]
   モスクワ放送交響楽団

  [プログラム]
    チャイコフスキー :バレエ組曲「白鳥の湖」
      (Tchaikovsky: Ballet suite
              "Swan Lake" )
      導入曲(Introduction)
      ワルツ(Grand Valse)
      パ・ド・トロワ(Pas de trois.Intrada.Coda)
      パ・ダクシオン
        (Pas d'action. Odette et le Prince)
      白鳥たちの踊り(Danses des Cygnes)
      四羽の白鳥たちの踊り(Danses des petit Cygnes)
      マズルカ(Mazurka)
      フィナーレ(Scéne Finale)
      
    チャイコフスキー :交響曲 第4番 (Tchaikovsky: Symphony No.4)

  [アンコール]
    チャイコフスキー :四季より「秋の歌 10月」   
    チャイコフスキー :白鳥の湖より「スペインの踊り」  
 



モスクワ放送交響楽団の現在の正式名称はチャイコフスキー交響楽団。楽団の名前にチャイコフスキーを冠しているだけあって、チャイコフスキーは得意中の得意らしい。

「白鳥の湖」は、やはりバレエファンの私としては馴染みのある曲で、それこそバレエ会場で生演奏を何度も聞いているけれど、正統派のチャイコフスキーを聞かせてくれるオケと指揮による「白鳥の湖」は、冒頭のオーボエのソロの段階で、既に日ごろ関西エリアで鑑賞するバレエで聞いてた演奏とは格段に違っておりました。(苦笑) バレエ用の演奏って、やはり踊りに合わせてテンポを保っていることもあり、音楽を聞くという点では微妙な演奏が多い中、演奏会でしっかりとしたレベルの「白鳥の湖」の演奏を聞けたのはとても嬉しい。私はバレエだと4幕のオデットの痛々しさが胸に迫って泣けるのだけれど、この演奏でもフィナーレの部分(バレエの4幕の部分)でジーンとしました。今回の演奏を聞いた印象では、フェドセーエフさんの「白鳥の湖」はハッピーエンドなんでしょうね。フィナーレの最後の音色や残響が喜びに満ちた響きを奏でていたように感じたので。今回の演奏順序は、バレエの物語とは微妙に順番が違っておりまして、あれ?まだ2幕の途中だったのに、もう4幕冒頭の打ちひしがれた白鳥たちの場面まで飛んじゃうの?あれ?その後にまた2幕に戻って四羽の白鳥の踊りなんだーなんて新鮮に思ったりしながら聞いておりました。

フェドセーエフさんの指揮は、白鳥の湖も交響曲4番も、テンポは、かなりゆっくり目で丁寧。とにかくピアニッシモの響きにこだわって、金管を徹底して抑えていた印象。とくに交響曲第4番は、トランペットアレルギーな私としては、あの冒頭から時折何度か登場する「運命の響き」のトランペットの高音が苦手なこともあり、チャイコフスキーの三大交響曲の中では自宅では(※CDではという意味。生演奏は別。)積極的に聞かない曲なので、このフェドセーエフさんの指揮による抑え気味の金管は、ありがたいぐらい好みでしたが、高らかと吹き鳴らす金管好きの方には物足りなく感じるかも。あとフェドセーエフさんの指揮は、センチメンタルな要素が少なくて、感情よりも音の流れを重視して、とても冷静沈着に音楽が放つ感情を受け止めているような印象を受けました。

私の場合、交響曲4番は、テレビで見たバーンスタインの感情ダダ漏れ的な熱い演奏が脳裏に焼きついていて離れない曲でもあり、第一楽章を聞くとメロディに勝手に歌詞をつけて(=歌いながらリハーサルをして)たバーンスタインの姿が漏れなくフラシュバックしちゃうんですが、そのときの記憶に残っているセンチメンタルな演奏と比べると、今日聞いてきた4番は対極ともいえるぐらい、ものすごく冷静沈着な印象の演奏でした。同じ曲でも指揮者によって演奏は全然違うというけれど、本当にいろんなチャイコフスキーがあるんだなーと非常に興味深くて面白かったです。

ちなみに公演プログラムの解説にあったチャイコフスキー本人がこの交響曲4番についてパトロンであったフォン・メック夫人に詳細に説明している手紙によると、第一楽章は「全曲の核であり、そのモティーフは『運命』であり、幸福への熱望を妨げる宿命的な『力』である。」第二楽章は「夕方、一人椅子に座り、仕事に疲れ、手から本がいつか滑り落ちてしまうようなときに姿を現す、昔を回想する憂鬱な感情」だとされているそうです。第三楽章は「ほろ酔い状態になったときに脳裏をかすめる、とりとめのない感情」。そして第四楽章は「自分とは関係ない、人々のお祭り騒ぎの場面」であり、「その中に突然あの運命の響きが現れて聴き手の注意を喚起する」と記されているとのこと。そういうことを意識しながら、改めて鑑賞していたのですが、第二楽章が妙にツボにハマってしまいました。というのも、ここ最近のアラシゴト騒ぎで疲れ気味で昔を回顧する憂鬱な自分自身の感情になんともピッタリとシンクロしてきたので。(苦笑) 第二楽章の後半あたりからグググググっと明るさも湧き出してもくるあたり「いろいろ悶々とすることもあるけれど、それでも好きなんだもん」みたいな今の自分の気分に妙にシンクロしてしまったよ。(笑)

演奏後微笑ましかったのが、4番が終わって、フェドセーエフさんが第一ファゴット奏者に賛辞がわりの拍手をして起立させ、客席に賞賛の拍手を促した後、続いてクラリネット奏者にも同様の仕草をして拍手をしたのだけれど、当の本人のクラリネット奏者の青年が「え?私ですか?とキョトンとした表情で驚いて左右、後ろを振り返り、周囲の楽団員の人たちと指揮者が「そうだよ、キミのことだよ」という意味の笑顔で頷いたら、クラリネット君が、とても嬉しそうな照れくさそうな顔で立ち上がって挨拶をしたこと。妙に暖かい空気で微笑ましい光景でした。ちなみに「白鳥の湖」の後は、オーボエさん、第一バイオリン(コンマス)、第一チェロ、ハープ奏者に拍手をしておられました。チェロ奏者の方はソロパートを演奏する直前、いきなり首を額っと下げて目を閉じて精神統一しておられたのも印象的でした。緊張するんだろうなー。普段、バレエを見ているときはオケピの中なんて見ないし、見れないしなので、どの楽器がどんな風に演奏しているのかって意識したことがなかったので、そういうフォーメーションなんかを目でも楽しめました。ハープの手元なんて、本当にきれいだったし。というわけで、非常に楽しんできた演奏会。誘ってくれたKさん、ありがとう。

ところで、余談ですが、2009年11月23日(月・祝) に予定されているザ・シンフォニーホール(大阪府)でのゲルギエフ&マリインスキー歌劇場管弦楽団のオールロシアプログラムにチャイ5が入ってるんだよね。(予定プログラムは、チャイコフスキー:祝典序曲「1812年」、ショスタコーヴィチ:交響曲 第1番、チャイコフスキー:交響曲 第5番) 帰りに勢いで前売りを買おうと思ったらキャッシュのみの受付とのことでカードが使えなくて諦めてかえってきたんだけれど、まだチケットぴあ でも18000円のA席、15,000円のB席なら、まだ残席がある。うーん、買っちゃうか?でも、その時期の自分自身の予定(=アラシゴトの予定)がわからないしなぁ・・・。って、いつの間にやら、私もチャイ5ファンになっているという。(笑)

マイルドな金管が聴きやすくて大好きなデュトワさんの4番のCD。

チャイコフスキー : 交響曲第4番ヘ短調チャイコフスキー : 交響曲第4番ヘ短調
モントリオール交響楽団 チャイコフスキー デュトワ(シャルル)

曲名リスト
1. 交響曲第4番ヘ短調op.36
2. 幻想曲「フランチェスカ・ダ・リミニ」op.32

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| 音楽 | 22:20 | comments:4 | trackbacks(-) | TOP↑

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チャイコフスキー三昧に酔いしれる

昨日は、チャイコフスキー三昧の演奏会を聞きに兵庫県立芸術文化センターへ行ってきました。

img121_2009_5_9.jpg公演名 : ザ・チャイコフスキー
(芸術文化センター管弦第15回名曲コンサート)
会場名 : 兵庫県立芸術文化センター大ホール
公演日時 : 2009年05月09日 (土) 15:00 開演

◆出演者
   指揮 : 岩村 力
   ピアノ : 関本 昌平
   管弦楽 :兵庫芸術文化センター管弦楽団

◆プログラム
  チャイコフスキー
  歌劇「エフゲニー・オネーギン」op. 24 より
   “ポロネーズ”

  チャイコフスキー
  ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 op.23

  チャイコフスキー
  交響曲第5番 ホ短調 op. 64



この演奏会を聞きに行くキッカケになったのが、最近、親密交際中(笑)のグルメな御姉様Kさん。Kさんはバイオリン経験者で、そんなKさんがこよなく愛する曲がチャイコフスキーの交響曲第5番(通称:チャイ5)なのです。まだ、こんなに親しくなる以前に、「JOLLYちゃん、クラッシックに興味があるの?だったら、ぜひチャイ5を聞いてみて、私、チャイ5が大好きなの。」と話しかけられたことがあって、それ以後も会うたびにチャイ5の素晴らしさについて語るKさんを見るにつけチャイ5=Kさんのイメージが出来上がっていたりするのですが、そんな折、先月か先々月に放映されたN響アワーで、私の敬愛する指揮者デュトワさんがN響でチャイ5を振っていたのを見たKさんから速攻メールをもらって、お互いにテレビでチャイ5を聞きながら、「やっぱりチャイ5大好き」by Kさん「やっぱりデュトワ大好き」by JOLLYみたいな会話をしておりまして、「今度、一緒にチャイ5を聞きにいきたいねー」という流れになり、これまた、いつもKさんのチャイ5トークを一緒に聞いている音楽好きなJちゃんが、「ちょうど兵芸の5月のプログラムにKさんの大好きなチャイ5があるよ。まだチケットも残ってるみたいだけど、みんなで行ってみない?」と声をかけてくれたので張り切って行ってきたのである。とはいえ、実はチケットを取った後、チャイ5好きのKさんが、その日に抜けられない用事があることが判明し、肝心のKさんが参加できなくなってしまった演奏会だったのですが(苦笑)、その代わりにフランス語の元クラスメートのKさんが参加してくれたので、一緒に聞きに行ってきました。フランス語の元クラスメートのKさんと演奏会に行くのも久しぶりだったので、それはそれで嬉しかったり。(笑)

と、そんな演奏会。もちろん大本命のチャイ5も楽しみではあったのですが、実は、私はそれ以上にピアノコンツェルトのほうが楽しみだったのです。というのも、今回のピアニストが関本昌平さんだったから。この関本さん。音楽通の友人に教えてもらって存在を知ったピアニストさんなのですが、関本さんの演奏するショパンを聞いた友人が「凄いピアニストをみつけた!まだ若い御勉強中のピアニストさんだから、これからが楽しみ!」と大絶賛しており、実は、かねてからものすごく気になっている人だったのです。しかも、Jちゃん情報によると、兵庫芸術文化センター管弦楽団のクラリネットには稲本渡さん(ピアニストの稲本響さんの弟さん)もいらっしゃる。しかもチャイ5の第一楽章の始まりの「運命の動機」のメロディはクラリネットの見せ場。ということで、もうワクワクしながら鑑賞してきました。

座席はA席 3,000円の席で、4階の正面下手寄り。意識したわけではなかったけれど、ピアノの鍵盤がしっかりとよく見える位置だったので、これまたテンションアップ。とはいえ、プログラムやソリストには注目していたものの実は兵庫芸術文化センター管弦楽団 の演奏には苦い思い出があって(※こちらの過去記事参照のこと)それ以後、一度もこのオケの演奏を聞いていなかった(=聞きに行こうと思わなかった)ので、今回もあまりオケには期待していなかったのですが、なんのなんの。やはりあれから3年も経てばオケもかなり成長したんだなーと妙に感動しました。(←ってエラそうですね、スミマセン。) また聞きに来たいと思ったぐらいに良かったです。演奏は、ピアノ協奏曲よりも、チャイ5のほうがオケ全体のまとまりも良かった印象。

岩本さんの指揮はパワフルでエネルギッシュ。オケの演奏もパワフルでエネルギッシュな若々しい演奏に感じました。とくにチャイ5は、すごく良かった!迫力もあって、ソロパート(とくに第二楽章冒頭のホルンのソロ!)も美しかったし、重ね重ねKさんに聞かせてあげられなかったのが残念だと思ったぐらい。

関本さんのピアノは、とてもとても優しく美しい音色。とくに高音が優しい。優しいけれど演奏自体の迫力は十分あって、ひたすらピアノを弾く指先に見惚れてしまいました。でも演奏としてはロシアの泥臭さだとかワイルドさというものはなく、かなり優美な雰囲気の演奏に感じたので、チャイコフスキーよりは、どちらかというとショパンやモーツァルトが似合いそうだなーという印象の演奏でした。とくに私が幼い頃から慣れ親しんでいるチャイコフスキーのピアノコンツェルトの演奏がリヒテルの演奏(←野生的な演奏)やアルゲリッチの演奏(←女性だということをうっかり忘れそうなほどオトコマエな演奏)だから、よけいにそう感じたのかも。

関本さんの優しい演奏に比べて、オケはロシアの泥臭さみたいなものを連想させるようなパワフルでワイルドな部分があったので、なんとなく組み合わせとしてしっくりこなかった部分も。このパワフルなオケには、パワフルで野生的なピアニストのほうが似合いそう。というか、ピアノの優しい残響をパワフルなオケがかき消していくのが、なんとなくもったいなく思いました。関本さんのピアノは、デュトワの指揮と合いそう!だなんて勝手に思いました。今度は関本さんのショパンを聞いてみたい!!!関本さんは7月からニューヨークに留学なさるそうなので、日本での演奏会は激減するようですが、まだ若いから、アメリカで修行して戻ってこられる日を楽しみにしたいと思います。

それにしても、やはり生でオーケストラを聞くって至福の時間だ。肌に音を感じるのがたまらない。今回は、ちゃんと肌にも音の震えが伝わる感じの演奏だったので、すごく楽しかったです。満足。以下、CD紹介。


関本昌平さんは、やはりショパンがお得意な方。

ショパン・ピアノリサイタルショパン・ピアノリサイタル
フレデリク・フランチシェク・ショパン

曲名リスト
1. ノクターン第13番 ハ短調 Op.48-1
2. エチュード第5番 ホ短調 Op.25-5
3. エチュード第10番 ロ短調 Op.25-10
4. エチュード第11番 イ短調 Op.25-11《木枯らし》
5. マズルカ イ短調 Op.59-1
6. マズルカ 変イ長調 Op.59-2
7. マズルカ 嬰ヘ短調 Op.59-3
8. バラード第1番 ト短調 Op.23
9. ワルツ第5番 変イ長調 Op.42
10. ポロネーズ第6番 変イ長調《英雄》 Op.53
11. 子守歌 変ニ長調 Op.57
12. ピアノ・ソナタ第2番 変ロ短調 Op.35《葬送》

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関本昌平I関本昌平I
関本昌平 ショパン

曲名リスト
1. ノクターン第13番ハ短調op.48-1
2. エチュードホ短調op.25-5
3. エチュード嬰ト短調op.25-6
4. エチュードイ短調「木枯らし」op.25-11
5. 子守歌変ニ長調op.57
6. ワルツ第5番変イ長調「大円舞曲」op.42
7. バラード第1番ト短調op.23
8. スケルツォ第2番変ロ短調op.31
9. マズルカ イ短調op.59-1
10. マズルカ変イ長調op.59-2
11. マズルカ嬰ヘ短調op.59-3
12. ポロネーズ第6番変イ長調「英雄」op.53

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関本昌平II関本昌平II
関本昌平 ショパン

曲名リスト
1. ピアノ協奏曲第1番ホ短調op.11
2. ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調op.35「葬送」

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今、一番キニナルCDはこれ。5月20日発売のゲルギエフのチャイ5。

チャイコフスキー:交響曲第5番チャイコフスキー:交響曲第5番
チャイコフスキー ゲルギエフ(ワレリー) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団


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チャイコフスキーの3大交響曲の名盤といったら誰に聞いてもこのCD。

チャイコフスキー:交響曲第4番、第5番、第6番「悲愴」チャイコフスキー:交響曲第4番、第5番、第6番「悲愴」
ムラヴィンスキー(エフゲニ) チャイコフスキー レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団


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私の定番。リヒテル×カラヤンのチャイコフスキー ピアノ協奏曲1番。

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調/ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調/ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調
リヒテル(スヴャトスラフ) ラフマニノフ チャイコフスキー


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アルゲリッチ×デュトワのチャイコン。なんと884円。デュトワの指揮が若いです。デュトワにしてはワイルド。アルゲリッチは言わずもがなにオトコマエな演奏。

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
アルゲリッチ(マルタ) チャイコフスキー シューマン


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至福の夜更かし

昨夜、NHKの地上波で「世紀の名演奏」みたいな特集をしていて、それの大クライマックスとして、1986年にカルロス・クライバーとバイエルン国立管弦楽団が来日したときのベートベンの交響曲第7番の演奏の様子を全曲放映してくれておりまして、真夜中にテレビの音量を近所迷惑にならない程度に大きくして、ママンと二人でテレビの前でデレデレしながら、クライバーの演奏に酔いしれておりました。

朝、新聞のラテ欄で「クライバーのベートベン第7番」の文字を見て、ママンに「今夜、NHKでクライバーのベートーベンの演奏が見れるって!」と興奮して知らせ、ママンに「一応録画しといてね」と言われてHDDをスタンバイしていたけれど、リアルタイムでもママンと二人で鑑賞。改めて、「クライバーってステキよねー」「ベートーベンって素晴らしいよね」と語り合う。ベートーベンって、いつ何時、何度聞いても飽きさせない曲ばかり。4つの楽章のどこをとっても飽きさせない聞かせる旋律に満ちていて、曲が進むのが楽しみで仕方がない気分になる。そしてクライバーの指揮は、超早振りで、せっかちなぐらい、めちゃくちゃスピーディーだし、強弱なんかも極端なんだけれど、駆け抜ける疾走感、スピード感、爽快感が満点で、まるでキーンと冷えた炭酸入りの清涼飲料水(←嫌いな人は嫌いかもしれない飲み物)みたい。そして指揮をする姿がエレガントでチャーミングなんだよねー。手の動きがもうキレイで、まるで踊ってるみたいな指揮。エレガントって、私が何かを好きになるときに必ず含まれる要素だったりします。音楽しかり、演奏然り、バレエ然り、ダンサー然り、動物然り、インテリア然り、建築然り、立ち振る舞い然り、性格しかり、人間性然り、言動然り、洋服や小物選び然り。何でも「好き!」って思ったとき、「エレガント」という要素は必ず含まれている気がする・・・。「エレガント」に弱い女。(笑)

話はベートベン第7番に戻しますが、ベートーベンの7番といえば、ドラマ「のだめカンタービレ」の主題歌として使われていたので、クラッシックに興味のない方でも1度は聞いたことがある、とても有名な曲だと思います。そして、カルロス・クライバー指揮のベートーベン交響曲7番といえば、ドイツグラモフォンから出ている5番とセットのウィーンフィルとの録音の名盤と名高いCD。これ、ブログで何回紹介したかわからないぐらい登場させているCDですが、もう、本当に大好きなの。スカっと爽快、超スピード満点で駆け抜ける疾走間が超爽やか!クラッシックってなんとなく興味があるけれど、何から聞いていいのかわからないという方、騙されたと思って聞いてみて!これ世界一のベートーベン5番&7番!絶対に買って損はしないから!今や廉価版が出て1500円で買えるなんて、買わないほうが愚かすぎる。(←断言)

ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」、第7番ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」、第7番
クライバー(カルロス) ベートーヴェン ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団


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欲しい欲しいといい続けて、早どれぐらい?まだ買ってない下記のバイエルンとのCD。欲しいんです、欲しいんですけど、物入りで・・・。って嵐のCDは速攻買う女。確実にお金の使い方を間違えてるよね。(苦笑)

ベートーヴェン:交響曲第4番ベートーヴェン:交響曲第4番
クライバー(カルロス) ベートーヴェン バイエルン国立管弦楽団


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ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」 [Import]ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」 [Import]
ベートーヴェン カルロス・クライバー バイエルン国立管(バイエルン国立歌劇場管)


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ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92 [Import]ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調Op.92 [Import]
ベートーヴェン カルロス・クライバー バイエルン国立管弦楽団


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プロコフィエフの「ロメオとジュリエット」

今日は、前の日の夜に見たテレビ(N響アワー)の影響で、ひたすら、このプロコフィエフのバレエ音楽「ロメオとジュリエット」のCDを聞いておりました。

プロコフィエフ:バレエ「ロメオとジュリエット」(抜粋)
プロコフィエフ:バレエ「ロメオとジュリエット」(抜粋)プロコフィエフ デュトワ(シャルル) モントリオール交響楽団


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プロコフィエフのバレエ音楽「ロメオとジュリエット」といえば、最近だと、ソフトバングの携帯のCMで「騎士たちの踊り」の部分が大々的に使われていたので、クラッシックやバレエに興味のない人でも聞いたことがある耳に馴染みのある曲だと思います。非常に大胆で、ドラマチックな旋律で、1回聴くと、しばらく脳裏を離れません。おかげで、昨夜から引き続き、目覚めたときから脳内で再生されていたので、通勤時もずーっと聞いておりました。

昨夜のN響アワーは「一時間でわかる! 〈ロメオとジュリエット〉 」 ということで6月のN響定期公演で演奏されたプロコフィエフの「ロメオとジュリエット」(指揮: マッシモ・ザネッティ) を放送しながら、作曲家の池辺晋一郎さんのトークを交えて曲やロメジュリの解説がありました。私は、ド素人にも判りやすく丁寧に説明してくれる池辺晋一郎さんのトークが好き。だからN響アワーは好き。でも、この時間帯、バッチリお風呂タイムなことが多くて見逃すことも多いのだが、昨夜は、お友達が「今からN響アワー、ロメジュリ特集だよ」とお知らせメールをくれたのでお風呂に入る前に忘れずに見れたのだ。

改めて解説されると、シェイクスピアの戯曲「ロメオとジュリエット」って、たった4日間の出来事なんだそうです。日曜日に出会って、月曜日に勝手に結婚しちゃって、木曜日には死んじゃったんですって。なんとも駆け足・・・。しかも、ジュリエットは14歳。そんな具体的なことを、改めて解説されると、思わず身を乗り出して聞いてしまう。昨夜の大阪は、デジタル放送が受信できないぐらいの生憎の大雨で、アナログ放送で見ていた私はというと、屋外の雨の音が響き、音量をあげても演奏をしっかりと聞ける状態には程遠いような状態で、なんとか漏れ聞こえる旋律を聴いておりました。

バレエ音楽なので、やはり演奏を聞けば、バレエを連想してしまいます。私が、一番最近見たのはクランコ版なんだけれど、脳内に浮かんだのはマクミラン版。そして私の脳内のジュリエットはフェリ、ロミオは、若かりし日のルグリ。ロミオを踊ったダンサー、ジュリエットを踊ったダンサーは大勢いますが、やはりフェリのジュリエットを超えるジュリエットって、なかなかいないと思うんだな。それを言うなら、私にとってはジゼルもフェリを超えるジゼルってなかなかいないんだけど・・・。と、今や引退してしまったフェリを懐かしみつつ、そして、生で聴いたデュトワさんのプロコフィエフの「ロメオとジュリエット」の演奏を思い出しつつ、本日は、ひたすらプロコフィエフの「ロメオとジュリエット」を聞いていたのであります。

フェリのジュリエット(その1)

ケネス・マクミランのロミオとジュリエットケネス・マクミランのロミオとジュリエット
英国ロイヤル・バレエ


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フェリのジュリエット(その2)

ミラノ・スカラ座バレエ団「ロミオとジュリエット」(マクミラン版)全幕ミラノ・スカラ座バレエ団「ロミオとジュリエット」(マクミラン版)全幕
プロコフィエフ


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ルグリのロミオ

ロミオとジュリエットロミオとジュリエット
パリ・オペラ座バレエ


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私の愛聴盤は、もちろんデュトワの前述のCD。でも抜粋しかないんだよね・・・・。なので、全曲聴きたいときはマゼール盤で聴いています。

プロコフィエフ:ロメオとジュリエット
プロコフィエフ:ロメオとジュリエットマゼール(ロリン) プロコフィエフ マジェスケ(ダニエル)


おすすめ平均 star
starバレエの舞台が浮かんできます

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デュトワとN響版

プロコフィエフ/バレエ音楽「ロメオとジュリエット」
プロコフィエフ/バレエ音楽「ロメオとジュリエット」NHK交響楽団 プロコフィエフ デュトワ(シャルル)


おすすめ平均 star
starお馴染みのN響がこんなに精緻に変身!

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アバドとベルリンフィル版

プロコフィエフ/ロメオとジュリエット
プロコフィエフ/ロメオとジュリエットアバド(クラウディオ) プロコフィエフ ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団


おすすめ平均 star
starプロコフィエフはお得意
starロメジュリの耽美な世界へ・・・

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ムーティーとフィラデルデイア版

プロコフィエフ:ロメオとジュリエット組曲第1番、第2番より
プロコフィエフ:ロメオとジュリエット組曲第1番、第2番よりムーティ(リッカルド) プロコフィエフ フィラデルフィア管弦楽団


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佐渡さんも出してます。

プロコフィエフ:ロメオとジュリエットプロコフィエフ:ロメオとジュリエット
佐渡裕 プロコフィエフ スイス・ロマンド管弦楽団


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西本さんも出してます。

ロメオとジュリエット
ロメオとジュリエット日本フィルハーモニー交響楽団 チャイコフスキー プロコフィエフ


おすすめ平均 star
starどちらの「ロミオとジュリエット」も、とても素敵です!
star能を愛する指揮者
starまとまりのある、佳いアルバム。
star話題の指揮者・西本智実が出した最初のCD。

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古楽入門してきました

昨夜は、いずみホールへラ・プティット・バンドのコンサートを聞きに行っておりました。フランス語の元クラスメートのKちゃんが誘ってくれたのだ。


ラ・プティット・バンド
■2008年5月29日(木)19:00  いずみホール
■出演者:
ラ・プティット・バンド 
 シギスヴァルト・クイケン
 (ヴァイオリン/ヴィオロンチェロ・ダ・スパラ)
 サラ・クイケン(ヴァイオリン)
 マコト・アカツ(ヴァイオリン)
 アンネリース・デコック(ヴァイオリン)
 マルレーン・ティールス(ヴィオラ)
 ペーター・ファン・ヘイヒェン
 (リコーダー/ピッコロ)
 ベンジャミン・アラード(チェンバロ)

■演奏曲目:
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007
       ヴィオロン・チェロ・ダ・スパッラ;シギスヴァルト・クイケン
A.ヴィヴァルディ:リコーダー協奏曲 ニ長調  RV428「ごしきひわ」
       リコーダー;ペーター・ファン・ヘイヒェン
J.S.バッハ:3声のリチェルカーレ~  「音楽の捧げ物」BWV1079より
       チェンバロ;ベンジャミン・アラード
A.ヴィヴァルディ:ピッコロ協奏曲 ハ長調 RV444
        ピッコロ;ペーター・ファン・ヘイヒェン
J.S.バッハ:管弦楽組曲 第3番 ニ長 BWV1068(弦楽合奏版)
A.ヴィヴァルディ:「四季」~ヴァイオリン協奏曲集
           「和声と創意の試み」op.8より
           ヴァイオリン・ソロ;サラ・クイケン




基本的に、クラッシックのコンサート関係は、私は完全に受身な人。あまり自分で公演を調べてチケットを買って行くことがない。(っていうか、ボンヤリしていて、気がついたときには売り切れていることが多い・・・。) なので、こうして誘っていただけるのは有難い。

うちのママンは、バッハ、テレマン大好きで、ここ近年ずっと古楽にハマっており、とりわけ古楽の大御所でバッハの世界一の専門家レオンハルトやクイケン兄弟あたりのCDを片っ端から買い集めており、となると、必然的にラ・プティット・バンドに辿り付いてしまうので、我が家のCDラックには、ラ・プティット・バンドのCDが結構あるものの、私自身は、普段は古楽・室内楽は、ほとんど聞かない。ママンの好みにより、食卓のBGMになっていることは多いのだけれど、注意して聞かないから右から左へ受け流し状態。一時期、ママンに古楽のバイオリンの音と現代のバイオリンの音の違いを感じてみなさいよ!と課題のようにCDを手渡されたものの、どうも食指が動かず放置していたので、具体的に音色がどう違うのかということすら全く知らぬまま、超初心者状態で古楽入門してきました

そして、生で聞いた古楽の楽器の音色。こんなにも現代のバイオリンと違うんだ~と今更ながらに驚く。超初心者的感想で申し訳ないが、これが本当に新鮮で興味深かった。大きなホールで、たくさんのお客さんの前でも響き渡るように作られている現代の楽器と違って、小さな室内で選ばれし数名だけのために演奏することを目的で作られた当時の楽器は、全体的に小ぶりで音色も自己主張のない控え目な音色。その演奏を聞けば、自然に気持ちはバロック時代へトリップしてしまう。当時の欧州の宮廷内では、こんな風に少人数の演奏家が王様や貴族のために演奏していたんだなーなんて想像しながら音に浸る数時間。とても心地よくて優雅。

音色云々よりも、その楽器のルックスからして既に面白い。今回、シギスヴァルト・クイケン氏が演奏していた楽器ヴィオロンチェロ・ダ・スパラというものは、通称「肩掛けチェロ」と呼ばれ、ギターみたいに紐がついていて肩からかけて演奏する楽器で、今のチェロとは大きさも演奏方法も全く違う。そんなチェロで演奏されるバッハの無伴奏チェロ組曲は、今まで馴染みのある旋律でも、全く別のもののように聞こえ、とても新鮮で、これが、オリジナルなんだーと、聞くというよりも、食い入るように舞台を見てしまった。

フラウティーノという楽器も面白かった。これはソプラノ・リコーダーなのだけれど、とにかく小さくて小枝みたい。ポキっと折れてしまいそうな小さな楽器をポッチャリとした演奏家がポッチャリとした指で演奏するのが、妙に可愛い。(笑)音色は、本当に小鳥のさえずりのようで、それでいて木管の温かさみたいなものは小さいながらもしっかり出ていて、とても癒しの音色でした。
そして、最後のヴィバルディの「四季」。今まで、幾度となく耳にしたこの有名な曲も、古楽で演奏すると、こんな風になるのかーと古楽初心者としてはとても新鮮。私は、ヴィバルディの「四季」は、「夏」が一番好き。次いで「冬」。要するに短調の部分が好き。実際の季節でいうなら「春」「夏」は大嫌いなのだけれど、ヴィバルディの「四季」の「夏」って、いわゆる日本人が連想する「夏」とはちょっと違うでしょ?欧州の「夏」ともイメージが少し違ってて、短調で暗いんだよね。ヴィバルディの「四季」の「夏」って、何かとんでもないこと(嵐)が起こりそうなザワザワ感、胸騒ぎみたいなものを感じさせるような、暗くて不安げなメロディで、あの雷鳴轟く荒々しい雰囲気が妙に好きなんですが(ハエもブンブン飛んでるけど)、それを、古楽の音色でリアルに味わって帰ってきました。楽しかった~。Kちゃん、誘ってくれてありがとう。

家に帰ってから母に報告すると、とても羨ましそうに「レオンハルトは来たの?クイケンは兄弟で来たの?」と確認してきたママン。とキャスト表を見せると、「レオンハルトとクイケン兄は来なかったのね。そりゃ、そうよね。あのお年だったら、さすがに来ないわよね。ラ・プティット・バンドもずいぶんメンバーが世代交代したのね~。」としみじみ。そして、「私もヴィオロンチェロ・ダ・スパラ(肩掛けチェロ)の音を聞いてみたい!」と好奇心を刺激されたママンは、早速HMVにて肩掛けチェロの音色が聞けるラ・プティット・バンドの「四季」(2006年11月録音)のCD)をお買い上げ。単純。(笑)


Antonio Vivaldi _CD 肩掛けチェロの音色が聞けるラ・プティット・バンドの「四季」
(2006年11月録音)のCDは、HMVにて取り扱いあり。
ママンは、早速取寄せ注文しておりました。











Amazonで取り扱ってるのはこちら。

ヴィヴァルディ:四季
ヴィヴァルディ:四季クイケン(シギスヴァルト) クイケン(シギスヴァルト) ビバルディ

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現代の楽器による『四季』の私の愛聴盤(=ママンのイチオシ盤)
6回録音しているイ・ムジチによる3度目の録音。第一バイオリンはミケルッチ。

ヴィヴァルディ:協奏曲集 四季 / 調和の幻想 第6・8・10番
ヴィヴァルディ:協奏曲集 四季  / 調和の幻想 第6・8・10番ミケルッチ(ロベルト) ヴィヴァルディ イ・ムジチ合奏団

おすすめ平均
stars四季のベスト盤
starsイイ!
starsヴィヴァルディへの入門としては現在のベスト
starsヴィヴァルディへの入門としては現在のベスト
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その他、ラ・プティット・バンド、レオンハルトのバッハいろいろ。

バッハ:ヴァイオリン協奏曲集
バッハ:ヴァイオリン協奏曲集クイケン(シギスヴァルト) バッハ ラ・プティット・バンド

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starいい意味でスタンダートな演奏
starこれは合格
star柔らかな音の響きに包まれたい時に最高の1枚

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バッハ:管弦楽組曲(全曲)
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おすすめ平均 star
starレオンハルトの影
star名門古楽演奏家の「管弦楽組曲」

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バッハ:ブランデンブルク協奏曲全集(全曲)
バッハ:ブランデンブルク協奏曲全集(全曲)クイケン(シギスヴァルト) バッハ ラ・プティット・バンド

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バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全曲)&ヴァイオリン協奏曲集
バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全曲)&ヴァイオリン協奏曲集クイケン(シギスヴァルト) バッハ ラ・プティット・バンド

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バッハ/ブランデンブルク協奏曲<全曲>
バッハ/ブランデンブルク協奏曲<全曲>ブリュッヘン(フランス) バッハ レオンハルト(グスタフ)

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おすすめ平均 star
starまお
star最高に楽しいバッハ
star中欧的ぬくもり

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アルバム「Dream”A”live」の感想 

嵐の新アルバム「Dream”A”live」が数日前に発売されましたが、ワタクシも発売日より毎日聞いております。今回のアルバムについて、相葉さんは「五臓六腑にしみわたるアルバム(※最近覚えた言葉だそうです。(笑))」と申しておりましたが、私の第一印象としては、どの曲もあまりピンとこないというか、どうもテンションが上がらずで・・・。というのも、アイドルっぽさを封印した、ちょっとアーティスト狙い?みたいな曲が多いんだけれど、その路線で勝負するには、肝心の歌唱力が・・・っていう感じの出来栄えに感じたので。(苦笑) 今回のアルバム「Dream”A”live」は、智坊ちゃんの声やソロパートの比率が他のメンバーと均等に近く感じるんですが、そのせいですかね?前アルバム「Time」の感想を書き連ねた際に「どこを切っても大野智!」「音量比率は大野:二宮:松本:櫻井:相葉 = 4 : 3 : 1.5 : 1  :0.5 か?」(※参照記事はこちら)と思ったほどでしたが、今回は、この比率をかなり均等に調整してある印象をうけました。メインボーカルである大野君の声の比率を絞る(≒強調するのをやめる)と、やはりユニゾン部分が美しくない。ゆえに総合的な歌唱力のレベルも下がるので、聞くのがツライという悲しい出来栄えのアルバムだと思ってしまったのは、辛口すぎる意見でしょうか?あと、なんとなく、作りこみが足りないというか、付け焼刃的な、寄せ集め的な楽曲が多くて、コンセプトが弱い気も・・・。サクラップも少なめだしね。そして、どうしてもテンションが上がらない理由の一つが歌詞。歌詞が心に響く曲が少なかった。やはり歌に感動するしないって歌詞なり、描かれている状況なりに共感できるかできないかじゃない?今回、耳に残っても心に残らない、情景が鮮やかにパっと浮かんでこない曲が多い気がする。その要因の一つとして英単語の乱用もあるんじゃないかと思ったり。個人的に、ここ近年の嵐シングルタイトルにも見られるような英語の乱用、なんでも英語にしちゃえ!的な風潮って、どうも好きになれないんだよね。そういうのをみるにつけ、日本人の心にスーっと真っ直ぐに入り込んで響くのは日本語なんだよっていつも思う。だからこそ、日本語を大事にして、その日本語の特性を生かしたリリックを書く櫻井さんのサクラップが私は大好きなわけで、それだけに曲の方の歌詞も、もっともっと日本語を大事にして作ってほしいと願わずにはいられない。というわけで、なんだか聞くのが妙に辛いなぁ~とテンションがかなり低かったんですが、聞き込んでいくうちに、ずいぶん耳慣れてきて、そこそこ気に入った曲も出てきました。ライブで踊っているのを見たりすれば、もっと好きになれそう。では、以下、各曲の感想。

1. theme of  Dream”A”live
ハンドネオン?ピエロが出てきそうなサーカスを思わせるような、オープニング。おとぎ話の始まりみたい。

2. Move your body
櫻井ヲタのRちゃんが関ジャニっぽい曲だと申しておりましたが、私は、最初に相葉ラジオで聞いたときに“ギリギリで生きていたい人たち”っぽい曲だなと思いました。まさに「体を動かせ!」って感じの曲で、ライブでスケステの上から煽られるヲタ(含む自分)が容易に想像できてしまいます。「むーよーぼーでぃ♪(※Move your body)」と御機嫌で歌っている私のダーリンは、意味がわかっているのかな?と少しだけ心配になります。(←バカにしすぎ?) そんなダーリンの「一度きりのチャンス!キミがいるからっ♪」が最後まで耳に残って仕方がないのは、私の耳が“あいばか耳”だからですかね?この「キミがいるからっ♪」が甘くて大好きです。あと、智坊ちゃんの「ダダダダ ダぁ~ンス!」の色っぽい「ぁ」に、「テ・アゲロ」の「ウォおお~ン」の色っぽい「ォ」や「翔くぅ~ん」の色っぽい「ぅ」と同じ響きを感じてウキウキしました。

3. Happiness
いまさら語るまでもないシングル曲。これ、案外、ライブで聞くと盛り上がるし、歌ってる彼らがニコニコ顔で可愛いんだよね。

4. 虹の彼方へ
嵐らしい可愛らしさあふれる曲。サクラップもあるし、イントロから既にポップで可愛い。メロディラインも覚えやすく耳に残りやすい。パート分けは山コンビ(大野&櫻井)vs 風チーム(相葉&二宮&松本)になっていますが、これ、5人の声の分配のバランスがいい。やっぱり、声の相性的に櫻井君は大野君と組ませるのがベターだと思う。(「Happiness」の冒頭然り) 大野君は誰と組んでも大丈夫だけれど、櫻井君の太めの声は、他の誰よりも大野君と組むのが一番落ち着く気がする。サクラップには、相葉さんの大好きな四字熟語「虎視眈々」が入っています。翔君、次は「五臓六腑」を入れてやってください。そして、どんどん相葉さんに四字熟語を教えてあげてください。それにしても「負けたっていいさ~♪何回だって~♪」の相葉さんの声が、甘くてカワイイ~。

5. Do my best
アップテンポなノリノリ系の曲です。サクラップなし。ライブで盛り上がりそうな感じかな。あいばか萌えポイントが少なめなので印象が薄い。「胸に刻んでぇ~♪」のワンフレーズだけなんだもん。(苦笑)智坊ちゃんのソロパートが多く、ユニゾン部分でも声が目立ってます。

6. シリウス
センチメンタル系のスローバラード。個人的には、嵐が歌うこの手の「愛してる」系のバラード曲は、あまり好きではない。首筋がムズがゆくなるんだよね。こういう曲ってユニゾンで歌うものじゃないと思う。そのユニゾンが下手だと、なおのこと。調子っぱずれなユニゾンで「愛してる~♪」と言われてウットリできるほど乙女耳じゃないんだよね。と毒づいてみましたが、要するに、一人一人の歌唱レベルをもっと上げてほしいという期待を込めての愛の鞭。といっても、頑張っていた人もいたわけで、とりわけ今回、松本さんがソロパートで非常に健闘しておりました。いつもの鼻声(←個人的に超苦手)を封印し、非常に柔らかい綺麗な歌声で歌っていたことに感心しました。ボイトレ頑張った?今後も、この鼻声封印路線で歌い続けていただきたい!二宮さんの声は、こういう曲調に合うよね。安定しておられます。全くもって不満なし。大野さんは今更語るまでもなく美声でレコーディング物に関しては安心して聞けますので、これも不満なし。問題は残りの二名。お一人様は、まるでジャイアン・・・。(涙) もう一名も、この歌の雰囲気をぶちこわしてる気がしてなりません。精進してくださいませ、2名様。(苦笑) それにしても、こういう曲調が大得意の二宮ソロと、嵐一歌が上手い大野ソロの間に挟まれた私のダーリンは、分が悪すぎる。下手さが強調されて、本当に気の毒っちゃ気の毒なんだけれど(個人的には相葉ソロはトップに持ってくるのが理想。)、やっぱり、みんなに迷惑かけちゃダメ!さあ、日々精進!やればできる子!

7. Flashback
非常に櫻井的なイメージの曲。過去の櫻井ソロを連想させるようなミディアムテンポの曲で、なんとなく雨の日に似合いそうな雰囲気。JAZZっぽいアレンジ。櫻井的と表現したとおり、櫻井さんの声が一番この曲に似合ってる感じがしました。そのぶん前半の二宮さんが、どうしたの?ってぐらい地声炸裂。後半は持ち直していましたが(っていうか後半の二宮さんはハモりに回ってただけかも・・・。)、前半の二宮さんの声はイタダケナイ!基本的に、櫻井的な曲って二宮さんは不得手だし、二宮的な曲は櫻井さんは不得手だよね。それがリアルによくわかる曲。

8. Dive into the future 
これもライブ向きのアップテンポなノリのいい曲。サクラップなし。コメントしづらい。

9. 声  
別れた恋人を思う切ない傷心ソング。スマップの「夜空ノムコウ」を連想させるようなテイストの曲で、個人的には、今回のアルバム曲の中で各自のソロ曲を除いた中(要するにDISC1)では一番好き。 だって、まさか、まさかの、相葉ソロパートが誰よりも長い!これは「Time」で相葉様にあまりにもあまりな仕打ちをした償いですか?(※参照記事はこちら)しかも冒頭が相葉ソロから始まる&相葉ソロパートが誰よりも長い!ってのがイイ!歌声もさることながら、私のツボは、あの独特のブレス!相葉君って、誰かさんに「馬鹿みたいな肺活量」と揶揄されるだけあって、毎度毎度すごくブレスの音が大きくてしっかりとマイクに拾われて入ってくるのね。この独特のブレスを、私はヘッドホンで拾って聞くのが大好きなんだけれど、この冒頭の相葉ソロパートは、本当にそういう意味でのツボ万歳。ソロパートの順番は、2番の松本→二宮→櫻井→相葉→大野よりも、1番の相葉→松本→二宮→櫻井→大野のほうがバランスがいいと思う。やはり相葉君の声は特徴がありすぎて、間に挟むと浮くので、トップバッター向き。翔君の後は必ず智坊ちゃんで締める、そして智坊ちゃんは大トリという、この1番の順番がベストだと思います。冒頭の相葉ソロは言わずもがな、「君には君の空があり♪僕に見えたのは僕の空♪」と歌う智坊ちゃんのソロパートが、歌詞もメロディも声も超お気に入り。せつなくてホロリとさせられるね。ユニゾン部分の5人の声のバランスもいい感じ。

10. My Answer  
相葉さん曰く、「懐かしくも新しい」とのこと。これ、北京オリンピックを意識しておられますか?テーマ曲か何かに使えそうな雰囲気です。さすが、五輪キャスターを有するグループ。おかげで、夏コンが、こんな梅雨時期になっちまったけどさ。ぶつくさ、ぶつくさ。セリフ棒読み風の部分の相葉さん、二宮さん、松本さんの必死っぷりが可愛い。(笑)

11. Life goes on  
イントロやアレンジがビートルズっぽいなーと思いました。メロディラインは奥田民夫っぽい。曲自体は嫌いではありませんが、ユニゾン部分の聞き苦しさがアルバム随一。(苦笑) パート分けは「虹の彼方へ」同様に山コンビ(大野&櫻井)vs風チーム(相葉&二宮&松本)になっているのですが、この曲では風チームの混声が超悲惨。3人の声が空中分解していて、本当に悲惨。末っ子ズ(二宮&松本)が高音で声を張り上げすぎてケンカしているような状態のところに無理やり声を張り上げて割り込んでいく相葉声といった感じで、もう調和もクソもない現象が起こっています。相葉さん曰く「相当!!!むずかしかった」「カラオケで1曲と言われたらまず避ける曲」らしいですけど、まさにそんな感じの悲惨なユニゾン。(笑) お兄ちゃんズ(大野&櫻井)の健闘もむなしく、ユニゾン部分の聞き苦しさがアルバム随一。(苦笑)

12. Step and Go  
最初の頃ほど嫌いじゃなくなりました。っていうか、すっかり耳に馴染んで、今やすっかり好きになっちゃってます。やはり踊り&サクラップの威力ですね。それにしても、目線を外して「ステッテテテッテゴー♪」と片足あげてリズムとりながら、手はペンギン状態で歌うダーリンが大好きです。そして、そんな私のダーリンを見るにつけ、「ステッテテテッテゴー♪(※step step step step and go)」って言ってる私のダーリンは意味がわかっているのだろうか?と毎回不安になります。(←バカにしすぎ?) そして、智坊ちゃんのロンリロンリロン♪やっぱり、智坊ちゃんのソロパートが多い曲ってホっとする・・・。サクラップも大好き。

13. YOUR SONG  
ラララララ~♪が、いかにもライブでみんなに歌わせよう的でイラっとくるのだけれど、気がつけばイライラが消えていく感じ。絶対、ドームでラララララ~♪を歌わされるんだろうな。しかし、ソロパートを櫻井さんから始めるのは、いかがなもんでしょうか?導入にもってくるには櫻井さんの声は太すぎるし、いろんな意味でパンチがききすぎて、後ろに繋がりにくい気がする。やっぱり櫻井ソロパートは、みんなの間に紛れつつ、直後に智坊ちゃんでキュっと締めてもらうのがベターかと・・・・。途中の松本&相葉の泣き虫さんコンビの混声部分が妙に可愛い。


【ボーナストラック】(通常盤のみ収録)
14. Once Again 
ギターで始まるイントロが、妙にアイルランドっぽい。(笑)なんでだろう、曲調もアイルランドっぽく感じる。我ながら、アイルランドっぽさって何?って感じなんだけれど、とにかく頭に浮かんだのが何故かアイルランドのケルト的な空気。ちょい暗め。これね、ユニゾン部分でも、ものすごく相葉さんのブレスが聞こえます。うふっ。そして「えっぶりなぁ~い♪(※every night)」と御機嫌で歌っている私のダーリンは、意味がわかってるのかなぁ?と・・・。(←最後の最後までバカにしすぎ?)


【初回限定盤 Disc2】
1. Hello Goodbye (Vocal:相葉雅紀)
ソロ曲のタイトルだけ発表され、誰がどの曲を歌うのかがまだ発表されていなかったときから、絶対にこの曲は相葉君だろうと思っておりましたが(たぶん世の嵐ヲタの99%がそう思ったはず)、案の定、これが相葉君のソロ曲でした。そして曲調も誰もが想像する「いつかのSummer」「Friendship」と同じような、ほのぼのと温かくて、キュートで、可愛いくて、明るいという、相葉君の一般的なイメージどおり。いつもの相葉テイスト。それはそれで、とても好みなんです。大好きなんです。でも、ちょっとマンネリ化している感も否めない。たまには冒険してほしい気もするけれど、まぁ「涙の流れ星」が違う路線だったし、それより何より、やはり私はクールでカッコイイ相葉君よりも、笑顔でニコニコと歌って踊っている相葉君を見たいという気持ちのほうが強いので、これでいい。いや、これがいい。それにしても、相変わらずのへなちょこボーカルっぷりがたまらない。この甘めの高音ハスキーボイスに、メロメロになってしまうのが、あいばかの性。この曲を歌う相葉君の声も例に漏れず大好きです。そして、この優しい声で「僕はいつもここにいるよ」とか「会いに行くよ!会いに行くからっ!」って言われると嬉しすぎて、大好きすぎて泣けるんです。(←あいばか)

2. Gimmick Game (Vocal:二宮和也) 
タイトルだけ発表されたときは、Gimmickを「仕掛け」とか「からくり」と訳して、これは松潤かなと予想していました。「駆引き」みたいなイメージでなんとなく。でも「いんちきゲーム」と訳すと、妙にこの人にしっくりくる。(笑)蓋を開けてみれば、案の定ゲーム日記の著者様のソロ曲でございました。でも「いんちき」ではなく、「仕掛け」「からくり」「駆引き」的な曲で、かなりに二宮さんとしては冒険なさったのではないでしょうか?曲調や詞は、やはり松潤に似合いそうな雰囲気。メロディラインは嫌いではないです。むしろ聞けば聞くほど脳裏にこびりつくような旋律。カッコイイ。作詞も作曲も二宮さんですが、相変わらず女目線の歌詞です。常に女目線なところは、彼特有のこだわりなのかな?ちょっと背伸びした少年の妄想みたいにも思えるけれど、これが等身大の二宮さんなのかもね。見かけによらず、心は意外とオトナなのかも。それにしても、女心をよく御存知で、末恐ろしい子悪魔です。「汚い指」云々の歌詞に、思わず「石鹸どうぞ」と差し出したくなるね。(笑)

3. Take me faraway (Vocal:大野 智)
最高にツボ!アルバム全曲含めた中で、一番好き!タイトルだけ発表されたときは、「Take me faraway:私を遠くへ連れて行って」だなんて、遠くへ連れて行って欲しそうな人って一体一体誰だ?二宮さん?と予想していたら、なんと智坊ちゃんだったとは!?(驚) 基本的に智坊ちゃんのソロ曲って、いつもライブで踊ることを前提にして選曲されているからアップテンポだったりするけれど、今回はバラード路線。本気でガツガツ踊る大野君の素晴しさも捨てがたいけれど、あの美声をバラードで聞きたいと思う気持ちもあったので、今回、バラード路線なことは嬉しい。本当に、透明で綺麗な歌声に癒される。メロディも声も、あまりに美しすぎて、聞き出したら永遠のリピートから戻れない。究極のヒーリング・ソングかも。本気で大野君のソロアルバム出してくれないかなーと願ってしまう。この歌の上手さが一般に浸透しきっていないのが歯がゆくてたまらないんですけど・・・。この曲を聞いていると、本当に遠くへ連れて行かれそうな気分になります。危ない、危ない。ライブで見る(&聞く)のが怖いです。惚れてしまいそうだもん。確実に智愛、3割増しになっちゃうよね。そして嵐の歌は、大野君の声で支えられていることを痛感させられます。あ、あとこの曲、大野君のブレスもかなり聞こえます。ブレスフェチな私としては、そこもツボ。

4. Naked  (Vocal:松本 潤)
Nakedというタイトルを聞いたときに、「裸の」という意味よりも、「剥き出しの ,ありのままの, 飾らない」という意味のイメージのほうが強く思い浮かんだこともあり、希望的推測を込めて、大野君のソロかな?と予想していたのだけれど、ベタに松本さんだったわ。ものすごくベタで肩透かし。まあ、Hello Goodbyeな相葉(←負けず劣らずものすごくベタ)ヲタに言われたくないだろうけど。(苦笑) 曲調は、ミディアムテンポで、けだるい雰囲気?ムーディーと呼ぶべきかな。ステージでどう演出されて登場するのか、なーんとなく想像がつくような・・・。衣装すらも想像できちゃったり・・・。セクシー押しなことは間違いない!曲中の松本さんのファルセット、これで松本ヲタさんは悶絶状態なんだろうねぇ。ニヤリ。

5. Hip Pop Boogie (Vocal:櫻井 翔)
Hello Goodbyeが相葉さんのソロ曲だと断言したのと同じぐらいに、ほとんどの人がタイトルを見た段階で櫻井ソロだと確信していたと思われるこの曲。むしろこれが二宮ソロだったりしたら天地がひっくりかえるほど驚いたな。櫻井さんにして初の全編ラップ詞。もちろんラップは櫻井さんによるもの。今の、そしてこれからの嵐への思いがいっぱい詰まった曲です。「Cool&Soul」ほどアグレッシブではないけれど、根底にあるものは同じで、一歩一歩上を目指すよ!周りは気にせず進むよ!という意気込みが感じられる曲。「こんなとこに来てたなんて、こんな景色までみれちゃうなんて」だなんて言われたら、ドームが嫌だなんて言えなくなっちゃうんだよね。あまりお歌がお上手ではない櫻井さん。やはりラップを歌っているときが、一番声が輝く気がします。そして、やっぱりサクラップ。このリリックに込められた櫻井さんの気持ちやメッセージは、熱くて温かくて優しい。スミマセン、泣いてもイイデスカ? 


というわけで、アルバム全部を通して一番好きな曲は大野ソロ。次が「声」。無条件に泣けるのが相葉ソロ、櫻井ソロ。という感じです。

Dream”A”live(初回限定盤)Dream”A”live(初回限定盤)
嵐 相葉雅紀 二宮和也


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Dream”A”liveDream”A”live
嵐 笹本安詞 多田慎也


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ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」

10月にパソコンの音楽データーがすべてぶっ飛んでPCを初期化するハメになり(※参照日記こちら)、その際、もともとi-tuneにインストールしていたCDを再インストールするのが面倒で、結局必要最低限の曲だけインストールして(結局、嵐ぐらいしか入ってないという・・・)そればかり聞いていたのだけれど、さすがに飽きてきて、クラッシック、とりわけ交響曲を大音量で聴きたくなり、重い腰を上げてCDを再インストールすることに。さて何を入れようかと交響曲を並べているCDラックをザっと見渡すと、ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」とバチっと目があった。素人向け、初心者向け、超ミーハー向けと揶揄されようとも、私は「新世界」が大好きなのだ。だって、これほどテンションの上がる曲もないでしょう?というわけでドヴォルザークの9番をウキウキとi-podへインストール。

ドヴォルザークの9番と言えば、ベートーベンの交響曲5番「運命」、シューベルトの交響曲8番「未完成」と並んで、3大交響曲と呼ばれるほどに有名でポピュラーな曲。第4楽章のサビの部分は、コマーシャルだけでなく、「めちゃイケ」などのバラエティ番組でもBGMとして頻繁に使われているし、第2楽章は日本語の歌詞がつけられて唱歌「家路」として親しまれ、学校やデパートなどの終業時刻を知らせるメロディーとしても多く利用されているので、誰しも一度は耳にしたことがあるであろう超有名&ポピュラーな曲。交響曲だから室内のBGMにするには迫力がありすぎるけれど、気分転換にテンションを上げたいときにヘッドホンで聞くには最高で、聞き終わったらアドレナリン大放出。ストレスも一緒にぶっ飛んで、とてもポジティブな気分になれます。気持ちのベクトルが下降気味の方には、ぜひオススメしたいアゲアゲな曲。この曲は、チェコ人のドヴォルザークが、アメリカ大陸(新世界)に渡って仕事を始めるという人生の転機に作られたもの。ドヴォルザークが見て感じた「新世界」(=アメリカ)から祖国ボヘミアへ思いを馳せつつ、新世界で頑張るぞ!という意気込みを伝えるような曲。「新世界で頑張るぞ!」ってなぐらいだから、ラストがとてもポジティブに終わるので、前向きになりたいときにはピッタリなのだ。

有名で人気のある曲なだけに名盤も多い曲。我が家にはカラヤン指揮×ベルリン・フィル、ケルテス指揮×ウィーン・フィル、クーベリック指揮×ベルリン・フィル、マゼール指揮×ウィーン・フィルと4種類ありまして、これまた、いつもどれを聞こうか迷うのですが、ここ最近の私のお気に入りはケルテス指揮のもの。

このケルテスのCDは税込み1000円という格安価格にて売られているのだけれど、一度聞けば、これが1000円で聞けることが、どれほど幸運なのかを実感することでしょう。クラッシックのCDを買ってみたいけれど、どのCDを買っていいのかわからない人、まあ騙されたと思ってこれを買ってみなさいって!絶対どこかで耳にしたことのあるフレーズが山盛りの耳なじみの良い超初心者向けの交響曲で、しかもポジティブな気分になれるという、そんな曲の名演奏がたったの1000円なのだから。ケルテスは40代の若さで水難事故でこの世を去った指揮者なのですが、そんな彼の31歳のときの演奏がこれ。このケルテスの「新世界」は、とにかく躍動感が凄い。音にキレがあって、若々しくて瑞々しいエネルギッシュな迫力満点の演奏です。新世界へのワクワクするような胸の高鳴りがそのまま音になったような感じ。「新世界」は迫力満点で演奏してほしい私のツボにドンピシャ!高音の美しさもさることながら、重低音の迫力が素晴しくてクセになります。

ドヴォルザーク:交響曲第9番ドヴォルザーク:交響曲第9番
ケルテス(イシュトヴァーン) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ロンドン交響楽団


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間接的に私の耳に染み付いているのはこちらのカラヤン&ベルリン・フィルの演奏。幼少期、幼稚園や小学校から帰ってくると、夫と子供を会社と学校へ送り出し、羽を伸ばして一人の世界を満喫中のママンが大音量でこれを聞いていたものです。そして「お母さん、レコードの音うるさいよー。」と何度ボリュームを下げるようにと懇願しにいったことか・・・。(苦笑) その度に「これはね、この音量で聞かないと迫力が台無しになるの!」と我慢させられた苦い思い出。今になってやっとその時の母の気持ちがわかるようになりました。(笑) カラヤンの演奏は、クールでダンディなのですが、新世界への胸躍る雰囲気というよりは、どちらかというと、新世界への戸惑いが見え隠れするような、そして最後にやっと悟りを開いてポジティブになれた男性を思わせる演奏です。カラヤンの金管が鳴り響いています。私はあまり高らかと大音量で鳴り響く金管が好みではないのですが、この曲に関しては、鳴り響く金管も平気。

ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
カラヤン(ヘルベルト・フォン) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ドヴォルザーク


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カラヤンは「新世界」を4~5回録音しているらしく、ウィーン・フィルとのCDもあるようです。

ドヴォルザーク:交響曲第8番&第9番「新世界」ドヴォルザーク:交響曲第8番&第9番「新世界」
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 カラヤン(ヘルベルト・フォン)


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ドヴォルザークと同郷であるクーベリックのCDは、これまた名盤と名高い演奏。やはり指揮者の背景にある人生は演奏に大きく影響を与えるので、この演奏を聴くにあたり、クーベリックの人生(チェコから亡命)を投影せずに聞くことはできないからでしょうか、聞いていて勝手ににセンチメンタルな気分になって感動が増しています。こういう聞き方を指揮者本人は望んでないのかもしれないけれど、とくに第二楽章なんて、グググっと心に来るんだよね。私の場合、テンションを上げ上げにしたいときは、ケルテスなんだけれど、静かに聴きたいときはクーベリック。言葉でうまく表現できないんだけれど、ここに上げている中では、一番聞いていて疲れない。だから、リピート率が一番高いのはこのディスク。金管が案外控え目で、オケの音色は、ベルリン・フィルらしく音が渦巻く感じでとても好み。こういうダイナミックな交響曲をベルリン・フィルの音で聞くの大好きです。

ドヴォルザーク:交響曲第8番、第9番「新世界より」ドヴォルザーク:交響曲第8番、第9番「新世界より」
クーベリック(ラファエル) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ドヴォルザーク


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マゼールのCDは、ジャケットのマゼールさんのお写真がステキすぎて思わずレジに持っていってしまった、いわゆるジャケ買いCDだったんだけれど、上記の3種のCDを聞いてしまうと、やはり演奏が淡白すぎて物足りなかった残念な一枚。でもジャケットのお写真は超好み。(笑)

ドヴォルザーク:交響曲第8番ドヴォルザーク:交響曲第8番
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 マゼール(ロリン) ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 マゼール(ロリン)


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我が家にあるCDは、マゼール以外は全部欧州人指揮者によるもの。なのでドヴォルザークにとっての「新世界」の人間、要するにアメリカ人指揮者の振る「新世界」というものに興味があります。マゼールさんはアメリカ人だけれど演奏の印象が薄かったので、今は、ものすごくバーンスタインの「新世界」を聞いてみたい。嵐のCD(同じシングル)を3種類買うお金があるのなら、さっさとバーンスタインのCDを買えって感じだよね。(苦笑)

ドヴォルザーク:交響曲第9番ドヴォルザーク:交響曲第9番
バーンスタイン(レナード) ドヴォルザーク ニューヨーク・フィルハーモニック


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聞き初め

お友達に誘われて、いずみホールで開催されていた下記のコンサートに行ってきました。

ニューイヤーコンサート2008
ウィーン交響楽団 ヨハン・シュトラウスアンサンブル

2008年1月13日14:00~ いずみホール

【出演者】
アントン・ソロコフ(指揮・vn)
エレオノーレ・マルゲール(S)
ウィーン交響楽団ヨハン・シュトラウスアンサンブル

【演奏曲目】
ヨハン・シュトラウスⅡ オペレッタ「ヴェネツィアの一夜」序曲
ヨハン・シュトラウスⅡ シャンペン・ポルカ op.211
ルドルフ・ジーツィンスキー ウィーン、わが夢の町
ヨゼフ・ランナー  ワルツ「シェーンブルンの人々」op.200
ヨハン・シュトラウスⅡ アンネン・ポルカ op.117
フランツ・レハール 喜歌劇「メリー・ウィドウ」より“ヴィリアのうた”
ヨハン・シュトラウスⅡ ワルツ「芸術家の生涯」op.316

ヨハン・シュトラウスⅡ オペレッタ「こうもり」より“チクタク・ポルカ”
ヨハン・シュトラウスⅡ ワルツ「愛の歌」op,112
フランツ・レハール   オペレッタ「メリー・ウィドウ」より “唇は語らずとも”
エドゥアルト・シュトラウス ポルカ「ヘクトグラフ」op.186
ヴィットリオ・モンティ  チャールダーシュ
ヨハン・シュトラウスⅡ オペレッタ「ウィーン気質」よりに重唱(ソプラノ版)
ヨハン・シュトラウスⅡ 「美しく青きドナウ」op.314

【アンコール】
ヨハン・シュトラウスⅡ ポルカ「クラプフェンの森で」
フランツ・レハール   オペレッタ「微笑みの国」より“君はわが心のすべて”
ヨハン・シュトラウスⅠ ラデツキー行進曲


思わず顔がほころぶような軽快で楽しいお正月らしいプログラムをウィーン交響楽団の第一コンサートマスターのアントン・ソロコフ氏を中心に優雅な音色で演奏してくださります。ところどころ、小道具が飛び出して、クスクスと笑いを誘ってくれて、本当に楽しい。最後の締めは、ニューイヤーの定番、ラデツキー行進曲。一緒に手拍子して楽しんできました。あー、楽しかった♪誘ってくれてありがとう♪

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ピアノの音色とジョリオ(?)に酔いしれた夜

今日は、大学時代にピアノを専攻していたというKちゃんに誘われて、クラッシック好きなKさんと3人で大阪市内の某ホールへピアノのコンサートを聞きに行ってきた。本日聞いてきたのは、この曲。

【曲目】
ベートーヴェン:ピアノソナタ第21番ハ長調「ワルトシュタイン」op.53
ドビュッシー:前奏曲集第1巻より“アナカプリの丘”“亜麻色の髪の乙女”“ミンストレル”
ショパン:24の前奏曲op.28


071201_210155.jpgアンコールは、スクリャービン(曲名失念)と、ドビュッシーの「花火」。ピアニストにもやはり、得意な曲、苦手な曲、得意な作曲家、苦手な作曲家ってのがあるもんなんだなーと今日これらの曲を聞きながら改めて感じたりしちゃいました。というのは、今日の演奏会でいうなら、絶対にこのピアニストさんはベートーベン「ワルトシュタイン」は、あまりお得意ではないのだろうなという雰囲気だったので。そのかわり、その後のドビュッシー、ショパンは水を得た魚のような演奏で、そのギャップが非常によくわかる演奏でした。そしてあらためて、ピアニストの指の動きに感動したり。ちょうど鍵盤が見える位置の座席だったので、手が動くのをひたすら眺めていたのですが、ド素人の私から見れば、よく、あれだけ動くなーと関心するばかり。それにしても、ピアノの音色っていいね。癒される。Kちゃん、誘ってくれてありがとう。
コンサートの後は、大阪の夜景の見える場所にて、ワインを飲みながらお喋り。今日選んだワインは、イタリアの「ヨーリオなんたら」っていうミディアムボディの赤ワインだったのですが、運ばれてきたボトルに貼られているラベルのスペルをみると「Jorio」。これでイタリア語では「ヨーリオ」と読むの?どうみても「ジョリオ」だよねー。「じょりお」「ジョリ男」と、勝手に「ジョリ」つながりで盛り上がったので、記念にラベルを撮影してきました。ワインは、とてもフルーティーで酸味があって、ほどよい軽さで飲みやすかったです。このラベルは、たぶん忘れることはないだろう。いつか、どこかで見つけたら、また飲んでみようっと。

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ピエトロ・チマーラの「郷愁(ノスタルジア)」

先日の相葉舞台「忘れられない人」で、相葉君演じるアダムが劇中で「生きていくことが辛くなったときに聞く大好きな曲」として紹介するイタリア歌曲のレコードがありました。これ、誰の曲なんだろう?と気になっていたら、その道に詳しい博識なMさんにいろいろと教えていただきましたので、自分が調べたこととあわせて忘備録として残しておこうと思います。(Mさん、本当にありがとう!)舞台で使われていた曲は、

5つの抒情詩 第1集「2.郷愁(ノスタルジア)」
Cinque liriche 1a serie "2.Nostalgia"
作曲者:チマーラ Cimara
作詞者:H.ハイネ H.Heine



ピエトロ・チマーラ (Pietro Cimara 1887 ~ 1967)という人は、ローマ生まれのイタリア人指揮者で、ローマのサンタ・チェチーリア音楽院でレスピーギに作曲を学んだ後、1927年から1958年までニューヨークのメトロポリタン歌劇場の指揮者を務めておられた方。この舞台で使われていた「郷愁 (Nostalgia)」という曲は、彼の5つの抒情詩 第1集「熱愛」「郷愁(ノスタルジア)」「輝く星星」「マッティナータ(朝の歌)」「セレナータ(夕べの歌)」の中の2番目の曲で、ドイツの詩人ハイネ(Heine)の詩をイタリア語に翻訳して曲をつけたものだそうです。チマーラの近代歌曲集のなかでもハイネの詩を使っているのはこの“郷愁”のみなんですって。詩なんてものは、原文で読んでこそ美しさを感じられるものだと思っていたのですが、これ、ハイネの詩の世界観を損なうことなくイタリア語に翻訳されていると評判の高い訳詩だそうで、素人耳にも言葉の音の美しさを損なっていないところがスゴイなと感じさせられます。歌詞の意味については、声楽やイタリア語関係の個人サイトで翻訳を載せておられる方がいらっしゃるのですが、さすがに直リンクは失礼なので、あえて紹介しません。興味のある方は検索すればすぐ出てくると思います。

ただ、この曲、声楽をやっている方の間では、かなり有名な近代歌曲作品だそうで、コンクールなどの課題曲にもよく使われるメジャーな曲らしいのですが、あまり音源が存在しないみたい。今回相葉舞台で使用されていた音源は、川本愛子さんというソプラノ歌手が1993年に日本ビクターより出した世界初「チマーラ歌曲集」というCDだそうですが(※Mさんが主催者側に確認してくださったので、間違いありません) このCDが現在入手困難状態。他の歌手の方の歌うCDは比較的手に入りやすいのですが、Mさんいわく「声が全然違う・・・」とのこと。まあ、そりゃ当然といえば当然ですね。歌ってる人が違うんだもの。ちなみに、このアダムが大事にしているレコードは、オリジナル版のシナリオでは、ビゼーの「耳に残るは君の歌声」となっているそうで、映画版ではロジャー・ウィリアムスの「ネーチャー・ボーイ」に変えてあったそうです。今回、映画でもオリジナル版のシナリオでも使われていなかったこのチマーラの曲を選んだ素晴らしきセンスの持ち主は、一体誰なんだろう。演出家?脚本家?そのセンスに感動。

ちなみに“郷愁”のあと流れているのは、同じくチマーラの

雪が降る間
Mentre cade la neve
作曲者:チマーラ Cimara
作詞者:U.S.ベルニ U.S.Berni


という曲。相葉舞台で、こういうことを学べるとは、意外なサプライズでした。

スコアは、amazonでも取り扱いあり。

チマーラ歌曲選集チマーラ歌曲選集


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ソプラノの大御所、松本美和子さんの歌う「郷愁」は、こちらのCDに収録されています。

近代イタリア歌曲集II
松本美和子 スカレーラ(ヴィンチェンツォ) チマーラ
近代イタリア歌曲集II
曲名リスト
1. 牧人たち(ピッツエッティ)
2. 祈願~ペトラルカの3つのソネット(ピッツエッティ)
3. 1.世ははかなく,時は止まることなし(ピッツエッティ)
4. 2.やさしくさえずる夜鳴うぐいす(ピッツエッティ)
5. 3.わが思い,高みにわれを運びゆく(ピッツエッティ)
6. 天は暗く(ピッツエッティ)
7. 郷愁(チマーラ)
8. 輝く星星(チマーラ)
9. トロール船(漁船)(チマーラ)
10. 冗談(チマーラ)
11. ストルネッロ(チマーラ)
12. 雪の夜(ペルシコ)
13. 天使とともに(ペルシコ)
14. 最後の歌(ペルシコ)
15. 苦しい夜(ペルシコ)
16. 不在(ペルシコ)
17. 月のように夜出かける(ヴォルフ=フェラーリ)
18. 美しい貴方,私はどうすればいいの(ヴォルフ=フェラーリ)
19. 今日私の最愛の人が結婚する!(ヴォルフ=フェラーリ)
20. 祈り~夜 ベッドにつく時(ヴォルフ=フェラーリ)
21. 道行く若者よ(ヴォルフ=フェラーリ)
22. あなたが愛させられますように(レオンカヴァッロ)
23. 想い(レオンカヴァッロ)
24. フランスのセレナーデ(レオンカヴァッロ)
25. 四月(レオンカヴァッロ)

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